『To LOVEる-とらぶる-』3巻ざっくり解説(臨海学校(完結)-突撃!秘密の花園編-)

前回↓の続きです。臨海学校編もこれで最終回になります。


春菜とリトの関係

①春菜はララが自分には持っていない明るく正直な所に嫉妬している模様
②リトは、モブ男子の提案により女子の部屋(モブ男子はララ目的ですが)
に潜入することになりますが、道中、指導の先生に見つかってしまい、
逃げることになります。その時、偶然女子の部屋に転がり込むことに成功
します。その後、春菜と二人きりの時間を過ごすことになるのですが…。
③リトが春菜に対して謝ってるのを見て、

フフ… 何か結城くんっていつも謝ってばっかり

(3巻40ページ1コマ目より 春菜の発言から引用)

と、今までの積み重ねが出て来た発言をします。
リトは、基本的に怒られるようなことを(意図せず)して謝ってばっかり
なので、そういえばそうなのですが、そういったことを言える仲になったん
だなぁと思います。さらに、

誤解…されるかなあ 私たち二人でいたらさ…

(3巻42ページ2コマ目、3コマ目より、 春菜の発言より引用)

とまで言ってしまうのです。まあ、その後、「だって ホラ結城くんはララ
さんに逢いに来たのに…」(3巻42ページ3コマ目)と自分じゃないことを
自分自身で言ってしまうのですが、その後、リトは告白しようとします。
しかし、ララと里紗、未央が帰ってくるので、春菜はとっさに、自分の
布団の中にリトを隠すのです。(普通、好きでもない男子にそこまで
身を委ねたりはしないと思うんですが、、、。)

そういえば、籾岡里紗と沢田未央についての紹介がちゃんとしてなかった
かなと思いますが、里紗はよく春菜とか女子の胸をもんだりしてくるギャル
で、未央はメガネっ子のツインテールの子で、春菜とは高校から仲良く
なった感じですかね。リサミオのコンビでよく登場します。リサミオの2人
の交友関係の発端は分かりません。(私が<無印><ダークネス>を読んだ
中では言及してなかったはず、、、。もし、忘れていたらごめんなさい。)

ララとリトとの関係

①ララは、リサミオと自動販売機でジュースを買いに行ってたんですが、
男子が自分たちの部屋に入り込まれたときに、リトだったら全然良い
みたいな発言をしているので、相変わらずリトLOVEです。
②リトは、春菜の太ももの下で隠れているのですが、春菜の好きな人は
誰?みたいなリサミオの発言から好きな人話に発展します。春菜も結城
のことが好きじゃないかとカマをかけられるんですが、リサミオ自身、
結城のどこがいいの?って感じになって、陰口(?)みたいな感じに
なります。リトは、好き勝手言いやがって…と口をくわえて聞くだけしか
無いのですが、春菜がそれを否定しようとします。その時…。
③ララは、以下の発言をします。

そんな事ないよ!
リトはね宇宙で一番頼りになる人だよ

私はそう信じてる
私にはリト以上の人なんて 考えられない………

(3巻60ページ5コマ目~62ページ1コマ目まで ララの発言より引用)

ララがいかにリトのことを好きであるかがよ~~~~~く分かる名言だと
思います。その言葉を聴いて、リトの気持ちが揺れるほどには重要な発言
じゃないかなって思います。

ちなみに、骨川先生(っていうモブの先生キャラ)の非常ベルの誤作動に
より、リトは女子部屋からの脱出に成功するのですが、65ページの春菜が
リトと一緒にいたかった言動、表情(独占欲というと角が立ちますが)、
66ページの身の切り替えの早さには、少し心が締められる思いがあります。
近くにいたのに、圧倒的なララの存在が、自分の気持ちを押さえてしまう。
でも、ララがいなければ、リトと交友関係を結ぶことすらならなかった
というジレンマが、この頃からすでに発生していることが分かります。

 言おうか言わないか悩んだんですけど、たぶんこの解説を読んでいる人には伝わってる可能性がある話を今、この段階ではっきりしておこうかなと。
 ララ派か春菜派かって話はよく出ると思うんですけど、こうやって話を整理して行くと、やっぱり春菜派なのかなって感じではあります。(というか
もっと先の話で登場するヒロインが一番の推しになるのですが、リトとの
関係の深まり方が春菜に似てる、もしくは、さらに不器用な感じなので)

これを言うと、解説に偏りが出るじゃん!ってなると思うんですけど、
これが正直な私の思いですので。中立を保って書くつもりではありますが、
若干偏りが出る場面が多くなることをご承知ください。(これから、主要
登場人物もどんどん増えていきますし、全てをすべて書いてしまっては
読む楽しさも半減してしまうので。)

臨海学校編まとめ
ララは、リトに対して臨海学校を通じて少しだけ振り向かすことが出来た。
春菜は、リトに対して臨海学校を通じてリト自身と触れ合う場面が増えた。

以上となります。

次回からは、(すでに3巻になっていますが、)主要登場人物紹介を行い
たいと思います。男性キャラクター(?)1人、女性キャラクター1人(
もしくは3人(?))の予定です。

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