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[画期的]フィンランドの美術館・博物館巡り

海外に来たらまず訪れたいのは、その国のナショナルミュージアムであろう。そして当然、首都付近の大きなミュージアムの他にも、郊外のローカルな美術館・博物館というのもそれぞれの性格が訪れる人々を魅了する。

フィンランドには、ミュージアム好きのための画期的な仕組みがある。それがミュージアムカード(museokortti)だ。

69ユーロ(8000円強)でこのカードを手に入れれば、フィンランド国内のほぼ全ての美術館・博物館が、最初にカードを使った日から1年間入場し放題となる。かなりお得だ。

フィンランド国立博物館の調査によると、フィンランド人の約71%がこのカードを知っているという(2017年)。僕もホストマザーに教えてもらった。

僕は、ミュージアムを訪れると、鑑賞中の感想とは別に、後から考えが頭の中を巡って、新たな感想が浮かび上がるタイプなので、数日開けて快く再入場できるのは非常に嬉しい。

さっそく今日は、自転車で10分程のヤルヴェンパー美術館(Järvenpään taidemuseo)へ友人と訪れた。いわゆる街の市立美術館である。気象学者の目から見た空という面白い企画展をやっていた。何も調べずに行ったので、感想をまとめて画家や時代背景を調べたら、改めて明日もう一度訪れようと考えている。

行けば行くほど、自分も、ミュージアムも嬉しい、そんなカードを手に入れたから。


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