沖縄旅行記(10/31~11/5)＜前半＞

2019年11月6日 15:58

■人生3度目の沖縄

幼稚園時代の宮古島旅行、高2の修学旅行、そして人生3回目の沖縄！当時の記憶はうっすらとしか残っていなかったため、今回の旅は「見るもの」「知るもの」何もかもが新しい発見だった。そんな今回行くきっかけとなったのは、自分が所属している”POOLO”というプログラムで、たまたま沖縄から参加している仲間が「11/3にお祭りがあるからおいで」と声をかけてくれたのがキッカケだった。それまでは、沖縄と聞いただけで遠くの存在のようだったが、身近に沖縄の友達がいて、実際に沖縄に足を運んだことで、自分のなかでの沖縄に対するイメージがだいぶん変わった。

■1日目

朝起きたら「首里城が延焼している」というニュース速報。まさにこれから沖縄に行くぞというタイミングだった。首里城は修学旅行の時にも見たことがあったし、今回も行こうと思っていただけに本当にショックだった。朝もテレビのニュースにくぎ付けで、動揺が止まらなかった。飛行機に乗って沖縄に向かう途中も、着いてから沖縄の友達にどう声をかけようかとか、この話に触れていいのか、正直どうしていいか分からなかった。

空港到着後は現地の友達の案内で、沖縄そばのおいしい地元の店に連れていってもらったり、まちが一望できる高台の公園に連れていってもらった。メニュー表や看板とかがうちなーぐちで書かれていて、初めは異世界にきたような感覚で、意味を聞かないと何て書かれているのか理解し難かった。それでも久しぶりの沖縄料理、沖縄そばとジューシーを食べてほんまにおいしかった。（ジューシーという食べ物の存在を初めて知った。そして、ハマった。）お店ごとに味付けが違うらしいので、いろんな店を食べ比べしたいと思った！だから2日目以降は、毎日沖縄そばを食べた！

■2日目

朝起きてからのお散歩で、全長1.6㎞の国際通りを散歩したり、アーケード街の探索をした。お店が空くのはだいたい9時半ごろなのに、もうすでに修学旅行生が散策し始めていた。国際通りと言えば観光客が集まるところというイメージがあったため、どうして人が来ているのに店が開いていないのだろうと疑問に感じた。▶実際もともとこの辺りは地元の人が集う場所で、そこに観光客が集まり始めて今では観光地化してしまったそうだ。国際通り沿いの店は、明らかに観光客向けのショップばかり並んでいるが一歩路地を入ると、住民の生活や商売の場であった。だからこそもともと生活していた人としては、そこまでゴリゴリの観光ビジネスをするのではなく、ほんとに生活に合わせている感じだった。（全部が全部ではないが…）心の中では、もうちょっと工夫すれば客がたくさん来るのにな～とか思いながら、でもそもそも商売をしている人が、生活を変えてまで収益を上げようとしたいのかなどと考えると、将来この場所はどうあり続けるのがいいのだろうととても頭を悩ませた。

午前中は世界遺産の「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつである勝連城跡に行ってきた。お城につながる道や城壁がものすごくきれいに整備されていて当時の技術が表れていた。頂上には御嶽（うたき）と呼ばれるところがるということを初めて知った！

午後はうるま市にできた「うるマルシェ」という場所に行ってきた。地産の取れたての鮮魚や作物がずらりと並べられていて、地域の特産物を知ったり、地産の物を買うのにとてもいいところだった。天井から吊るされていた大きな”ふ”や沖縄そばのパンなどは衝撃的だったΣ（・□・；）ほんとに行くだけでもわくわくできるし、外の売店で沖縄料理を買ってテラスで食べるのもおすすめ！

■3日目

この日はレンタカーを借りてドライブしてきた！旅の中でも、高いところから見る景色が好きなため、城跡巡りも兼ねて、まずは読谷村にある座喜味城跡に行ってきた。ここのすごいところは、石垣のアーチ門と美しい曲線を描いた城壁、そしてなんといっても、その城壁に登れるところ！石垣の上から見る植生豊かな大自然と海の景色が最高だった！

城跡のあとは、半島の先っぽである残波岬に行ってきた。まずここに行ったら、ものすごく大きな獅子がお出迎え！(残波大獅子)ものすごい迫力で歓迎してもらえる。ちなみにここにはいろんな動物を飼っている場所があり、ヤギをはじめ、ウサギやニワトリなど、動物さんにも会えるよ😊そこから少し歩いたところに白い巨塔、「残波岬灯台」がある。たまたま行った日が灯台の日らしくて、年に一度の無料で上れる日だった。中に入ると階段が、、、なんと99段！！！意外と大変だった💦そして、階段をのぼり切った先に小さな入り口があり、そこをくぐるとあたり一面に広がる透き通っていて鮮やかな水色の海。展望台をぐるっと回ると、後ろには亜熱帯気候ならではの低木の樹林が広がり、さらに海と樹木の境目は粗い絶壁がブワーと遠くまで続いていて、心から自然が作り出す美しさに感動した。自分でも不思議なのだが、気づいたら涙を流していた。ほんとに、旅人でいられることを幸せに感じた瞬間だった。自然が好きな人は、絶対にここは行くことをおススメする！