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玉峰山に登ってきました。【漫画あり】

こんにちは,くま夫です。

3月も終わろうとするこの頃,やっと島根の桜も咲きはじめました。モクレンはすでに咲きはじめていましたが,きれいに咲きほこっているものや雨にあたって変色したものも見受けられます。モクレンは繊細ですね。

さて,漫画は昨年の今頃,玉峰山に登ったときの様子です。登山口付近にはまだ雪が残っていました。玉峰山は標高820mの山で,雄滝あり花崗岩の露石もいくつもあり,自然の神秘性を感じさせられる山です。途中,小窓岩の隙間を抜けていく道があったり,20mを超える巨石に圧倒させられました。その一つひとつの巨石が神秘的であり現代アートのようでもあり,その存在を強く訴えかけてくるように感じました。

『出雲国風土記』にも「郡家の東南十里。古老が伝えて言うことには,山の峰に玉上の神が鎮座している。だから玉峰といった。」(注1)という記載があります。古の時代から人々とともにあった山だったと思われます。

私たちは気持ちのよい登山道を歩いていきました。そして山頂まで登ると,そこからは奥出雲の景色と,遠くに大山と三瓶山の2つの山を見ることができました。そして思ったのです。「今年は大山と三瓶山の2つの山を制覇したい‼️」 …後日談になりますが,その後9月に無事,大山を夏山登山道経由で登り,11月にリフトに乗って軽いトレッキング感覚で大平山と女三瓶を登ることができました。何がともあれ玉峰山で抱いた夢が叶った1年となりました。とても嬉しく幸せなことです♪

下山してからは玉峰山荘のサウナでととのい,ご馳走をいただいたのでした。旬の食材を取り入れた料理にいつも感動します。また,私たちの顔を覚えてくださった仲居さんとお会いする最後の機会でもありました。いつも気持ちよくおもてなしいただいたことに感謝しています😊

注1:中村啓信監修・訳註『風土記 上 現代語訳付き』角川文庫,2015年,289頁

TEXT:くま夫,漫画:ネコ美

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