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ピアノ練習016

 トンプソン第1巻、11、12曲目。

指使いのパターンとハーモニーのパターン「ゆかいなピエロ」

 4分の3拍子、ハ長調。右手にメロディーが無いのは初めてです。左手はポジションを移しながら1→2の指使いを繰り返すことで、5本の指を超えた音域を楽に弾くことが可能になると教えています。なるほど簡単です。弱い指を使う必要がなく、リズムも音の粒もそろえやすい。もっとも、もし休符が無ければポジション移動で苦労することになりそうですが。
 右手の方はファソ、ミソを押さえる2種の和音を担当。スタッカートが初登場で、左手のフレーズ終わりとタイミングを合わせよという意図でしょう。導入につき非常に易しいつくりです。

ハーモニーのパターン(左手)「カッコーさん」

 4分の3拍子、ト長調。前々回で練習した両手のポジションが再登場。ドイツ民謡らしく、小学校低学年や中学年の子には難しそうなかしこまった解説が書いてあります。
 引き続きフレーズをはっきりさせて弾けとの指示がありますが、ドロップアンドロールについての言及はここではありません。この曲はフレーズ間に休符が無く、あまり大げさに手を動かさない方が弾きやすく感じました。最後の4小節は初登場のフォルティシモ、もう少し強く弾いてみても良かったですかね。

今後

 じつは今週は上の教本以外の曲でも練習というか遊んでいました。仕上がりがあんまりなのでまた来週にでも書けたらと思っています。

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