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ピアノ練習049

 今週からトンプソン現代ピアノ教本の第2巻です。1曲目。

2の指の下をくぐるおや指⸻黒鍵から「アルプスの山々で」

 4分の3拍子、ハ長調。数字かっこなしのリピート記号が説明なく出てきます。やや不親切な気もしますが、意味は調べれば問題ありません。教本もそういう段階に入ったということでしょう。新しい技術的な課題として、指のクロスが出てきます。1と2の指間のみ、丁寧な導入で初めてでも楽に動かせます。なるほど、小さなポジション移動には便利な指使いです。ラストには保持音も出てきます。
 譜読みおよび練習を始めてからしばらくは、半音がたくさんあってよくわからない曲といった印象を受けました。それから少しずつ曲想が見えてきて、タイトルっぽさも感じられるようになったかな。ただ、いまでもたくさんついているアーティキュレーションには悩んでいます。なにより、弱起というのが未だに信じられない。他のひとの動画を聴いてもふつうに頭から1、2、3と数えてしまいます。
 表情に苦心するのをよそに、ミスタッチも際限なく出ます。いつも同じ所なら集中して練習のしようもありますが、似たようなフレーズをずらしながら繰り返すので、そのたびに右に左にと押さえ間違えるリスクがあります。どうすればよいのか。「いまはこのポジションで、次は1つ下がるから……」などと思考を割きながら弾いていますが、少し他のことを考えるだけで怪しくなるし、速いテンポでは難しいです。ポジション移動が多い分だけミスタッチが頻発するというのが、どうもここのところの課題です。

今後

 第2巻、さっそく前巻の曲より順当に難しいです。早く進みたい気持ちはあるので、これまでの最低でも週1曲のペースは守っていきたいです。

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