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ピアノ練習047

 トンプソン第1巻、49曲目。

2つの手の位置(両手)「ダブリンの町」

 8分の6拍子、ト長調。教本内での言及はありませんが、聴けば一発でわかるレベルで転調があります。ホ短調、やはり短調は良いものです。第9小節から8小節間ですが、トンプソンはほんとうに短調が出てこないので、これでもたっぷり尺がある気さえします。ホ短調はト長調の平行調、すなわち調号が変わらないため、楽譜を見ただけでは気付きませんでした。その分、演奏も易しいかな。もっとも、この曲の場合は各フレーズ内では5本の指の範囲をほとんど出ないのであまり関係ないかも。
 短調の間はフォルテの指示があります。強拍を大げさに取ってタタタと主旋律に合わせて歌う、これをすると自分でもびっくりするくらいの大きな音が出せることに気づきました。自然と体全体を使って打鍵ができているように感じます。強い音を出すのに苦手意識があるのですが、こうして今回少しコツをつかんだ気がします。
 動画では途中まで自分としてはとてもリズミカルに元気に弾けていたのですが、再度長調に戻る辺りから失速。隣の鍵にかかるミスタッチもあって、一番盛り上げたかった最後は大胆さを欠いてしまいました。おしい。

今後

 部屋着が長袖に。ピアノを初めて季節が一巡しました。次回はいよいよ第1巻ラストの曲です。

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