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「梅雨らしさ」も変化していく時代なのかも

久しぶりに梅雨らしいしとしとした雨とひんやりとした気温だった、と書こうとして、梅雨にらしさを求めるのもどうなのだろうかとふと思った。

ジェンダーの平等が叫ばれ、社会が期待する「男らしさ」や「女らしさ」を求めるべきではないという時代が訪れている。
ならば、地球温暖化で自然環境や天候が劇的に変化しているいま、6月から7月にかけて降る雨に「梅雨らしさ」を求めるのもおかしな話かもしれない。私が地球だったら、いつまでも過去のイメージを押し付けてくんなよ時代は変わったんだよ!と吠えたくもなる。

少なくとも現在中学生くらいの子は、物心ついた頃から6月から7月に霧のようにしっとりと服を湿らせる降る雨を経験したことはないだろう。彼らには上の世代が持つ「梅雨らしい天気」という概念は存在しないかもしれないのだ。
つい口に馴染んだ言葉を使ってしまいがちだが、言葉を発する前に一旦考えてみるのも大切かもしれない。

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