【2023年8月パリ旅行】中高年ふたり旅6泊8日 vol1.羽田空港からパリ到着まで
2023年8月19日から24日まで約半年ぶりにパリに行ってきました。(2023年2月にパリに行きましたが、その旅行記も追って公開していきたいと思います。今回はパリまではなんとエールフランスのビジネスクラスを利用してきましたので、とても快適な空の旅を体験しました。この記事では羽田空港からCDG空港に到着して、ホテルにチェックインして、夕飯を食べるまでのご案内となります。
羽田空港にて
今回飛行機の時間結構早くて9時5分羽田発ということもあって、6時半過ぎには羽田空港の第三ターミナルにいました。我々は結構荷物が中高年にはあって、スーツケースの大きいのが3つ、飛行機内に持ち込めるのが2つ、それに加えて日常品などとかあると、バスや電車で空港まで来るというのはかなり至難の業。そのため、タクシーで羽田空港まで来ました。
流石にコロナも落ち着いて、旅行需要が高いということもあって、羽田空港はご覧の通り朝6時すぎというのにもうかなりの人でした。そういうこともあって、ウェブチェックインをすでに済ませているということもあり、荷物だけ預けにいきましたが、そこでわかったのが相方の席が使えない状態になっているということで、急遽同じビジネスクラスということもありましたが、席が少し離れるということになりました。
JALのサクララウンジ
保安検査も無事に通過して、荷物を無事にエールフランスに預けて、JALのサクララウンジにいきました。
エールフランスのビジネスクラスですと、JALのサクララウンジが使えるので大変ありがたいサービスだと思います。
これから1週間ほど日本食が食べられないということもあり、和定食を注文しました。
この和定食、ちょっとおかずの一つ一つが小さい感じがする。明太子はもう少し欲しい感じはしました。
相方は名物のカレー。
さすがにカレーは美味しかったそうです。僕もこのあと小盛りのカレーを頂きました。
お腹も落ち着き、そろそろ出発の時間も近づいてきたので、ゲートに向かいます。
ゲートに着くと、当たり前のことですがすでに飛行機は到着して、色々と準備していました。これからパリに行く!という興奮!笑
そして、時間が来たので、飛行機に乗り込みます。今回はエールフランスのAF163便に乗り込みます。
エールフランスの機内にて
機内に乗り込むと、すぐにアメニティグッズが配られました。配られたアメニティグッズがこちら。
質感はいいです。何年か前にエールフランスのプレミアムエコノミーに乗ったときのアメニティの質感があまりにも酷くてびっくりした記憶があります。3年前(2019年)のパリに行った際の動画ありますので、興味のある方はぜひご覧ください。
今回のアメニティを開封すると、さすがにビジネスクラスだけあって、それなりに良いものでした。
ちなみにGoogleで「メルカリ エールフランスビジネスクラス アメニティ」で検索すると、なんと売りに出てました。僕はまだ持ってますけど、売りには出してません。数百円だから送料を払うと何も残らないですね笑
ビジネスクラス アメニティ エールフランス
このあとすぐウェルカムドリンクが配られました。僕はあまりお酒は飲まないので、オレンジジュースをいただきました。
そうこうしていると、エールフランスのセキュリティビデオがモニターに表示されました。僕は日系の飛行機に乗ることが多いですけれども、エールフランスのセキュリティビデオはさすがにフランスという感じで、実におしゃれです。You Tubeにアップしてあるので、ここに貼っておきます。
ちなみにこの前のビデオも素晴らしいですよ。
このあと、飛行機は飛び立つことになるのですが、今回乗る機材は、
ボーイング777-300でした。
そして飛行機が飛んで1時間ほど経過した頃にモニタをみると、パリまで13時間21分。我々が住む東アジアはFar Eastとか極東とか言われますが、この時間を見るとよくわかりますよね。
ヨーロッパの人たちは近隣の国々を行くのに飛行機や電車などを使って、1.2時間ほどで行き来できますからね。我々も韓国や台湾に行くのは数時間もかからないわけで、改めて距離の遠さをパリに行くたびに感じるのです。
ただ、僕は負け惜しみを言うわけではありませんが、この長時間飛行は結構好きです。自分の好き勝手なことをしていると、あっという間にヨーロッパに着くという感じですし、それにやることがないから、寝ることが多いし、寝ること自体も好きですし。
エールフランスビジネスクラスの機内食
飛行機が離陸してしばらくすると、まずはおやつが配られました。
まず出てきたのがいわゆるおつまみ系ですね。僕がワインとか飲めると良かったのですが、飲めたら美味しかったろうなあと思いました。奥にあるのがカニとマンゴーのゼリーいくら添え。拡大するとこんな感じ。
食事はコースなので、これから出てくる料理はワインを知らないともったいないものばかりでした。
では、前菜です。
出てきた前菜は、スモークサーモンと生ハムといった素材を生かしたものが出てきました。それに加えてサラダ。全般的には生っぽいものが出てきたという感じですかね。
これらの前菜は僕にとっては結構なボリュームなんですが、とても美味しかったですね。さすがにエールフランスのビジネスクラスになると、料理の質がものすごく高いです。
特に美味しかったのが、サラダのドレッシングで、普通にオリーブオイルとバルサミコ酢を混ぜたものだと思うのですが、実にシンプルな酸っぱさで、サラダが抜群に美味しく感じました。
そしてメインのステーキです。メニューによると、「牛ヒレ肉のバスク風トマト・ピーマン焼き」だそうです。ちなみに付け合せのポテトはポテトグラタンでした。
お肉はヒレ肉ということもあって、柔らかくて美味しくいただきました。
次にお肉を食べ終わると、今度はチーズです。これは美味しい食事のあとはデザートが出てくるまで是非ワインを飲んでくださいというエールフランスから提案だと思います。ところが、残念ながら当方はワインが全くわからないので、お水をもらいました。CAの人は、この日本人は味のわからないやつって思ったことでしょうね(T_T)
チーズを食べ終わったあと、お口直しということでコーヒーとフルーツサラダ。僕はビジネスクラスは2022年にパリに行ったときにエミレーツ航空(こちらもいずれnoteにアップします)初めて乗ったんですけど、食事のレベルは圧倒的にエールフランスのほうが上かなあと思います。ちなみにこちらはその時の模様を動画にまとめたものです。
ちょうど飛行機がイングランド上空に入った頃に2度めの食事が配られました。
こちらは牛肩肉とマッシュルームの蒸し煮というもの。こちらもお肉は柔らかくてとても美味しかったですね。
はっきり言ってエールフランスのフランス人のCAはサボってばかりいますが、仕事をするときはしっかりやってくれて、特に問題はありませんでしたよ。
しばらく飛行機に乗っていると、飛行機はドーバー海峡を越えて、フランス上空に。
更にしばらくすると、飛行機からエッフェル塔が見えました。パリ上空です。
よくYou Tubeでパリ動画を見ていると、飛行機からエッフェル塔が見えました!という動画があり、とても羨ましかったのですが、今回飛行機からエッフェル塔が見えて中高年ですが、感動しました^^
その後飛行機は無事にCDG空港に到着。入国審査も日本人はパスポートを見せるだけですぐに通過。心配だったロストバゲージもなく、タクシーでパリしないのホテルに向かいました。
今回宿泊するホテルはLa Clef Louvre Paris by The Crest Collection
今回ホテルをLa Clef Louvre Paris by The Crest Collectionにしたのかというと
アパートメントタイプのホテルだということ
立地が抜群にいいということ
5つ星ホテルの割にはそれほどたかくなかったこと
などが挙げられます。
アパートメントタイプのホテルだと、キッチンや洗濯機なども付いているので、朝食や夕飯を部屋で食べなければ行けないときでも、電子レンジがあったり包丁があったりすると、簡単な調理ができてとても便利ですよね。
このホテルの朝食は7時からということもあり、美術館などに行くときにやや朝食の時間がやや遅くて、そうすると、色々とストレスがあったりして面倒なこともあり、前日にスーパーやデパートなどでお惣菜やパンを買っておけば、翌朝それを自分の好きな時間に起きて食べることができます。そういう事もあって、このホテルにしました。
あとはホテルの立地は絶対に大事。特にパリのように有名な施設が点在しているような観光地は、交通が便利だったり、レストランがそばにあると、すごく楽です。特に僕らのように中高年とかになると、若い人たちと比べるとかなり体力も落ちているので、なおさら利便性というものが大事です。
名前にLouvreと入っているように、ルーブル美術館にはすぐですし、ホテルの目の前はコメディーフランセーズ、パレ・ロワイヤルがありますし、バス停やメトロの駅も数分圏内にあるので、大変便利でした。
ルーブル美術館
コメディーフランセーズ
パレ・ロワイヤル
ルームツアー
それでは今回宿泊しているLa Clef Louvre Paris by The Crest Collectionの簡単なルームツアーをしたいと思いますが、その前にホテルのロビーが結構おしゃれなので、写真をアップしておきますね。
更にこれらの写真をアップすると、うまい具合に白黒になっていて、
とってもかっこよくないですか?こういうセンスって本当にパリらしいなあといつも思います。これって国民性なんですかね。日本の場合だとカッコつけると僕くらいの年齢(還暦です、ハイ)になると、逆にダサいなあって思っちゃうんだけど、フランスのこういうのは全体的にとてもナチュラルで、どうしてこんなことが簡単にできちゃうんだろうっていつも不思議に思っています。
すいません、脱線しちゃいましたね。では、ルームツアーにします。
まずベッド。ライトもとてもシックな感じでいい雰囲気でしたよ。
もちろんこのままでは荷物が置けないので、ベッドの足元にはソファがあり、その前には丸いテーブルがあって、お部屋で食事をする際に使っていました。
こちらがキッチン。シンクが狭いなあと思ったのですが、日本と違ってフランスは食洗機があるので、シンクの広さは狭くて問題ないんだなあと思いました。
ちなみにこの部屋にも食洗機がついていたのですが、今までそんな高貴なものを使ったことがなく、また、フランス語メニューということもあって、結局洗い物はこの狭いシンクでやってました笑
キッチンはIHIなので、ガスを使わないこともあって、これはいいですよね。僕の家もIHIなので、これを使うとガスには戻れないくらいとても便利なグッズです。
僕はパジャマは着ないからいいんですけれども、相方は女性だからパジャマとか毎日着替えるし、日本では毎日洗濯してます。僕らの滞在日数は6日ほどなのですが、6着もパジャマを持ってこれませんから、洗濯機のお陰で助かりました。ただ、日本の洗濯機とは違って癖があるので、最初は使いにくかったようです。まあ、それでもホテル滞在中に洗濯ができるというのは、便利でした。
パリ初日の夕飯 Udon Bistro KUNITORAYA
僕らが宿泊しているホテルの近辺は、La Clef Louvre Paris by The Crest Collectionからオペラ地区の方向に向かっていくと、いわゆる日本人街になっているので、日本食を食べるのに事欠きません。
僕らは、長旅でパリに着いたこともあって、フレンチやピザとか重すぎるということと、事前に見ていた動画でも美味しそうだったので、Udon Bistro KUNITORAYAに行きました。
ここはホテルから数分の場所で、目印はPlace Mireille。
Place MireilleのすぐそばにUdon Bistro KUNITORAYAがあります。日本では土佐うどんのお店を展開しているらしく、ここのお店は創業者のご親族の方が経営されているとのことでした。
パリの日本食はとても人気があり、Udon Bistro KUNITORAYAもアジア人以外にも地元のフランス人も並んでいました。僕らは結局20分ほど並んでやっと入店しました。
入店して頼んだのは、まずお水。
そして、天ぷらの盛り合わせ。
これはね、自分の母親が衣をつけすぎて失敗した感じの懐かしいお味。
(もちろん褒めてますよ^^)
そして国虎うどん。お味噌仕立てのおうどんで、疲れているお腹にはとてもありがたかったです。
ただ、文句はひとつだけ。
コスパがものすごく悪いです。僕らはうどんを2つ、天ぷらとお水を注文したんですけれども、合計で70ユーロです。
ちなみに2023/11/10現在のレートですと、1ユーロ160円なので、
160円×70ユーロ=11,200円です。ちょっと日本では考えられない値段ですよね。都心でもこのレベルだとうどん1杯はせいぜい1,000円。天ぷらも1,000円ですよね。お水は仮に2リットルのミネラルウォーターを買った場合に200円くらいでしょう。そうすると、約3倍高いということになります。
もちろん、パリ全般が物価が高いというわけではありません。後日ご紹介しますけれども、ランチで二人で30ユーロくらいのお店はいくらでもあります。とにかくパリ初日で衝撃的な価格だったので、びっくりしました。味は良かったですけどね。
これらの内容をまとめた動画がこちら。もしよろしければご笑覧くださいませ。
次回はパリ2日めについてご案内したいと思います。
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