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会社員を辞めて復学するまで〜まとめとお得かもな情報〜

こんばんは。日々パンです。
今回紹介するパンは変化球でパン屋のパンではありません。
喫茶マドラグのたまごサンドです。

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京都を代表者するたまごサンドだと思うんですけど、厚焼きたまごの圧がすごいですよね笑

京都の喫茶のサンドはパンと具材のバランス感覚に優れてる印象があります。

この厚焼きたまごも一見浮いてしまいそうに見えますが、ちゃんとたまごサンドとして美味しいんですよね〜

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さて、今回は会社を辞めて博士課程後期に編入するに至るまでの考えをまとめつつ、お得な情報?などを紹介しようと思います。

①何をして働くのか考える
働かないと生きていけないのでやるなら自分にとって楽しく、誰かのためになる仕事をしたいと思って会社を選んだ結果、自分のやりたい事は出来ずに失敗しました。
これで分かったのは、どんな事でも楽しめるだろうといういつものマインドが想像以上に通用しなかった、やりたい事が明確にあると譲れないラインがあるということ。

②どうすればやりたい事が叶うのか考える
やりたい事は研究というか実験系の業務だった訳ですが、総合職採用では希望の職種に就けるとは限らない事を学びました。
では、自分の希望する分野で実験系の業務に就くためには、どのような方法があるのか。以下のように考えました。
(1)会社内で異動を希望する
総合職採用で入社時の希望を聞き入れて貰えなかったことや人事というか人材の配置管理、自分の配属された部署から見える会社の在り方から判断して、無いと思いました。すぐに異動できるとも思えないですし、何より総合職というか技術職の位置付けで、台所事情や人手不足、敗戦処理で希望しない部署に行き、研究開発と生産技術をふらふらと配置転換させられて必ず同じ日が再びやって来ると思いました。あと、入社したてで会社への愛着みたいなものもありませんでした。
(2)公務員
様々な機関で実験系の職種の募集があることを知りました。ペーパーテストをパスして、面接通過で採用なので第二新卒でも問題なく就活できそうで魅力的な選択肢に見えました。ただ、公務ゆえの自由度の低い働き方が自分には向いてるとは思えず、結果的に選択肢から外しました。
(3)他所への転職
自分の入りたい部署に入れる確約を得て転職できれば良いのですが、実績のない自分は選ぶ立場に無いこと、希望する部署に本当に入れるのか、入社後もやりたい事をずっとやり続けられるのか、不安ばかりで博打要素が多いなと思い、無しでした。
(4)博士課程後期編入
まずやりたい研究ができるので今よりずっと幸せになれると思いました。また、学位を取れば研究に関わって実験して食っていきたいんだという明確な意思表示になると、これからの自分の仕事を多少は決定付けてくれて良いのではないかと、リスクもありますが有りだと思いました。

③選んだ道で良いのかリスクを考えて自分を納得させる
どんな道を選んだとしてもリスクは付き物なので、どんなリスクなら許容できるのか、ワーストケースを受け入れられるのか、自分を納得させるしかありませんでした。その中で、研究面、経済面、メンタル面から考えて学位を取って企業研究者やアカデミアの研究者を目指そうと決意しました。もしダメだったとしても受け入れる決意ができたということでもありました。

④編入学の準備をする(会社を辞める)
博士課程後期への編入学を決めたなら、まずは希望の研究室にその意思を伝え願書を出して、試験に合格する必要があります。これは大学や研究科によって色々でしょうが、必要なものを確認して準備しました。そして、貯金生活を始めました。これは無駄遣いをしないのは勿論ですが、最高に相性の良い残り少ない社会人生活の過ごし方があります。会社の福利厚生やサービスを使いまくることです。休日は会社が提供してくれる教材を使ってほとんど勉強してしました。会社負担でTOEICも受けました。これは、博士就活の時にも使えたのでよかったですね。運動施設などもそうですが、使えるサービスは使い倒して時間を過ごすのが吉かなと思いました。そして、辞めるタイミングですが、まず会社の就業規則を熟読しました。当然ですが辞めた人は会社にいないですし、説明も受けないので、しっかり読むべきです。案外、労働基準法などで定められているよりも辞める人に歩み寄った優しい規則などがあったりします。ボーナス受給日を超えるのか、社会保険料を折半できる期間を翌月に持ち越せるよう退職日を月末にするか、家の退去はどれくらい待ってくれるのか、お金を大事にしつつ、なるべく後腐れのないお別れを心がけました。

⑤入学までの準備
論文投稿の準備をしてました。修論を英文にする作業をひたすら。それから、今後の実験計画を立ててました。あと、奨学金申請書類*や学振も書いてました。

以上が私の博士課程編入学までに考えた事です。
色んな可能性を考えて納得していたのでほとんど後悔はないのですが、入学前から給付型奨学金をもっと調べて出しておけばよかったと思います。入学前でも学生として応募できたそうなので。

*申請した給付型奨学金(全部書類落ちでした)

戸部眞紀財団 https://tobe-maki.or.jp/scholarship/

本庄国際奨学財団 https://www.hisf.or.jp/

サントリー生命科学財団 https://www.sunbor.or.jp/encourage/

出しとけばよかったと思う奨学金

東レ奨学金制度

旭化成奨学生

吉田育英会ドクター21 https://www.ysf.or.jp/scholarship/visitor/internal/doctor21.php

思ったより内容が多くなってしまい、かなり書き散らかしてしまった気がしますが、博士課程編入学するまでの話はこの辺で終わりにします。

次回は、就活の話でもしようかなと思います。さよなら

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追記 2022/1/21

そういえば、大学院の授業料が負担だとの話題を見かけたので情報を追加します。

私が通う大学院は、退職して編入学を希望し、預貯金が一定額を超えている場合は、独立生計が認められる制度がありました。そのため、D1の半期は授業料半免でしたが、それ以外は全免でした(途中で結婚して被扶養者になったのでややこしい)。なので、一度編入学前に大学院の制度についてもよく確認しておくのも良いかもしれません。

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