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タバコの止め方

機関車トーマス、電車になる

知人「manabitoさん、すみません。タバコ吸っていっていいですか?」
私「どうぞ。私も元愛煙家ですから気持ちわかります」
知人「え、マジですか?」

先日の飲み会帰りのやりとりである。
私とタバコのイメージが結び付かなく、大層驚かれていたが、実際に私は元愛煙家だ。チェーンスモーカーと言ってもよい。1番酷い時で、1日3箱。機関車トーマスもますます青くなるほど、1日中煙を吐いていた。

そんな私が、タバコとは無縁の生活を10年近く送っている。どうやって止めたか。

実は私はタバコを止めていない。確かに私は過去10年間一切タバコを吸っていない。しかし私は禁煙していない。それはどういうロジックか。

実は私は、「タバコを死ぬほど吸いたくなったら吸ってOKだが、惰性や習慣では吸わない。」というルールを作ったのだ。
タバコを吸う人ならわかってくれると思うが、タバコには吸いがちなタイミングがある。飲酒時、ラーメンを食べた後、大人の楽しみをした後が、3大一服タイミングだ。
いずれもタバコを吸いたくなるのは確かだが、「習慣化」している面も否めない。最初の一週間位はかなり辛かったが、上記のタイミングでも、「死ぬほど吸いたい」という域には達しなかったため、なんとか我慢できた。

習慣は第二の自然である、なにものもこれより純粋ではない
モンテーニュ

また、「死ぬほど吸いたかったら吸っていいよ」と自分を許しているのも禁煙ができたポイントだ。一生吸えないと思うと吸いたくなるのが人情で、それが原因で過去何度も禁煙に失敗してきた。禁止はしないが、「死ぬほどしたく」なければしてはいけないという、半禁止(?)状態にしたのが我ながらセンスが良いと思う。

まとめ(まとまってない)

「経験からパターンを見つけ出し、別のシチュエーションにも当てはめろ。成功に再現性もたせろ。」ビジネス本のような立派なことを言いたかっただけである。どうぞお気になさらず。

でも、前述の禁煙成功体験は他のことにも当てはまりそうだ。「惰性や習慣で、〇〇しないが、死ぬほど〇〇したくなったら、してもよい」の〇〇に止めたいことを入れるだけで、あら不思議!あなたの悪癖がなんでも止められます。

飲酒、ゲーム、回転寿司など多くのことに依存している私は早速試してみることにする。

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