見出し画像

長谷寺 春のぼたん

今回は、牡丹の花が見頃を迎えている奈良の『長谷寺』に行って来ました。
境内の随所に咲き誇る牡丹は7000株・150種類あります。

仁王門【重要文化財】

5月5日撮影

私の想像とはかなり違いました。
『鉢植えの牡丹』が階段に並べられています。
こちらが長谷寺の総門です。

登廊【重要文化財】

江戸時代(1650年)建立

登廊(のぼりろう)は、屋根付きの階段で
上・中・下の三廊に分かれています。
全部で399段あり、こちらにも鉢植えの牡丹が置かれています。これなら雨の日でも傘をささずに楽しめますね。

こんなにたくさんの牡丹を見るのは初めて。
どれも綺麗に咲いているので、全部撮りたく
なります(*´艸`*)♡

せっかくなので登廊だとわかるように撮ってみました。花びらで人を隠す作戦は成功(笑)

長谷型提灯

上品で優美✧*。

宗宝蔵(しゅうほうぞう)

春と秋だけ開扉

【国宝】や【重要文化財】などの宝物を公開していたそうですが、私も含めちゃんとパンフレットを見てない人はスルーしていました。
公開中の看板を立てて欲しかったなぁ。

お茶カフェ

この階段の先にあるのはカフェです。
提供時間が決まっている『限定いちごパフェ』が魅力的でした。

階段がふた手に分かれていて珍しいので採用!

新緑に包まれた『長い回廊』と、カフェへと続く『長い階段』はお気に入りの1枚。

蔵王三鈷(ざおうさんこ)

蔵王堂の前に置かれている蔵王三鈷は、
両端が三つまたに分かれています。

手水舎

遠くに見えるのは愛染堂

愛染堂

扁額の文字もハートも可愛らしい❤

本堂【国宝】

『床みどり』

礼堂の床に新緑が映りこむ『床みどり』。
京都の『岩倉実相院門跡』では撮影不可だった『床みどり』がこちらでは撮り放題!
しかも新緑を背にした賓頭盧(びんずる)像のシルエット付き。

光の入り方も神々しい✧*。

内舞台

扁額には『大悲閣』と書かれていますが、
この『悲』は『大きな悲しみ』ではなく、
観音菩薩の『慈悲』の意味です。

※仏教において『慈悲』とは、楽しみを与え、苦を取り除くこと。

魔除けのハート❤

外舞台

高さは10メートル

外舞台は、京都の『清水寺』と同じ『懸造り(かけづくり)』と呼ばれる構造です。
奈良にも舞台があるとは知りませんでした。

五重塔

   本尊十一面観世音菩薩立像   【重要文化財】

※ホームページよりお借りしました。

本堂に入れる大観音特別拝観がありました。
受付で『結緑の五色線』を腕に巻いてもらい
内陣へ。(春季特別拝観は7月9日まで)

金色に輝く圧倒的な大きさの観音像は、高さが12メートル13センチもあります。
その御足(おみあし)にも触れてきました。

水子地蔵尊

こちらには美しい天井画が描かれています。

ニット帽をかぶったお地蔵さまがズラリ。

いかがでしたか?
牡丹だけでなく、『床みどり』まで撮影出来るという大当たりの寺院でした。
十一面観世観音菩薩立像は圧巻✧*。国宝の本堂の内舞台や登廊も見応えがあります。

長谷寺は『花の御寺』といわれ、どの季節に訪れても綺麗なお花が出迎えてくれます。
これからの時期は紫陽花、秋には『床もみじ』も美しいので、ぜひ訪れてみて下さい。
参道に売っている『草餅』もおすすめです。

最後までお読み下さりありがとうございます❣

この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム