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有刺鉄線のなかで

歌うことは
恥ずかしいことに
なってしまうかもしれないから
だまっていればいいのかな

だけど
思い切り
やりおおせたら
それは勇気だ
尊厳だ
もし自分を燃やせたら

カエルが跳ねないように
歌いたいきみが歌わないのは
おかしなことだ
世界が君に
足かせをしているんだ

ひとにばかにされても
あいてにされなくなっても
ともだちがいなくても
自分をよろこばせよう
ひどく窮屈な有刺鉄線のなかでも
自由を感じることが
できるんだから

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