＜限界突破せざるを得ない＞

私の家の近くには線路があります。
踏切があります。

入ってボーッとしていたら、普通に電車に轢かれます。

そうした方が楽になれるって考えたことがありますか。







私はあります。
踏切の中にずっといれば、つらい明日が来ないのかな
仕事しなくて良くなるのかなって考えたことが
特にここ半年でたくさんありました。

前回のnoteで、最近職場での昇格に関して強要されている（私からも嫌だということを伝えていないけれど）ことがストレスで、転職をしようと考えているということを書きました。

実は、今年の3月のとある日
電車に乗って、どんどん会社の最寄駅が近づいてくるにつれて
自分の心臓の音が鮮明に聞こえてきた。
乗り換えるはずの駅で立ち上がれず、何回も行ったり来たりして
会社の最寄駅へ行く路線に乗り換えて、座った。
そしたら急に脳内が「行きたくない」という言葉で埋め尽くされて
涙が止まらなくなった。吐き気を催し、トイレに駆け込んだ。

こんなことがありました。
理由はわかりませんが、急激に現れた吐き気と脱力感と恐怖。
この日から、会社に行くのが億劫になりました。

お金をもらっているんだからちゃんと働きなさい！って
怒られるかもしれないのですが、正直無理なんです。
朝早く起きて在宅勤務でも出社しても、夕方に近くならないと
仕事にとりかかれない状態です。

周りの人には本気で申し訳ないと思っているけれど
周りがどんなに集中して仕事をしていても、仕事している振りをしているだけで、全然とりかかれていないです。


その3月から億劫さや無気力な感じ、上記のような仕事の分配時間は残りつつも、最近まではなんとかゆるりと仕事をしていました。


ここで私の特徴とそれぞれの対処法をあげておきたいのですが、
●時間を守れない
今も昔も集合時間にあまり間に合ったことがない。
間に合ったことは両手で数えられる程度。
ただし、間に合うように早く起きているけど
その時間と自分の準備時間が計算できずにいつも遅れてしまう
→出発する時間の30分前に出る設定にして行動
●期日を守れない
これも今も昔も、自分で設定したこの日時までには！っていう日から
少し遅れてしまう。遅れないように早めに取り組むけれどできない
→きつい設定にせず、少し余裕持ってできるくらいに設定して
　上司に提示
●集中力がない・色んなものに目移りする
→これに関しては、対処しようがないので何もしていません。
→集中力がぶわーっとしているときに一気に仕事をするようにしています。
●忘れ物が多い
これも今も昔も、忘れ物がひどい。
→出かける前の日と当日の朝の二重チェックをするようにしている
●人の話が理解できない・人に話が通じない
これは今も改善されないので、大変失礼ですが
→人の話は動画や音声で残しておき、あとで何回も聞いて
　文字に起こしてまとめて理解するように。
→人に話すときには、紙に全部書き起こして順番を振る。

上記の５つがあるんだと仕事をしていく中で
自然と気付いていきました。

入社１年目のときには、
仕事内容もわからないので、５つのような短所も
仕事を覚えていくうちに克服していけるだろうと思いました。

慣れていくと、それぞれの特徴の→の通り
対処法を見つけて、仕事もできるようになっていきました。
そして人から怒られるのがとてつもなく嫌なので
怒られないように仕事をしていき、現在のように昇格の話がきたという状態です。


ただ、時間が経つにつれてどんどん、この特徴が
ひどく現れるようになってきました。
特にひどいのが「人の話が全く理解できない」ことです。

先方と電話していても、直接打ち合わせをしていても
社内会議をしていても、議事録やメモをとっておいてと言われても
全然何を言っているのか、わからないんです。
話についていけない。Aが話して、B→Cと展開されて行くと
私はAの話しか覚えられないんです。
だから録音などをして、あとで何回も聞き直さないと
理解できなくて困っていました。

ただ、さすがに社会人３年目。
仕事も慣れてきて、企画も任されるようになりました。


その大事な打ち合わせの日は
少し早めに起きて準備をしていました。
でも早めだったにもかかわらず、乗る予定だった少し早めの電車に乗れませんでした。
そして、１つ気付いたことがありました。家に忘れ物をしました。
家から駅までは５分、往復で１０分。

まあ、早めの電車に乗ろうと思ったので一本遅らせても大丈夫だろう。
そう思って、取りに帰りました。
そんなこんなで、もう一度駅に到着して電車に乗ります。

そしたら次は乗り換える予定だった駅で、乗り換えられませんでした。
電車内ではぼーっとしていただけで、過ぎていた。

慌てて大きな駅で降り、タクシーを捕まえて
急いで打ち合わせ場所の近くまで行ってもらいました。
やっとのことで着いたのですが、そしたら必要な書類を忘れてきてしまい、
コンビニで印刷しなければならなくなりました。


これはこの前の日に、乗る電車・必要な書類・持っていくものなどを
確認して、朝にも確認したのにこうなりました。

自分にはこういう問題があるから気をつけなきゃと思って
対処していたにもかかわらず、どんどんできなくなってしまいました。

その日はさらに悪夢。「人の話が理解できない」が発動しました。
打ち合わせの内容が全く理解できず、その後の発注やスケジュール調整で
ミスを連発しました。
私のあたまとこころは、この日限界を迎えました。






自分ができないことで自分に迷惑がかかるなら、まだ良いです。
学校だったらまだ良いです。

でも仕事となると周りの人に迷惑をかけてしまう。
それだけは本当に申し訳ない。私がいなければ上手く回っていくのかもしれない。そう考えるんです。
私が辞めても、いなくなっても別に困る業界じゃないだろう。
入れ替わりの激しい業界だから、すぐに忘れられるだろう。

そう思った。
だから踏切を前にして、そう考えました。
毎晩、次の日が来るのが怖いと怯える時間を過ごすのであれば
このまま線路内にいればいいのかなと思いました。
限界を突破せざるを得ないと思った。

でもそんなときに、家族や友人、彼氏の顔が思い浮かんで
その人たちとは離れたくないって思いました。
仕事や世の中に疲れたとしても、自分の大切な人たちを
おいていくなんてできるだろうかと。

こんなに苦しい仕事を辞めて働けなくなっても
少しずつ自分のやりたいことを探して勉強していって
なんとか頑張って、生にしがみついて
大切な人たちのそばにいたいという気持ちが強くなりました。

今まで頑張り過ぎたのかなと思いました。
怒られないために最大限で成果を出して、お前は優秀だからと言われ。
私はそんな人間ではないのに、優等生のレッテルを貼られた。

それが私にとってすごいプレッシャーだった。
無理なものは無理と言えない世の中が嫌いになった。
だった、というか今もプレッシャーです。

死にたい衝動は今も定期的に訪れますが
この気持ちをバネにがんばっています。
とはいえ、会社に行こうとすると玄関から思うように出られなくなったり、
やっとの思いで乗った電車で、体温が上がりクラクラしたり、
手の震えが止まらなくなったり、といろいろな支障はありますが
７月いっぱいは頑張ってみたいと思いました。


今は彼氏と同棲していますが、
とりあえず彼氏のために1日も早く元気になりたいと思いました。

なので近々、病院に行ってみようと思います。

今の私に病名がつくのか否か
わかりませんが、このモヤモヤが解消されたら
少しは前に進めると願って.....。


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