田舎の何気ない年末の過ごし方

年末になると
おばあちゃんがどこからか
もち米を買ってきて
餅つきの機械で
お餅をついてくれました。

それをおばあちゃんと一緒に
小さなかたまりと
中くらいのかたまりにして
それを重ねた上に小さなみかんを乗せて
手作りの鏡餅(かがみもち)を作ると、

それを近所の氏神様の神社に供えたり
お地蔵様に供えたり
家の中の神棚に供えたり
家の全ての部屋や
全ての車の中にも供えたりして

神様に守られて生きている
ということを感じる
イベントをしていたなあと思い出しました。

おばあちゃんが
たくあんを漬ける様子を
何もせず
ただジーッと見守るのも
そんな寒い日でした。

田舎では
ただの当たり前の日常も
今思うと、
豊かだったなあと思います。

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