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免許証を無くした話~再交付編①~

前回の話の続きとなります。
まだご覧になっていない方は是非ともご一読ください。

君のような勘のいいガキがいれば免許証はなくしていなかっただろうな


さて、前回はツタヤにて不審人物認定を受けずに事なきを得た私でしたが、根本的な問題は何一つ解決していません。「……もひとつ質問いいかな、俺の免許証、どこいった?」状態です。君のような勘のいいガキは嫌いだよって言ってもらいたい場面ですが、そもそも勘がよければ免許証はなくしていないはずです。

最後に免許証を見た記憶をたどろう

事なきを得て帰宅した私は早速家探しに入ります。
ただまあ~再発行編~というタイトルからお察しいただけるかなとは思いますが、免許証は見つかりませんでした。いや~一体何がダメだったんでしょうね~~。
思い出せる限り最後に免許証を見たのは住所の更新に警察署に免許を持ち込んだ日です。つつがなくその日は更新を終え、クリアファイルに免許証を入れて持ち帰ったのですが、そこから取り出した記憶がない……
つまり数か月、免許不携帯でずっと運転してた……ってコト!?

よろしい、ならば再交付だ

その年の天皇誕生日は水曜日でした。また、私は3月から別部署への異動が決まっておりました。
思考を働かせた結果、「新しい部署ですぐに年休を取って免許の再発行に行くってのはちょっとリスキーじゃね……?」とこんな時だけ勘のいい関節の脳はこうした懸念を導き出してくれました。つまるところ、免許の再発行に使える日はドジっ子ジョブチェンジの翌日と翌々日しか使えません。

今にして思えば思い切りがいい

当時、諸々の引継ぎを終えて暇だった関節はドジっ子ジョブチェンジの翌日、出社してすぐに「すみませんが午後半休いただきます。」と、一切の理由を告げずに唐突な午後半休を勝ち取りました。社会人2年目とは思えない強ムーブですね。
して、午前にさっさと仕事を終わらせて午後に県庁所在地にある免許センターへ向かうことになるのです。

そんな装備で大丈夫か?

ここで、私の違って勘のいい皆様におかれましては「免許更新って色々必要な書類があるんじゃないの?」と気づいたことでしょう。気づかなかった皆様には今後、免許証を無くして同じ末路をたどる呪いをかけておきました。
免許再交付に必要な書類は以下の通りです。
・手数料
・身分証明書
・顔写真(6カ月以内)
さて、各々の対応については下記のとおりです。
・手数料→社会人パワー
・身分証明書→真の友達「マイナンバーカード」
・顔写真→oh……
そうです、顔写真だけ撮りに行ってる暇がありませんでした。大真面目なので6カ月以内の顔写真を探しましたが就活してからどんだけたってると思ってるのか、そんなものは手元にありませんでした。あ~顔写真ないとだめとか詰んでるな~どうしようかな~と調べていたら、

「免許センターに証明写真撮影機がある」

というなんとも渡りに船、僥倖な情報が飛び込んできました。

自らの幸運に感謝

そうと決まれば再交付に行くしかないです。顔写真がなくてもその場で撮影できるという自分の幸運に感謝し、車を30分ほど飛ばして免許センターへと向かいました。
受付時間は13時~15時半、昼飯を食べて行っても余裕で間に合う時間です。道中のラーメンに舌鼓を打ってなお、13時すぎという余裕な時間に免許センターにたどり着くことができました。どうか、どうか警察の検問があって免許不携帯で罰金を受けないことだけを願っていました。ちなみに免許不携帯では違反点数がつかないらしく、3,000円の罰金で済むらしいです。先ほど呪いをかけられた皆様は3,000円を払うことになりますがまあ頑張ってください。

沸いただけの仲間意識

免許センターに到着し、免許再交付のブースへと赴きます。同じように免許を再交付しに来た人が3人ほどいました。私と同じように勘が悪くて免許証を無くしたのかと一瞬仲間意識を持ちましたが、残念ながら私以外の全員が汚損によるもので、紛失ではなかったので先ほど芽生えた仲間意識は投げ捨てました。

と、ここまでで1600文字程度になりましたので一旦区切らせて下さい。
次回はこちらになります。


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