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「心の栄養」が大事だよっていう話

はじめまして!株式会社modecas(モードキャス)の代表をしてる齊藤祐輔と申します。

弊社では「オコマリ」という日常のお困り事を解決するサービスを運営しており、会社としては5期目を迎えるベンチャー企業です。

実は私、口下手で上手くしゃべれない人間なのですが、自分の思ったことや感じたことを発信したい!という願望は小さい頃から持ってました。実際、中学生の頃は小説なんかを書いちゃったりして、「書く」という行為を楽しんでいました。

起業してからもSNSやMedium上で考えを表現する事をしていました。

でも、どれも長続きしなかったのです。やってみるけど、3日坊主みたいな状態です。困ったものです。

それで、最近になって、またふと「書きたいな」と思うようになったのです。その理由が、まさにタイトルにある「心の栄養」っていう話なのです。

GA technologiesっていう会社の代表をされている樋口 龍さんが、この「心の栄養」っていう話をしていて、とってもグサリと刺さったので自分の話も交えて書きたいなと思います。

自分に自信がない?

僕と同じように起業している仲間の中には自分を大きく見せる事が上手な人がいます。いや、大きく見せようとして見せてるんじゃなくて、自然と見せられてるんですよ。それがとっても羨ましかったのを覚えています。

「自分も頑張ろ!」って思って、大きく見せる努力?みたいなのをしました。でもなんだか虚しくなってしまったのです。自分でないような感じがして、結局長続きなんてしませんでした。

でも、今回扱う「心の栄養」っていう話を聞いて、実は大きく見せられていた人たちは単に「心の栄養がしっかりしていた」だけなのかな?と思うようになりました。と、同時に自分は「心の栄養」が不足していたんだろうな、とも感じました。

「心の栄養」ってなんだろう?

「心の栄養」っていうのは造語です。明確な定義があるわけじゃないです。

でも「心の栄養」がある状態ってどういう状態なのか?というと、例えば下記のような状態です。

「ポジティブ思考であること」「ビジョナリーであり続けること」「前だけを向き続けること」

樋口さんの話の中で、非常に熱量を持って仰っていたのは、経営者の「心の栄養」の事でした。

なぜ「心の栄養」が大事なのか?

経営者にとって「心の栄養」が大事な理由はなぜなのか?

それは、経営者の言葉の一つ一つが会社の方向性でもあり、全従業員へのメッセージになるからです。

大変お世話になった『識学』の中で、「経営者が描くスピード以上に、会社のスピードが早くなる事はない」という話がありました。

経営者というのは会社のトップです。その会社のトップが「10やろう!」というのだったら、絶対に100は生まれないという事です。したがって、経営者は常に上を向き続けないといけないのです。「10じゃなくて、100だ!1,000だ!10,000だ!」と言い続けないといけないのです。

そんな時に「心の栄養」が不足しているとどうなるのか?

「俺(私)なんてどうせ駄目なんだ…」「これが失敗したらどうしよう…」などという風にネガティブ思考に陥り、手が止まるんです。視線が下がるんです。そうなると、会社は絶対に成長しなくなるんです。

だからこそ、「心の栄養」は大切なのです。

やっと自分らしさを見つけられるようになった

僕は起業当初から、毎日ではないものの、日記をつける習慣がありました。その日記を振り返ってみるとどうだったか?というと無茶苦茶なくらい心が荒れていたんですねw

事業に集中できず、煩悩ばかりでした。

つまり、「心の栄養」が不足していたんです。

でも、最近になってやっと自分らしさを見つけられるようになりました。つまり、「心の栄養」を適切に取り入れる事が出来るようになったのです。

「心の栄養」を適切に取り入れられるようになったからこそ、今回筆を執る事ができたんです。

その心の栄養をどのように手に入れたのか?

人それぞれで全然OKだと思うのですが、折角なので自分の「心の栄養」のとり方を紹介したいと思います。

①「自分と向き合える動画を見る」:Amazon Primeメンバーだと、Prime Videoが観放題になりますが、その中に『日本をゆっくり走ってみたよ ~あの娘のために日本一周~』というドラマがあります。

「好きな人にふさわしい男になる!」と言って日本一周に出るんですが、旅の途中で出会う人との中での心の描写やセリフが、とってもリアルで自分と向き合えるすごく良いキッカケになるんです。

②モチベーションが上がる動画を見る:これもPrime Videoからなんですが、『僕らは奇跡でできている』っていうドラマは「頑張ろ」っていう風に元気が出ます。

「やりたいと思うならやればいい、やらなきゃと思うならやめればいい」(第7話)

「僕には出来ないことが沢山ありますが、やりたい事がやれて有り難いですです」(第7話)

このあたりのセリフで、いつもモチベーションが上がりますw(そして涙を流しますw)

「実現したい世界を創れる最前線にいる自分って、本当に幸せだし、折角いろんな人からチャンスを貰ってるんだから、前向いて頑張ろ」ってなるんです。

③心が落ち着く場所を作る:川や海が大好きなので、近くの多摩川に週1度は必ず行きます。行ってボーッと30分くらいするんです。そうすると頑張ろうってなります。

「自然の中でも自分って小さな存在だな。どうせ死ぬんだったら、大暴れしてから死にたいな。だから頑張ろ」って思えるんです。

あとは家族がいるので家は好きです。温かくて、本当に帰りたい場所になっています。

④本を読む:自己啓発本は数多ありますが、一番好きなのは「君たちはどう生きるか」(内容は変わらないんですが、岩波文庫の挿絵が一番好きなので、岩波文庫のVer.押しです)。

『君はただ「立派そうに見える人」になるばかりで、ほんとうに「立派な人」にはなれないでしまうだろう。世間には、他人の目に立派に見えるように、見えるようにと振舞っている人が、ずいぶんある。そういう人は、自分がひとの目にどう映るかということを一番気にするようになって、本当の自分、ありのままの自分がどんあものかということを、つい、お留守にしてしまうものだ。僕は、君にそんな人になってもらいたくないと思う。』

この言葉は、いつも自分をとてつもなく奮い立たせてくれています。10回くらいは読んでる僕のバイブルです。

経営は長期戦だからこそ、心の栄養を!

経営は、始めれば自分が死んだりして経営者を退くか、倒産するまでは走り続けないといけません。だからこそ、心の栄養をしっかり取って長期戦を戦うべきだと思うのです。

トップスピードを保つためにも、これからもしっかりと「心の栄養」を取っていきたいと思います。

サポートに感謝の言葉しかありません(*´ω`*)