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自分の立場と相手の立場

先日、自分用に絵本を買った。
ずっとずっと、発売される日を楽しみにしていた絵本。
作者はSEKAI NO OWARIのFukaseさんである。

私はSEKAI NO OWARIが好きだ。
曲も好きだが、ライブが本当に美しい。
それぞれの楽曲が持つ色と演出が組み合わさったときのあの感動は何にも代えがたく、ライブの余韻は少なくとも1週間続く。
ライブセットだけでなく、メンバーの衣装、バンド構成(例えばシンプルにアコースティックなのか、ブラスバンドも編成しているのか…)、ライブのコンセプトなども毎回ワクワクさせられる。
これらが互いの魅力をより一層引き立て合い、想像をはるかに超えたものが見られるから、SEKAI NO OWARIのライブはすごい。


話はそれたが。笑

今回購入した絵本は、私が高校生の時に行ったセカオワライブで出会った物語とほとんど同じで、一部異なる部分もあるが、物語の内容は何も変わらない。
この物語に当時の私は非常に心が動いた。
今まで以上にしっかりと他者の話を聞こうと思えるようになった。
相手の立場に立って物事を考える大切さを学んだ。
だから、こんなにも心を動かされた物語が本人の描いた絵によって絵本になると聞いた時、とてもうれしかった。

絵本を読んでから、もう一度ライブ映像を見直したいと思った。
十分な時間があるなら今すぐにでも見たいくらい。
当時のライブを見たら、きっとまた泣くんだろうなと思う。
ライブを見て泣いたのははじめてだったし、そもそも泣くとは思っていなかったし、あんなに泣くことはもうないだろう。


私にとって大事で大好きな物語。
あのとき出会えてよかった。
ありがとう。



ではまた。
ごきげんよう。

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