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後染めのPROPPERカーゴパンツ、DC SHOES、紺&黄のアウター、SONY SPORTS、G-SHOCK。


NO BIG DEALスタイルの原点

この前、後染めのアイテムを作ったときに余っていた染め粉で、PROPPERのカーゴパンツを染めてみた。とても良い仕上がりだったから、商品化することにした。色々スタイリングを考えていたら、DC SHOESのレガシーシリーズに、とても合うことが分かったし、最近、個人的に買い集めているアイテムとの相性も抜群だったから、いつもお店に来てくれるスケーターのMisaki、Heiryo、Soujiを誘って撮影に出かけた。

NO BIG DEAL STYLEについて
NO BIG DEAL STYLEは、スケボーショップHI5が提案するスケーターらしい着こなし。自分のスタイルをブランドや価格ではなくて、自分のセンスで表現すること。 友達に「それいいね」と言わせて、「大したことないよ(NO BIG DEAL)」と返す。そんなスタイリングをお伝えしています。


PROPPERのカーゴパンツが好きすぎて、週に8日くらい穿いていたりする。夏には、オリーブの2XLをブカブカっと穿いて、洗いざらしの白のTシャツとローカットのスケートシューズというスタイリングで鏡の前に立てば、「これでええ」となぜか関西弁で呟いてしまうくらいに、これでいい感に満たされる。NO BIG DEALスタイルの原点を思い出させてくれる瞬間なのだ。

というのは、ちょっと大げさで、やっぱり色んな物を身に着けたいし、実は、PROPPERにも「もう少しこうだったら」という思いがあった。

PROPPERのオリジナルのオリーブは、街に溶け込んでくれて、とても好きだ。だけど、もっとジャングル感があるオリーブも良いのでは、と思って染めてみたら、すごく良いカラーに仕上がった。

サンドベージュのカーゴパンツを後染めしたから、ステッチの部分が染まらなかったけど、雰囲気が良かった。DIYは、こういった偶然が起きて楽しい。

前回は、ウェストにゴムとシューレースを入れたカスタムをしてみたら、シルエットがめちゃくちゃ良くなった。今回は、ウェストにウェビングベルト、裾にドローコードをカスタムした。ミリタリーよりも、アウトドアやスポーツアイテムに近づいたような気がする。

サイドポケットには、XXX SPORT LIKE SHITのタグ。

NO BIG DEAL CUSTOMIZEDタグは、ウェストに。

オリーブ以外に、ネイビーとグレーも作った。

後染めだから、どうしてもムラができるけど、ウォッシュをかけた後の生地のシワやステッチの風合いにマッチしていて気にならない。洗濯を重ねていけば、さらに味わいが出てきそう。

ゴツいDC SHOESとスケートショップのこだわりの話

DC SHOESから、不定期で発売されるレガシーシリーズは、90〜2000年代に一世風靡した伝説のスケートシューズを復刻したシリーズ。バルカナイズドソールが大人気のこの時代に、忖度なしのゴツいソールとアッパーでスケートシューズ界を引っ掻き回している。限定販売のうえに、ほとんどの場合、欲しい人が買うから、二次流通にもほとんど出回らない。個人的には、今、このシリーズがスケシュー界で、最もハードコアなのではないかと思っていて、お店で取り扱いが決まってからは、オーダーを続けている。スケボーがやりやすいとか、やりにくいとかよりも、こだわらなければいけないことが、スケートショップにはあるのだ。

先日発売されたイギリスのブランドCAFEとのコラボレーションシリーズ。

DC SHOESのレガシーシリーズは、コラボレーションモデルとして発売されることがほとんど。BUTTER、VENTURE TRUCKS、BEAMS、BRONZ56Kなど、人気ブランドとのコラボレーションでは、即日完売ということもある。今年も、いくつかのコラボレーションが予定されている。

ヨット乗りの服をスケーターが着たって良いよね。

後染めカスタムPROPPERカーゴパンツ、DC SHOESレガシーシリーズに合わせたのは、POLO SPORT、NAUTICA、TOMMY HILFIGERのヴィンテージアウター。今回の冬は、イエロー&ネイビーの2トーンカラーが気になった。(すべて私物)

POLO SPORT、NAUTICA、TOMMY HILFIGER、どのブランドもヨットのイメージがある。波や風を相手に遊ぶヨット。アスファルトやコンクリートを相手に遊ぶスケーター。自然と都会の違いはあるけど、人間の遊びへの欲求という部分では、同じだと思う。

懐古主義とは違う、古くてカッコいいもの。

近々お店を改装するから、ディスプレイになる小物を買い集めている。その中に、SONY SPORTSやPanasonic SHOCKWAVEがあった。今回のスタイリングに合わせてみたら、想像以上にハマってしまった。

SONY SPORTSもPanasonic SHOCKWAVEも、80〜90年代に海外を中心に販売されたシリーズ。イエローのカラーリングがカッコいいカセットプレイヤー、ラジオ、ビデオカメラ。今では、稼働品となると高価で売買されたりしている。街の風景が画一的になっている今、こういったデザインに惹かれている人は多いと思う。実際、今回モデルをやってくれた子達は、この雰囲気がすごく気に入っているみたいだった。

↑これは、VHS MAGの記事で知った宇田川町SPORTSのネックピース。ネックピースだけど、ちゃんと音が出てヘッドホンとして使える。当時、SONY SPORTSから発売されていたヘッドホンは、音が出るものとなると、今ではめったに手に入らないから、こちらをチョイス。スマホ用のジャックコンバーターもあって、懐古主義という感じではなくて、現代版としてアップデートしてくれているのが嬉しい。

ステータスより上機嫌。

イエロー押しのついでに、貯まっていた楽天ポイントで久しぶりにイエローのG-SHOCKを買った。

ステータスで重たくなった手首では、スケボーなんてできないし、イエローのG-SHOCKを着けている大人は、きっと、毎日ご機嫌な感じがして良いなと思う。

カスタムPROPPERカーゴパンツの販売について

カスタムPROPPERカーゴパンツは、受注生産となります。詳しくは、下のアイテムページをチェックしてみてください。

スタイリングに使用したアイテムたち


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