HI5

HI5(ハイファイブ)は、富山県のスケートボードショップです。 スポーツ的ともドロップ…

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HI5(ハイファイブ)は、富山県のスケートボードショップです。 スポーツ的ともドロップアウト的とも違う、ライフスタイル的な、もしかしたらシティボーイ的な視点でスケボーを再編集。 楽しんでいこう。

マガジン

  • NO BIG DEAL

    NO BIG DEAL STYLEは、スケボーショップHI5が提案するスケーターらしい着こなし。自分のスタイルをブランドや価格ではなくて、自分のセンスで表現すること。 友達に「それいいね」と言わせて、「大したことないよ(NO BIG DEAL)」と返す。そんなスタイリングをお伝えしていきます。

最近の記事

Last Resort ABのシューズと無個性を選べる個性。

Last Resort ABの新作が入荷したから、ChuckyとHeiryoを誘って撮影に出かけた。 NO BIG DEAL STYLEについて NO BIG DEAL STYLEは、スケボーショップHI5が提案するスケーターらしい着こなし。自分のスタイルをブランドや価格ではなくて、自分のセンスで表現すること。 友達に「それいいね」と言わせて、「大したことないよ(NO BIG DEAL)」と返す。そんなスタイリングをお伝えしています。 Last Resort ABは、スケ

    • NIKE SB VERDYコレクションを見ていると前向きになれるという話。

      NIKE SBから、グラフィックアーティスト VerdyとコラボレーションしたDUNK LOWとAIR MAX ISHODが出る。 Verdyがコロナ禍の時に生み出したキャラクター "Visty"をモチーフにしたシューズたち。DUNK LOWは、モコモコのVistyが、そのままシューズになったような仕上がり。夢の世界のような儚いカラーリングからは、コロナ禍から早く抜け出したいというVerdyの当時の感情を感じる。 日本のバンド、ファッションカルチャー、漫画、アニメから影響

      • NIKE SBのカメレオンDUNKとスケートボードが終わる日。

        NIKE SBから、2024年フランス パリ大会を記念したDUNK LOWが出る。 プロスケーター アレクシス・サブローンが提案したDUNKは、爬虫類の皮膚のようなアッパーが特徴的。トリックで擦れると、表のグリーンが剥がれ、パープルに変化する。 アレクシス・サブローンが提案したこのDUNKは、通称”カメレオン”。彼女は、スケーターの多様性や環境に合わせて柔軟に変化する特性をカメレオンに見立てて、今回のDUNKをデザインした。 NIKE SBのDUNKは、これまでに数多く

        • NIKE SBの真っ白のシューズ、スケボーにできてファッションにできないこと、スケーターのやることに意味も理由もない話。

          NIKE SBから出る真っ白のDUNK LOWとBLAZERが最高にカッコいいから、みんなを誘って撮影に出かけた。 今回リリースされるDUNKとBLAZERは、スケートショップ限定のISOシリーズ。ISOは、"In Store Only"の略で、スポーツ店はもちろん、NIKEのお店やオンラインでも販売されない特別なシリーズ。ISOは、NIKE SBがスケートボードカルチャーの中心にあるスケートショップに敬意を払い、サポートするためにスタートしたプロジェクト。「スケーターに最

        Last Resort ABのシューズと無個性を選べる個性。

        • NIKE SB VERDYコレクションを見ていると前向きになれるという話。

        • NIKE SBのカメレオンDUNKとスケートボードが終わる日。

        • NIKE SBの真っ白のシューズ、スケボーにできてファッションにできないこと、スケーターのやることに意味も理由もない話。

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        • NO BIG DEAL
          34本

        記事

          伝統と革新を表現したNIKE SB DUNK LOW PRO "ELECTRIC"とアメリカ代表に聞きたいこと。

          NIKE SBから、フランス パリ大会を記念したDUNK LOWが出る。 ELECTRICと名付けられたDUNK LOW。NIKEの数々の名作シューズをデザインしたティンカー・ハットフィールドが、ニューヨークで見かけたビンテージソファーからインスピレーションを受けて生み出したサファリプリントが特長のDUNK。クラシックなサファリプリントと前衛的なブルーのシューレースのコントラストが、伝統と革新の化学反応で進化してきたスケートボードカルチャーを表していて、フランス パリ大会を

          伝統と革新を表現したNIKE SB DUNK LOW PRO "ELECTRIC"とアメリカ代表に聞きたいこと。

          THERE SKATEBOARDSのNIKE SB DUNK、表彰台とミニランプ。

          NIKE SBから、THERE SKATEBOARDSとのコラボレーションDUNK LOWが出る。 THERE SKATEBOARDSは、Jeffrey CheungとGabriel Ramirezによって立ち上げられたLGBTQ+ スケーターを中心としたコミュニティ UNITYから派生したスケートボードブランド。 Jeffrey Cheungが描く個性的なアートワークがアッパー全体を包む。2種類のデュプレと合計6カラーのシューレースが付属し、これは、きっと多様性を表して

          THERE SKATEBOARDSのNIKE SB DUNK、表彰台とミニランプ。

          NIKE SB Federation Kits&Agnosticとスケートボードが持っているメダル以上に大切な価値。

          NIKE SBから、2024年フランス パリ大会のためのFederation Kits&Agnosticが出た。四年に一度の特別なコレクションだから、みんなを誘って撮影に出かけた。 今回のNIKE SB Federation Kits&Agnosticを手掛けたのは、女性プロスケーター アレクシス・サブローン。前回の東京大会では、アメリカ代表として出場した実力者。マサチューセッツ工科大学を卒業した建築家でもある。 彼女が手掛けたのは、日本とアメリカのスケートボード代表チー

          NIKE SB Federation Kits&Agnosticとスケートボードが持っているメダル以上に大切な価値。

          NIKE SB ELECTRIC PACから感じるエレクトリック感の正体。

          NIKE SBから、2024年 フランス パリの夏に合わせた特別なパックが発売になる。 ELECTRIC PACKと名付けられたシューズたち。NIKEのスニーカーが好きな人たちからは、"Safari"と呼ばれている独特なドット柄が目を惹く。でも、今回は、Safariじゃなくて、"ELECTRIC"と名付けられた。 BLAZER MID、JANOSKIという、NIKE SBの定番モデルに、新モデルPS8を加えた3型(JANOSKIには、キッズサイズもある)でリリースされるE

          NIKE SB ELECTRIC PACから感じるエレクトリック感の正体。

          ナイジェル・シルベスターのJORDAN4と生け垣を超えて、新しい時代のアスリートになろうという話。

          NIKEから、BMXライダー ナイジェル・シルベスターのAIR JORDAN4が出る。 普段、自分の店では取り扱うことができない特別なシューズだ。しかも、スケートボードではなく、BMXのシューズということで、撮影をどうしようか、一瞬悩んだ。だけど、BMXもスケートボードも、現場は、同じストリートだし、うちには、最高のフィルマーとスケーターがいるから、きっと良いことが起きると思って、みんなを誘って撮影に出かけた。 バスケットボールシューズとして発売されたNIKE AIR J

          ナイジェル・シルベスターのJORDAN4と生け垣を超えて、新しい時代のアスリートになろうという話。

          カスタムデニムショーツ、チープなキャップ、平野屋のモナカアイス。

          夏だから、デニムショーツが履きたい。膝下の丈で、ブカブカのショーツが良い。40インチ以上のデカいLevi'sの古着のデニムを仕入れたから、カスタムデニムショーツを作った。ついでに、キャップも作ったから、スケーターのMisakiとSoujiを呼び出して、アイスを食べながら撮影した。 NO BIG DEAL STYLEについて NO BIG DEAL STYLEは、スケボーショップHI5が提案するスケーターらしい着こなし。自分のスタイルをブランドや価格ではなくて、自分のセンスで

          カスタムデニムショーツ、チープなキャップ、平野屋のモナカアイス。

          NIKE SBのヒストリーとNIKEのテクノロジーが融合したシューズ。

          NIKE SBから、ニューモデルPS8が出る。 PS8は、Problem Solver8の略で、これは、現在のNIKE SBを作り上げた男 故サンディ・ボデッカーのインスラグラムアカウント名から名付けられた。 サンディは、2018年に亡くなってしまったのだけど、NIKEに沢山の功績を残した伝説の社員として有名な人物なのだ。 これまでに何度もスケートボードシューズへの参入に失敗していたNIKEだけど、サンディが中心となってスタートした今のチームで、大成功を収めた。成功の理

          NIKE SBのヒストリーとNIKEのテクノロジーが融合したシューズ。

          パリの美しい庭園を現したNIKE SB DUNKとロサンゼルスに描く夢の街。

          NIKE SBから、2024年のフランス パリをコンセプトにしたCity シリーズDUNKの新色が出る。 City of Love、City of Styleに続き、今回は、City of Dreams。夢の街と名付けられた今回のDUNKは、フランス パリにある名所 トロカデロ庭園を落とし込んだユニークなシューズ。トロカデロ庭園の石畳、大理石、庭園の緑を素材やカラーリングで表現。全体的に淡いピンクとブラウンでまとまっている美しいDUNK。2024年のパリというコンセプトがな

          パリの美しい庭園を現したNIKE SB DUNKとロサンゼルスに描く夢の街。

          褒め言葉としてのクソ、カッコいい汗じみ、ストリートスケートの次の段階。

          ハイファイブのオリジナルアイテム SPORT LIKE SHITの新作を作ったから、スケーターのHeiryoとSoujiを誘って撮影に出かけた。 NO BIG DEAL STYLEについて NO BIG DEAL STYLEは、スケボーショップHI5が提案するスケーターらしい着こなし。自分のスタイルをブランドや価格ではなくて、自分のセンスで表現すること。 友達に「それいいね」と言わせて、「大したことないよ(NO BIG DEAL)」と返す。そんなスタイリングをお伝えしていま

          褒め言葉としてのクソ、カッコいい汗じみ、ストリートスケートの次の段階。

          NIKE SBとDi'Orr Greenwoodのシューズから、他人と上手くやっていく方法を思い出す話。

          NIKE SBから、Di'Orr GreenwoodとコラボレーションしたDUNKとBLAZERが出る。 Di'Orr Greenwoodは、アメリカ先住民族ナバホ族出身のスケーター。スケートの腕前もピカイチだし、ナバホの伝統を引き継いだアートワークを施したスケートボードを制作するアーティストでもある。 そんな彼女が作ったDUNKとBLAZERは、スケートシューズでありながらも、ナバホ族が愛用してきたモカシン的要素もあって、今までに見たことがないDUNKとBLAZERに仕

          NIKE SBとDi'Orr Greenwoodのシューズから、他人と上手くやっていく方法を思い出す話。

          NIKE SBの赤いシューズを履きこなすコツとストリートで一番カッコいい色は、赤だと思う話。

          NIKE SBのスケートショップ限定ライン ORANGE LABELから、新色が発売されたから、スケーターのShotaとSotaを誘って撮影に出かけた。 NO BIG DEAL STYLEについて NO BIG DEAL STYLEは、スケボーショップHI5が提案するスケーターらしい着こなし。自分のスタイルをブランドや価格ではなくて、自分のセンスで表現すること。 友達に「それいいね」と言わせて、「大したことないよ(NO BIG DEAL)」と返す。そんなスタイリングをお伝え

          NIKE SBの赤いシューズを履きこなすコツとストリートで一番カッコいい色は、赤だと思う話。

          NIKE SBとFuturaのコラボレーションDUNKは、ストリートカルチャー宇宙に生まれた超新星かもしれないという話。

          NIKE SBから、グラフィティアーティスト FuturaとのコラボレーションDUNK LOWが出る。 Futuraの作品の象徴であるアブストラクトなアートワークが描かれたアッパーが、半透明のアウトソールに乗っているおかげで、浮遊感、超時空、宇宙を感じるDUNK LOWに仕上がっている。 NIKE SBとFuturaのコラボレーションは、これまでに何度か行われてきた。スニーカーが単なる運動靴ではなく、アートピースやコレクションの対象になったのは、両者のコラボレーションの影

          NIKE SBとFuturaのコラボレーションDUNKは、ストリートカルチャー宇宙に生まれた超新星かもしれないという話。