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『言葉のズレ』

  どうも皆さん、未完(みかん)です。

  今回は「言葉のズレ」というお題で話します。よろしくお願いします。

  皆さんは、「言葉のズレ」を感じたことがありますか? 

  例えば、こんな感じです。


【パターン①】

上司「この仕事急ぎで、お願い!」

自分「はい、わかりました」

自分(今やってる仕事が、終わってから取り掛かろう)

1時間後

上司「仕事できた?」

自分「今、はじめたところです」

上司「遅いよ! 急ぎって言ったら、今すぐにってことだよ!」

自分「す、すみません!?」


【パターン②】

友達「お土産たくさん買ってきたから、好きなの選んで?」

自分「ありがとう」

自分(どれにしようかな〜……。あれ? 思ったより種類少ないな……)


 どうでしょう? 皆さん、一度は経験したことがあるのではないでしょうか?

 自分の中の「急ぎ」と、他人の「急ぎ」のズレ。自分の中の「たくさん」と、他人の「たくさん」のズレ。

このようなズレを「言葉のズレ」と呼んでいます。

 つまり、『形容詞』と呼ばれる言葉を使うときに起きる個人差です。

「早い」「遅い」「急ぎ」「ゆっくり」「多い」「少ない」「大きい」「小さい」など。

 こういった言葉は、日常生活でよく使いますよね。当たり前のように使うからこそ、個人差があることを忘れがちです。

 この「言葉のズレ」によって、コミュニケーションに問題が起きたりします。最悪の場合、言い争うになることも……。

ここでおすすめしたいのが、「言葉のズレ」のチューニングです。

 方法は、簡単です。職場の上司、部下、同僚。そして家族や友達など。身近な人たちと、一度話し合ってみてください。

「急ぎの用途は、時間にしてどれぐらいか?」

「たくさんってどれぐらいの量?」

 少し間抜けな質問かも知れませんね。けど、この「言葉のズレ」のチューニングでコミュニケーションがスムーズになります。

 特にコミュニケーションが苦手という人におすすめします。ささいな事かも知れません。しかし、「言葉のズレ」によるすれ違いは、頻繁に起きています。

 この「言葉のズレ」を減らすだけで、コミュニケーションが楽になります。一度、「言葉のズレ」を意識してみてください。

 ちなみに、僕の友達に『2つ以上はたくさんだ!』といいます。人によって物差しのサイズが、全然違うのですね。

同じ言葉を使っているはずなのに、個人で認識する意味は違ったりするんです。言葉って難しいですね。けど、そこが面白いですよね。

 皆さんも、一度「言葉のズレ」を確認してみてください。

 もしかしたら、自分が大きくズレているかも?

 本日はここまで、ありがとうございました。

未完(みかん)。

読んでいただいてありがとうございます。面白い作品を作ってお返ししていきたいと考えています。それまで応援していただけると嬉しいです。