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やはり事件は現場で起こっている

どうも ゆうじろうです。

今日はですね。
問題解決の根本的な考え方を
われわれのようなものづくりに携わる人達がよく使っている考え方を例に出して話していきます。



モノづくりの現場では、
5ゲン主義という考え方があります。

5ゲン主義というのは、
現場、現物、現実を見て、観察し
原理、原則に基づいて考える事で、
行動、判断の基準とするという考え方
である。

ようはまずは、
問題とか、課題とかがある場合は、
まず、現場に行って、現物を見て、現実をみて
何が問題で?課題か?を把握しましょう

そして、その把握した情報をもとに、
理論的に解決方法を考えましょう
ということです。

エンジニアならば、
論理的に考える癖は大体ついている人が多いのですが、忘れがちになるのは、
「現場、現物、現実」
の方だと思います。

例えば、
ある部品の一部が破損して折れたとする。

確かに力は、掛かる部品なので、
強度不足だと思って、計算の確認をしても問題が無い…
ではなんだと、悩み出す…


そもそもだけども、こんな時には
最初に、現場で、現物を見て、
どのようになって使われていたのか?
どんな破損が起こっているのか?
をまず観察して見れば、
怪しいところが見えてくる。

何か想定外の力が掛かっているかもしれない…
部品強度がなぜか低いのかもしれない…
特定条件で異常な振動が起こって共振しているかもしれない…

それは、
やはり事件は現場で起こっているので、
現場に行く事が1番大切
だという事です。
現場に行けないなら、少なくとも現物を見る。

現場の情報が何も無い中で考えるのは、
名探偵でないと無理ですね。
名探偵でも無理な気がする。


これは、色んな問題でも同じで、
何が問題か?課題か?
というのは、
「現場、現物、現実」
で確認すべきだと思います。


人の悩みを解決する時でも、
人によって違うので、
お金に困っていると言っても、
悩みを持っている人から話を聞かないと
本当の問題、課題は分からない
場合が多いですね。
ついつい、
解決方法、手段を先に考えがちなので
行き詰まったら、現場に戻ると
本当の問題に辿り着けるかも知れません。

最後まで読んで頂きありがとうございました! 
それでは、今日も良いI日を!






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