うつ病までの徒然、7月から新天地へ🌿

3月頭から、身体が少しずつおかしくなっていった。
頭がぼーっとして、集中力が続かなくて、今までできていたクオリティとスピードでの仕事ができなくなって、「あれ、おかしいな？」と思った。それが多分3月1週目とか。でも全然気のせいだと思ってた。疲れてるのかなって。

それを放置してたら、全てに無気力になっていて、仕事で発生するトラブルやミス、これまでだったら嬉しかったことにも何の感情も起きなくなっていった。やる気がない、脱力感がある、そんな状態。「あれ、おかしいな？」ってまた思った。人生で経験したことない状態だった。

また少し経つと、次第に食欲がなくなっていって、ゼロになった。ある1日に摂取できたのがレッドブル一本と玄米ブラン1カケラ。「完全におかしくなっちゃってるな〜」とやっと気づいた。

最寄駅の精神科を予約して、診察を受けた。仕事で無理をしすぎてるせいだと言われた。自律神経やホルモンのバランスが崩れてしまってるらしく、それを整えるお薬を出してもらった。

診察を受けるまでも1日1日をギリギリ生き延びていたなと今振り返ってみて思う。会社のマネージャー合宿があったり、店舗でのロングmtgがあったり、マネージャーとしての責務を果たさねばならない場面はやる気の出ない、なんだか調子のおかしい自分をなんとか振り切って、いつも通り振る舞った。

精神科にいって、医者に「頑張りすぎてるんじゃない？」と言われて初めて、私は頑張りすぎていたんだと思った。

その翌日には喉の痛みがあり、職業柄PCR検査をすぐに受けたが、陰性だった。PCR検査を受けるためにお休みをいただくことになったのだが、ちょうど精神科に処方された薬を飲み始めて3日目、職場の同僚に精神科を受診したことを伝えた。

そうしたら「もう限界なんだよ、一旦休もう。」と押し切られ、急に休むことになった。

次の日、39.5℃まで発熱して、寝込んだ。
身体も心もめちゃくちゃになっていた。

寝込んでから2日後、発熱は落ち着き、病み上がりではあるけれど、一旦は日常生活を送れるくらいにはなった。ずっとベッドの上にいて、ブラッシュアップライフを流す日々。

やっと熱も治ったし、ご飯を食べようとウーバーイーツをして炒飯を届けてもらったら、半分も食べきれない。セブンイレブンで買ってきた豚しゃぶサラダも1/3も食べきれない。やっぱりなんだか身体は随分おかしかった。

4月1日から少しだけ仕事戻ってみたんだけど、個人的な事件があって、完全に精神を壊した。

事件によって、これまで何かと繋がっていた糸がぷっつり切れて、ここにはもういられない、いてはいけないと思った。
自分より上の役職の人を、誰も信じられなくなった。私のことなんて、どうだっていいんだと思った。私のこれまでの頑張りなんて、きっとその人たちにとっては当たり前みたいなもので、感謝されたり称賛されたり、そういうのには値しないんだと思った。

私は事業がつくりたかった。でもそれができなかった。できる目処も立たなかった。現場に立つには私の心は弱いので、色んな人の感情でいっぱいいっぱいになる。それがどうしようもなくしんどかった。しんどいと言っても、ベンチャーってそんなもんだからと笑われる相手に、どうやって相談ができたんだろうか。上司を信じられなくなることが、私にとってとても苦しかった。耐えられないことだった。

休職して、転職活動を始めた。この会社に戻る未来は見えなかった。

ずっと本当に辛かったけど、とても素敵な企業に出会って、そこに転職することになりました。5年目で3社目か〜、もう転職市場でなかなかハードル上がる存在になっちゃうな〜と思うので、次の会社では長く働きたいです。

7月から社会復帰です。うつ病が寛解するのは一般的には半年〜1年のようなので、もう少しだけこの病気と付き合うことになるのかな。最近は、症状はほとんど出ず、うつ病になる前の自分とほぼ同じに戻れてはいるけれど、ちょっとしんどいことや感情労働的に苦しいことがきたときの受け身がまだ少し弱いかな〜と思う。

なんにせよ本来仕事大好きなので、7月からのお仕事が本当に楽しみ。素晴らしい事業、素晴らしいプロダクトなので、私もいっぱい貢献したい。

あと引っ越して自分のおうちが大好きになった。世界で一番安心できる場所。これまで予定と予定の間に時間ができてもカフェで時間潰せていたんだけど、今だと帰りたくてたまらない😂距離と時間が許せば帰る😂

3月から6月はきっと、本来の自分に戻る、大切な時期だったんだよね。そう思ってる。しんどかったし、会社のこと恨んだし、苦しんだし、それでもやっぱりこれを経験しなければ得られない学びや気づきがたくさんあった。これが私に必要なものだったのだと思う。

7月から頑張ります。社会人5年目。甘えてらんないね。