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「本来の自分」とは何か

私は「魂を輝かせる」「本来の自分に戻る」を全ての活動の目的にしています。
(詳しくはプロフィールに書いています)

言葉は少しフワッとしていますが、これは今、そしてこれからの時代にものすごく大切なことだと感じています。

今日は本来の自分を生きるとはどういうことか、本来の自分を生きると、どんなことが起こるのか、そんな話をしたいと思います。

もしランボルギーニが・・・

まずはじめに、車を例に考えてみてください。

例えば、ランボルギーニというかっこいいスポーツカー、ありますよね。

引用:ランボルギーニ公式HP

この車の役割を言葉で表現してみると、かっこいい見た目とスピード感で人を楽しませることですよね。(もっと他にもあるのかもしれませんが)

だからこのランボルギーニちゃんは、スピードをしっかり出せる環境で、かつ自分のかっこよさや素晴らしさを認めてくれる人に乗ってもらった時に、自分自身の役割を十二分に発揮することができるわけです。

ところが、ランボルギーニちゃんが、「私、農作業を手伝って人の役に立ちたいの!軽トラちゃんが羨ましい。私なんて人の役に立ててない」と思い、農作業を手伝うことにしたらどうでしょうか。

田舎の細い道じゃ、お得意のスピードも出せない。なんならスタイリッシュが売りのランボルギーニちゃんは荷物もあまり積めない。ぎゅうぎゅうに荷物を詰め込まれて、ああ泥だらけ。

おまけに、おめぇ使えねぇなぁ!なんて言われたりして、ランボルギーニちゃんは自信を失います。

ランボルギーニちゃんは、せっかく自分の役割を果たすために持ってきたスピード感やかっこいい見た目を活かしきれていないわけです。

もし大谷翔平が・・・

次は大谷翔平を例に考えてみます。

大谷翔平が「俺、これからエンジニアになるわ。正直ワクワクもしないし興味もないけど、安定して今後も仕事はありそうだから。」と言ったら

どう感じますか?

おそらく多くの人は、「いやいやいや!何を言うてますのん!あなたのウリはそこじゃないよ!なんなら野球の方が桁違いよ!」と思うと思います。

でも大谷翔平は「いいや、エンジニアになって手に職を付けなきゃ。野球なんてもっと他にうまい人がいるし、自分なんて大したことないよ。」と思い込んでいるとしたら。

多分、もったいないオバケが出ます。

何のためにこの強靭な肉体を選んで生まれたと思ってるん!ぇえ?二刀流で活躍できる能力持ってきたよ??ちょっとぉ!って、本来の自分が嘆きそうですよね(笑)

本来の自分を生きるとは

私たちには、ひとりひとり、必ず、
好きなことや興味があること、得意なこと、当たり前に自然とできることがあります。

それは人間の意識で見れば、そこに大きい、小さいというジャッジがあったりしますが、本来は大小ではなく役割の違いです。

当たり前すぎて意識したこともなかった!ということに自分の役割が隠れていたりするものです。

私たちは、こういう人が立派。とか、こういう仕事がすごい、とか、こうあることが幸せ、と言う思い込みを沢山インストールしてきていて

得意な部分よりもできない部分を伸ばすことに焦点が当てられてきたので

今の自分では足りないという意識になっていることが多いのですが、それはただの思い込み。

好きなこと、興味があること、自然とできてしまうことの大切さに気付いて、自分が持っているものを最大限に発揮することが、本来の自分を生きることです。

本来の自分を生きると起こること

ランボルギーニちゃんは農作業を手伝っても、あまり役には立てませんでしたが、その見た目が好き!走りが最高!と言ってくれる人に乗ってもらい、スピードの出せる環境に身を置けば、見る人乗る人の心を魅了し、その人たちの生きる活力になります。

大谷翔平がもしエンジニアになっていたら(まあ実際なってないからどうなるか分からないにしても)、今のように世界中の人を魅了し、勇気づけることはおそらくできていないはずです。

ランボルギーニちゃんも大谷翔平も、自分の役割を全うしているからこそ、多くの人を魅了し、勇気づけることができています。

そうやって本来の自分を生きると、結果的に最も人の役に立てるようになっているものです。

また、最初のランボルギーニの話に戻りますが、ランボルギーニちゃんが、最適な場所で自分の能力を活かしているときと、農作業に使われているとき、どちらの方がストレスが大きいでしょうか。

きっと誰が見ても、後者ですよね。

ストレス(負荷)が大きいということは、それだけ不調や故障が起こってくるということ。

もちろん最適な場所で自分の能力を発揮しているとしても、ケアは必要ですが、かかる負荷は圧倒的に違うはずです。

要は、本来の自分を生きるということは、心身の健康にも繋がるということです。

まとめ

私自身、ずっと自分が持っているものを無視して、自分が感じていることを無視して、あんな風になれたらいいのになぁ、こうすれば稼げるのかなぁと、外側に正解を探し続けてきました。

そしていくら周りの人が、あなたの良いところはここだよ!と言ってくれても、あなたは存在が価値だよ、いるだけで雰囲気が良くなるよ!と今思えば最上級の褒め言葉をもらっても

いや、そんなん普通やって、、私の好きなことなんてお金にならへんし、、と無意識に自己否定ばっかりしてきました。

全部思い込みなんですが、それが思い込みだとも気づいていませんでした。

みなさんも是非、今自分が持っているものや当たり前にできること、昔からなぜか興味があること、ワクワクすることに一度目を向けてみてください。

本当はすでに必要なものは全部持っている。

そして、その時がくれば、それに気づけるようになっている。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました!

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