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さぬき広島への旅
瀬戸内海の離島、さぬき広島の記録
さぬき広島は、香川県丸亀市に所属する塩飽諸島最大の島で、人口は300人強(2018年時点)。島の名前は「広島」なのですが、それだと、広島県広島市と間違えそうなので、「さぬき広島」として表記します。
さぬき広島への移動手段は、人だけが乗れる客船と、自動車も載せられるカーフェリーの2種類があるようですが、今回はカーフェリーに乗船。
島に着くと、「ようこそさぬき広島へ」と書いた大きなゲートがお迎えしてくれます。
今回泊まるのは「旅ねこ」というお宿。
宿についた後は、しばし島内を散策。
管理人さんがいるサロン。猫がいます。
茂浦集落内にある、もう一つの宿泊施設「ひるねこ」。むしろこっちのほうが有名みたい。
宿のある集落「茂浦」の全景
茂浦の浜。
茂浦集落の中ほどにある塩釜神社。
狛犬がやたらとかわいい。
さぬき広島の立石集落に拠点を置き、近世に廻船業で栄えた尾上家住宅。
今のところ公開はされていないので外観のみの見学。ちなみに、石垣から突き出て、木柱で支えられている部屋は茶室なのだそうだ。
さぬき広島は「青木石」の採石業でも栄えた島。随所に切羽が見える。
青木集落にある島唯一の商店。
かつて、さぬき広島には小学校が江の浦と青木の2箇所にあったそうです。現在は廃校となった青木にある旧広島西小学校(もう一方の、江の浦の小学校は休校中らしい)は、現在は1階はデイサービスセンター、2階は資料館として使われています。
近隣には、島らしく、厳島神社も。
島から眺める夕日。曇ってたけど、晴れてたらもっと綺麗だと思う。うん。
島の人口は、最盛期から比べると、10分の1以下になってしまったそうで、島を巡ってみると、かつて人口が多く栄えていたであろう痕跡を随所に見つけることができました。
ただ島の方は、島の生活を楽しんでいらっしゃり、今回宿泊させていただいたお宿をつくるなど、新しいことにも取り組まれていて、島はとてもオープンな雰囲気でした。