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高円寺酒飲み日記 2023年11月4日(土)

午前九時半起床。

coromミュージック・エンターテインメント社長の佐治さんとオンライン面談。一時間以上にわたるお話は目から鱗と背中を押されるものばかり。背筋が伸びる一日のスタート。

今日は高円寺で九二〇会(職場で出会った仲間三人の集まり)だ。シャワーを浴びて午後二時半に出発。川上未映子「水瓶」を読んで小田急線。そして中央線で高円寺。それにしても人人人。東京で駅前に喫煙所がある町は優しいなあ。

一軒目は《ビアカフェ 萬感》
東京都杉並区高円寺南3-47-8
03-3314-5008
午後四時過ぎに入店。
クラフトビールが美味い。
強個性の「山椒W-IPA」が特に印象に残った。苦味ファーストで深みのある味わい。グラスもかわいい。スタッフのお兄さんがそれぞれのビールについてきちんと説明してくれて信頼のおけるお店だ。
早い時間だったこともあり店内は落ち着いて寛ぎのスペース。自然、会話も弾む。友と酒は人生のチカラだ。それにしても改札を出る時の、あの人の波はいったいどこへ向かったのだろう。と考えるほどゆったりと楽しんだ。
おつまみは野沢菜、いぶりがっこチーズが絶品。


二軒目《コクテイル書房》
東京都杉並区高円寺北3-8-13
03-3310-8130
古本屋であり居酒屋という珍しいお店。
思わず入りたくなる木造のあたたかな外観。店内にはこだわりの調度品とぐるりを取り囲む古本たち。予約で席が埋まっていたが、常連の方が「せっかく来たんだから」と特等席(入り口入ってすぐの小上がりの席)を譲ってくださった。
何を注文したかがまったく思い出せない。それだけこの空間に酔っていたのだろう。麦の焼酎を頼んだ気がする。お通しも、料理も納得感のあるものばかりだった。一時間弱の滞在だったけれど、ここはまたゆっくり訪れたいと思う。

三軒目《ユラユラ高円寺》
東京都杉並区高円寺北3-1-16
03-3336-1288
アジアの屋台を彷彿とさせる、賑やかで開放感あるお店。自分のスマホからアプリを通して注文するスタイル。焼き鳥がメインで、ピリ辛の「ユラユラソース」をかけて食べるとさらに美味。
“ユラユラ”に“You Love You Love”とあてられているのが素敵だった。焼酎からホッピー黒に移行して、本日を締め括った。

人にはいろんな繋がり方があって、音楽を介していない仲間の中にもそれぞれの葛藤やストレスや幸せがある。ざっくばらんに好きな話をしたり、勢いで熱くなったり、励まし合える存在は本当に大切だと思う。
お互いの健闘と健康を誓い合って、終電で帰宅。毎度のことだが、自分の部屋に戻ると、今日もよく帰ってこれたものだと感心する。これが帰巣本能というやつだろうか。あっぱれと言ってやりたい。

一人で締めの缶ビールを一本飲んでから寝床へ。
就寝時は記憶になし。

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