見出し画像

日記 2024年1月13日(土)

1月13日(土)の日記

午前10時半起床。自分の時間が流れ始めたように感じる土曜日、呼吸を整えるように本を読む。
「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!(苫米地英人)と、「仕事でミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣(藤井美保代)の二冊を読み終える。なんかビジネスマンみたいじゃないか。

シャワーを浴びて練習へ。ライブに向けてセットリストを考えながら、制作中の新曲も進める。細胞が動き出した感覚で、あらためて「歌うこと」が与える影響を思い知る。

久しぶりの贅沢スイーツ
読み始めたら止まらなくなった「風葬の教室」

練習後は本厚木のnana's green teaで抹茶生チョコレートパフェを堪能。山田詠美「風葬の教室」を読みながら舌鼓を打つ。これが強烈に面白くて途中で読むのを止められなくなり、結局読み終えてしまった。内容はシビアなのだが、その表現の力に圧倒されてずっと笑いながら読んだ。なんでこの場面で笑っているのだろうと思いながら自分を観察するかのように読んだ。読み終わって鳥肌が立った。久しぶりの一気読みトリハダ読書体験なのだった。
いつか読んだ村田沙耶香のインタビューで、私は幼い頃「風葬の教室」があったから救われたというような意味のことを言っていた(と思う)ので、ずっと気になっていたのだ。そこまで人になんらかの力を与える本だというのはハッキリとわかった。

帰宅して、映画を一本観たかった。
2024年、一本目の作品だ。観るなら「ナイトオンザプラネット」とずいぶん前から決めていた。
Amazonプライムで探したら、《現在ご利用いただけません》になっていた。むう。
ならば何を観よう。次の候補は「リトル・ミス・サンシャイン」か、河崎実作品のどれか。
迷ったがまだ観ていない河崎実の名作「ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一髪」に決めた。

まったくどうしようもない映画で、ほんとうに終始どうしようもなく、きちんと笑えて最高の映画だった。どこまでいっても自分の映画を撮り続けるこの監督を僕は心から尊敬しているのだ。
今日はバッチリ練習して、本を三冊読み終え映画を一本観る充実の一日であった。午前6時就寝。

#日記 #シンガーソングライター #パフェ #読書 #河崎実

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?