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日記 2023年11月9日(木)

午前七時にきっぱり目が覚めた。
目覚ましはiPhoneのアラーム(黒電話)だ。アナログを模したデジタル機器ならではの音が、いい感じで癇に障るのだろう。深い眠りを貪り中の脳の奥まで響いてくれて助かる。

通勤ラッシュ時の電車を快適に過ごすコツは「座りたい」と思わないよう工夫をすること。煩悩が生じようとする瞬間を、別の楽しさで忘れさせるのだ。本を読んだり音楽を聞いたり妄想に耽ったり方法は人によって様々だと思うが、体が疲れている時こそテキメンだ。
今日も「くじらの朝がえり(椎名誠)」を読んで目的地まで辿り着く。あらためて僕はシーナさんが好きなんだなあと、思いを新たにしている。

(お仕事中につき9時間後へ時空ワープ)

すっかりへとへと化して、おまけに帰りの小田急線で座れてしまったものだからそこで記憶がぷつりと消えている。びくっと目が覚めたら降車駅で、あわてて飛び降りた。家まで歩く道のりもふわついた頭のままだった。

帰宅して晩飯を食べて、六匹のワンコたちとじゃれあっていたら回復してきた。ひとしきりギターを弾いて、ライブのイメージを固めていく。それにしてももう木曜日が終わろうとしているのか。土曜日は配信ライブ(corom)なのだ!みんな、遊びに来ておくれよう。

考え出すととまらないので、今夜は早めに寝ることにする。ベッドに横になって横尾忠則の「言葉を離れる」を開いた。しかしこの本はずっと枕元に置いているがいまだに読み終わらない。数ページ読むと良い具合の眠気がやってくるから、進まないのだ。また読むときにはどんな話だったか忘れているので、少し前に戻って読む。それでまたすぐ眠くなるから、これは果たして読み終える日がくるのだろうか。

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