2020/10/17 うちの教育

おれは元々粘土で一人で遊んでるのが好きだった。それについて親は何の興味ももたず、むしろ気持ち悪いとすら思っていただろう。
親父が仕事から帰ってきて家族で飯を食ってるときも「学校はどうだった」「なにをしてきた」「友達とは遊んでるのか」「もっと遊べ」「もっと勉強しろ」と言われたくないことばっかり言ってきていた。それについて何の疑問ももてなかった当時は、親がすべて正しいと思い込んでいた。
その洗脳でおれは親父に頭をあげられなかった。
親は子供が何をしているかに興味を持つべきとまでは言わないが、興味を持ったことを尊重してあげるべきだとおもう。何が正しいなどは生きていく上で自分が決めていけばいい。何が正しいまで決めるのであれば、一生面倒を見るくらいの気構えでいるべきだ。
幼少期に興味を潰し、自分の正しいを押し付けてきたくせに、いざ就職になったときに「何が好きなんだ」「何がしたいんだ」「したいことがないなんて情けない」なんてよく言えたものだ。
おまえが潰したんだぞ。

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