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私たちは毎日死に向かって生きている。

ありがたいことに毎日があっという間に過ぎていく。
気づけば私も32歳。子供ももうすぐ5歳。主人も年を取る。周りの人たちも。

結婚して子供を産んで、なおかつ仕事もしていると1年があっという間。
毎日死に向かって生きているよなぁと、看護師の仕事をしていて改めて思う。

若くして癌になったり、難病になった患者さんがいる。
「なんで?」「こんなはずじゃない」とおっしゃる人をたくさん見てきた。
自分も他人事じゃなくて、そういう病気になりうる可能性はある。
だから私は常々、必ず日本の平均寿命の80歳過ぎまで生きれるなんて思ってはいない。

ある日突然、事故に合うかもしれない。
自分の身ではなく、大切な人の不幸が訪れて絶望する日がくるかもしれない。

日々を忙しく過ごして、自分の好きなものや大切にしているものがボヤける感覚って誰しもあるのではないかなって思う。

お金を稼いで幸せに暮らすために働いているのに、いつの間にか仕事で忙殺されて病んでしまったり、

好きな仕事をしているはずが、なんだか違う。その何かがわからないまま時が過ぎて気づけばもう10年経ってた。 とか

立ち止まって、内省する時間って、自分のことを知ったり深めていくうえでも大切だよなと思う。
きちんと休めていますか?寝れていますか?ご飯食べれていますか?
イライラやモヤモヤは溜まっていませんか?

私は言葉に詰まったら、言葉が出てこなくなったら早めに休めのサインです。これを逃すと、食欲落ちたり胃腸障害が出てきます。

人間は確実に死ぬ。

看護師としてもうすぐ死を迎える患者さんと接する機会が多くて考えさせられることが多いです。助けられることはないけど、その人や家族が納得できる最後になるといいなと思っている。他人事じゃないなって思っています。

ではまた。

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