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【映画】グリーンブック

映画を見るのがどうも苦手である。

今年は、その苦手克服のために、何本か見て、ブログに上げたりしたけど、やっぱり、途中で止まってしまった。

苦手な理由は、一本の映画で2時間ほど集中してストーリーを追っていくのが苦手、集中力が続かない。2時間まとめてとるならもっとほかのことがやりたい、、、などなどなど。

今回、とある人からの紹介で、たまたま、長倉顕太氏の「移動力」を呼んだ。

その中に、「映画を見ろ」「ロードムービーを見ろ」というのがあり、映画には、音楽、ストーリー、ファッションといったすべてが詰め込まれている、とくに音楽、ファッションが入っているので、その映画の舞台になった年代のカルチャーを学ぶことができるのも大きい、とあったので、ああそうか、今まで無理にストーリーに期待して、ストーリーを追うことばっかりに必死になっていたけど、そうじゃないんだ。これなら楽しめるかも、とamazon videoを探した。

残念ながら、おすすめロードムービーの「モーターサイクル・ダイアリーズ」は、現在取り扱いがなく、「イージーライダー」は¥100レンタルで、しかも3日以内に視聴を終えなければならない。これは無理かもしれない、と「ロードムービー」で検索すると、たまたまひっかかったのが、「グリーンブック」であった。プライム作品なので、無料。

なんと、映画苦手が私が一気に引き込まれてしまった。ああ、音楽っていいな、ファッションていいな、アメリカはいいな、ああ、60年代、70年代のアメリカに行ってみたいな、いまもあるけど、そのころはもっと闇の世界もあった。しかし、その分今にない「光」もあった。

「世界は複雑だ。」そんなセリフがぴったりの内容で、アメリカのあこがれた過去の私を思い切り思い出すことができた。

行きたい国は、数えきれないほどあるけど、やっぱりアメリカには、あと何度も行きたいな。

お気に入りの本には、福沢諭吉先生をはさむといいというので、今、バイブル的な10冊の本にはさんでいるが、今回入れ替えで、この「移動力」がその10冊に含まれることになった。

今週は、いいものに巡り合えた。

「移動力」「グリーンブック」。どちらもお勧めです。

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