自己治癒遊びとは
石川県能登半島地震により、犠牲となられた方々にお悔やみを申し上げるとともに、被災されたすべての方々に心よりお見舞い申し上げます
また、被災地域の皆様の安全確保を心からお祈りいたします
【自己治癒遊び】
震災が落ち着いてくる頃、子どもたちのなかで「地震ごっこ」「津波ごっこ」等の遊びがはじまるときがあります
実際に被災した子ども達だけでなく、テレビでその様子を観ていた子ども達のなかでも発生したりします
「トラウマ遊び」とも言われますが、大人からみるとだいぶ不謹慎な遊びに見えるかもしれません
ですが、この遊びには「子どもの心のケアを自分で行なっている」と考え、見守っていただけたらと思います
子どもは安全や安心が確保されると、子どもが抱えこんでいる恐怖や不安を表現するようになります
「心のひとつの表現方法」として、これらの遊びをすることも多いのです
余震が激しいうちや、まわりの大人達が緊張しているときには、地震ごっこ、津波ごっこなとの「自己治癒遊び」は殆ど見られません
安心、安全だと子ども達が感じられたときに、はじめて発生するものと考えられています
そのため、被災地から遠い場所から発生いくという傾向が強いです
子ども達は、自分たちで遊びや、会話を通じて様々な考えや感情を表現し、少しずつ心の安定を取り戻していきます
大人が思っている以上に、自分達で解決しようとするチカラがあるんですね
心の安定のために、危険のない範囲で見守っていただければと思います
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