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金融教育:健康とお金の関係を3つ考えてみる

生活で欠かせない健康とお金の関係について考えました。
3つにまとめてご紹介いたします。

健康とお金の関係3つ
①     精神・肉体的メリット
②     社会生活と営み
③     地味な努力を積み重ねる

①    精神・肉体的メリット
「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)」
また、健康寿命は、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」を意味しており、平均寿命と健康寿命の差が、「健康でない期間」です。
すなわち、健康な状態は、肉体的な制限や精神的な制限がないことが前提にあります。
肉体的に満たされている状態は、身体活動や運動ができる。加えて、しっかりと栄養や休養が取れてリカバリーできる状態です。
一方、精神的に満たされている状態は、自立した生活を送って、「もしものときのお金」や「教養娯楽費」を備えて、「信用」がある状態です。
つまり、環境に流されず、意思と選択権を最後まで持ち続けることが大きなメリットです。

②    社会生活と営み
健康であれば、生産・創造的な仕事ができます。
医療費の負担の心配もなく、国家財政へ医療費による影響を軽減できます。公的年金の受給額を増やすことができます。
さらに、介護による親族の労働機会の損失を減らせます。
健康で衛生的な生活を送ることで、周囲や社会のお手本となり、モラル向上に寄与できます。
今後、2040年に向けて、国は社会保障だけでなく、農業・金融・住宅・健康な食事・創薬にもウイングを拡げ連携の中で、展開を図っていくことを進めています。
健康であれば、経験者の立場から、健康を支え、守るための社会環境の整備に参加することも可能です。

③    地味な努力を積み重ねる
健康日本21には、すべての国民がともに支え合い、健やかで心豊かに生活できる活力ある社会の実現が明記されています。
また、「健康寿命をのばそう。」をスローガンに、国民全体が人生の最後まで元気に健康で楽しく毎日が送れることを目標とした厚生労働省の国民運動が、スマートライフプロジェクトの活動です。
1)           毎日プラス10分の身体活動
2)           1日あと70gの野菜をプラス
3)           禁煙でタバコの煙をマイナス
4)           健診・検診で定期的な健康チェック
プロジェクトの実践には、筋力UP=金力UPを意識して、コツコツトレーニングを継続する。また、健康な歯を維持するため、毎日よく噛み食事する。
一人一人が自身の健康状態を把握して、向上に努めて、お金を生み出すベースを時間をかけて育む価値があります。
また、判断力を研いて、メンタルアカウンティング「心の会計」による、無意識に不合理な選択をする傾向を排除する。つまり、お金を全体としてとらえるのではなく、自分の心の勘定科目によって色分けし、その勘定科目の範囲の中で損得を判断することを防ぐトレーニングも積み重ねが大切です。

ありがとございました。

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