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収益モデル

さて、今回は前回の続きです。
前回のを読んでない方は、先にそっちを
読むことをお勧めします。

ビジネスモデルの考え方である、
誰に何をどのように提供しどう儲けるか。

「どう儲けるか」の部分です。

5つの利益方程式というものがあります。
利益を出すために考えなければいけないこと。

「5つの利益方程式」
1.固定変動算出 2.PPCの算出
3.Bepの可視化 4.価格と個数の調整
5.施策の選定

これらをもとにどう儲けるかを
一緒に見ていきましょう!

1.固定変動算出

世の中で言われている「コスト」というのは、
大きく分けて2つにすることができます。

「変動費」と「固定費」です。

変動費とは、売上などの利益。
固定費は家賃や人件費のことです。

これらをしっかりと「グラフ化」することが
大切になってきます。

これが基本のグラフとなりますが、
また後で大切になってきます。

売り上げるにつれて、費用と収益が増えて
いっていることが確認できますね。

変動費のコーヒー1杯売り上げるのにかかる
費用が50円、固定費が150万で話を進めます。

2.PPCの算出

英語嫌だからといって逃げないでください。
本当に疎かにしてはいけないところです。

PPC:プロフィット・パー・カスタマー
顧客一人当たりの利益

SPC:セールス・パー・カスタマー
顧客一人当たりの売上

CPC:コスト・パー・カスタマー
顧客一人当たりの費用

の3つの数値を把握しましょう。

コーヒー1杯が500円だとして、
1杯売るのにかかる費用が50円だとしました。

500円がSPCで、50円がCPCです。
500円−50円=450円が利益です。

つまりPPC=450円ということになります。

ビジネスでは、いくら売り上げたかではなく、
いくら残したかに目を向けないといけません。

(年商3億でも固定費や経費で2億9000万
 払ってたら意味ないよねってお話。)

PPC把握が大切ということを認識しましょう。

3.Bepの可視化

また英語ですね。笑

Bep:Break even point(利益分岐点)
売上−コスト=Bepです。

売上−コストが+ならば黒字ですし、
売上−コストが−ならば赤字です。

固定費が150万円かかるのであれば、
150万円÷450円(PPC)=3,333杯以上を
売り上げなければ赤字になります。

3,333杯×50円(CPC)=約17万円

まとめると…
・変動費17万円 ・利益150万円
・売り上げ167万円

これらをまとめて「Bep」と言います。

だから、黒字にするためには、
「あと何円売り上げなければいけない。」

ではなく、
「あと何杯売り上げなければいけない。」

まで考えなければいけないのです。

大変ですよね。
でもやらなかったら潰れます。

4.価格と個数の調整

実は、単価と個数の施策だけがビジネスです。

いろんな複雑なことをやってますが、
全てはここのためにあるのです。

先程、3,333杯売り上げなければ黒字には
ならないと書きましたが、

1ヶ月で3,333杯は厳しそうだと。

そこで考えなければいけないのが、
・単価を下げてたくさん売るか。
・単価を上げてもできるだけ売り続けるか。
・単価も個数も売るか。

になります。

これだけはやめておけという施策が
この中にあります。

どれだか考えてみてください。

答えは「単価を下げてたくさん売ること。」

これは単なるアリ地獄に陥ります。
大手との勝負になってしまいます。

単価を上げることはほぼ確定です。

5.施策の選定

施策には2つのタイプがあります。

「戦略対象」と「競争優位」です。

戦略対象は広いセグか狭いセグで、
競争優位は低価格かユニークさで分けます。

広いセグは先程も書きましたが、
大手にドッと取られてしまっています。

今から起業やビジネスを考えている人は、
狭いセグでどう勝負するかしかないです。

ここからまた前回の記事を読むことを
めちゃめちゃお勧めします。

今回は図が多かったですが、
難しい話に違いはないのですが、
これを理解すればビジネスを理解した。

などと思ってはいけません。笑

まだまだこれからも僕の記事を読むことが
ビジネスを理解する道に違いないです。

ではまた!

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