30代人生の立ち回り ゲームに教えてもらった若い世代を見守るということ
おはようございます。HYSです。
若い世代に繋ぐこと。
僕は今年で30代の中盤に差し掛かります。もうすぐアラサーでもなくなるわけですが、まだまだ現役だと思っていますし、40歳までは青年期。
そこまではやりたいことやれることを精一杯やって生きたいと思っています。アグレッシブに生きたいです。
しかし、ゲームやeスポーツに入り込んで行けばいくほど、若い世代の活躍を目の当たりにします。
5年前いや、2~3年前であれば、若手の活躍って刺激になって、負けてられないなと自分自身の活力に変えようとしていました。無理にでもです。
自分よりもすごい人ってどこにでもいて、それを気にして落ち込んでも、何も変わらないし、意味がないと思っていました。
わかっているけど認められない。実際は敵わないなぁと思ってたりするんですよ。
【若手の台頭と30代の苦悩】
最近同級生話したエピソードを。
彼は大阪の堀江にある美容室の店長をしています。地元が一緒で中学校の同級生。社会人になってから、というより、ゲームをするようになったここ2~3年でまたよく話すようになりました。
地元に帰るときは集まってお酒を飲んだりする仲です。ちなみにApexは全然上達しません。笑
もう店長になって数年たつ彼ですが、地元に帰って美容院を出そうか悩んでいるという話になりました。理由は様々なんですが、その一つに若手の台頭があります。
美容院や僕も関わることが多いエステサロンなどはお客さんの前に立つ仕事です。見た目は大切ですし、それなりに気を使うことが多いです。もちろん自分のことを慕ってくれるお客さんはいて、共に歳を重ねるわけですから、いい関係性を築けます。
一方で、都会のサロンなんかは流行にも敏感だし、客層も若くなりますし、何より活きのいい若手がたくさん出てきます。
彼らはハサミ一つでのし上がろうとギラギラしている。美容業界はドロップアウトする子も多いの中、都会のおしゃれ激戦区のサロンなんかは夢と希望と野望にあふれた若者が在籍している。(ここはちょっと盛ってますが、だいたい合ってます)
そんな彼らを見ていると、自分は身を引いた方がいいのではと感じることもあると言うのです。
僕は同じメンバーで仕事をするという機会がこれまで多くなかったので、あまり感じたことがなく、この話を聞いて、より若手の子たちを見るようになりました。
引くことがいいとか悪いではなく、若い子をもっとよく見ようと思ったのです。自分の仕事に集中し過ぎていたなと感じたんです。
【仕事で見せる30代のプライド】
僕がゲームや、eスポーツにここまで夢中になったのはここ2年やそこらの話。毎日記事を書くということで、情報も集めますし、とにかく触れてきました。あくまで自分目線です。
しかし、noteで繋がった方や、大会で出会った方など、決して多くはないですが、若い子たちと接する機会を得ました。
直接お話をさせてもらうこともあります。
まだまだ人生の立ち回りは僕たちに分があるように感じますが、それを上回る希望や期待感を抱かせてくれる方々がいます。
そう、僕は圧倒的に受け身になっていました。スポンジです。良い意味で。新人の気持ちではないですが、年齢関係なく、彼らから学ぼうと思うようになったんです。
30代になり、仕事では受け身だけでは駄目ですし、若手の倍頭を使って少しの労力で倍の仕事をする。自分が示さなければいけないとか。
もちろん仕事はできないといけないとは思いますが、プラスでどこかかっこつけないといけない自分がいる。近くにいる後輩には負けられないですよね。そんな感じです。
最近はそれすらなくなりつつあって、若い子と本当に良い意味で和気あいあいと、メリハリをもって良いもの、良い仕事ができているように感じたんです。
自分を褒められるより、チームを褒められることに喜びを感じるようになってきたんです。
【ゲーム・eスポーツで出会った若い方々】
ゲーム、eスポーツでは新人の僕は年齢関係なく、多くの方から学ばせていただいています。本当に有望な方々がこの業界にはいますし、みな真剣です。
何がしたいか、どんなことをしているか。嬉しそうに話す彼らは本当にかわいいし、眩しい。
完全におじさんのソレですが、僕にとっては初めての経験でした。彼らのためにできることは何か。
ゲームの知識や腕ではなく、人生の立ち回りを駆使して、何か繋げられたらいいなと思うようになりました。
コミュニケーションやそういう場を作ることもそうですし、今日行われる雑談もそうですね。オフレコがいいなと思った理由もそこにあります。
若い世代が元気なゲームの世界に30代の僕が入ったからこそ感じたことです。仕事では中々気が付けなかったかもしれません。
決して年齢が全てと言っているわけではなく、
やりたいことやこれからどうなっていきたいかということを持っていて、それに向かって動いている人は魅力的です。
もっと積極的にお話させてもらいたいなと思いました。おじさんもまだまだ頑張りますが、僕にとってこの業界の魅力的なところの一つ。
まだまだ現役ですが、ゲームをきっかけに若い子の魅力に気が付かされた。
今日はそんなお話でした。ありがとうございました。
HYS
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