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eスポーツの雑談 ゲームの話をしよう#3 プロゲーミングチームのGMさんとeスポーツ大好きお姉さんの回

おはようございます。HYSです。

僕とBEAMSのeスポーツ担当風間さんで始まったeスポーツの話をする会。昨日、第二回目が開催されました。

第一回目の様子下記から是非。

この会は元々僕ら二人がリモートでお酒を飲みながら情報交換する会としてスタート。

好きなゲームがお互い違うので、eスポーツ競技シーンやそのゲームの様々な現状、選手のことなど、情報を交換する、裏ならではオフレコのサプライズありながら、好きなゲームを語る会です。

前回初めてゲストを呼んで開催し、今回が二回目。

前回の反応も含めて、参加する方々の共通点は「eスポーツに関わっている方」というふんわりはしているんですが、お仕事をされている方はもちろん、どれだけeスポーツが好きで熱量をもって活動されているかというのがポイントになっています。

ただ、会自体の雰囲気は緩くというか楽しく、気軽に飲みながら進みます。

リモートですが、お互い顔を出して行うといのも特徴かもしれません。相手表情がわかるのは熱量も伝わりやすくて良いです。

そして、昨日第二回目が開催されました。一部、レポートしていきます。

【プロゲーミングチーム ORTHROS GM鈴木さん】

まずはプロゲーミングチームORTHROSのGM(ゼネラルマネージャー)として活動されている鈴木さん

ORTHROSは先日、ApexLedendsの世界大会出場を懸けたLCQにてCRに続き見事、全体2位で予選を突破したチーム。

GMというのはチームの統括的なポジションで核となる存在です。

鈴木さんは元々Overwatchのプロプレイヤー。選手としての活動期間は長くはなかったそうですが、若くして、チームの運営に廻られました。

現在、ストリーマーとして活躍されている方や、eスポーツの中核を担っている方々は元プロプレイヤーの方が多く、鈴木さんもご自身の繋がりの広さを活かして、これまで多くのチームを支えてこられました。

数多くのチームで運営、主にはマネジメントをされてきており、REJECT、SENGOKU GAMINGなど、今では数々のゲームの競技シーンで活躍している大きなチームでもお仕事をされてきた方です。

現在のチーム構築についてなど、オフレコならではの話もあったんですが、僕が印象に残った話。

この業界の契約についてです。

「昔は酷かったんですよ」

昔っていつ頃の話?と思いますよね。2018年~2020年。僕たちの感覚ではつい最近です。

僕らが今熱くなって応援する有名なチームの数々はここ2~3年で台頭してきてチームが多く、当時は選手の契約事というのは本当に酷い状態。

良い選手を集めては引き抜かれる。鈴木さんも現場で悔しい想いをたくさんされてきたそうです。

契約事なので、当時は契約書がままならないということもあったり、現在も課題の一つとして挙げられる給料問題もそうです。(支払われないのが当たり前)

選手と連絡が取れないと思ったら、違うチームと契約をしていた。なんてことも。

今でこそ見直されてきていると仰っていましたが、中でも注意しなければいけないのがNDA。

秘密保持契約。通常、ビジネスのシーンなんかでは商談前などに交わされる、情報開示に関する契約です。

当時のeスポーツの現場での契約事でNDAを結ぶということはほとんどなかったと仰っていました。選手は好きなチームに渡って活躍していく、残されたチームは何もできない。泣き寝入りが多かった。

NDAの重要性を教えてくださいました。

すごく大変経験をされてきたそうですが、現場も手探りで進んできた状態で、こういう経験をされている方々が今のeスポーツの発展を支えている。

そして、現在進行形で活躍されているというのは心強いなと思いました。

VALORANTの盛り上がりで今年はeスポーツ元年だなんて言われていますが、このように歴史を経て支えている方々が今もいるということは僕たちは決して忘れてはいけません

【日本酒片手に登場したeスポーツ大好きお姉さん 野々宮ミカさん】

そして昨日はスタートは3人だったんですが、1時間半くらい経った頃、もう一方、ゲストが来てくださいました。

野々宮ミカさん。タレントさんです。Twitterのフォロワー数もすごいのでご存知の方もいらっしゃるかと思います。

ゲームが好きでご自身もゲーム配信をされていたり、

先日行われたNTTドコモ主催のeスポーツ国内リーグ戦、X-MOMENT、レインボーシックスシージのオフラインの大会RJLにてMCを務めるなどeスポーツシーンでもご活躍されています。

野々宮さんはとにかくシージが大好きということで、配信もそうですが、お仕事もされています。

先日シージも国内のリーグ戦が終幕(明日からシーズン2が開幕)し、野々宮さんもファンである国内最強チーム、CYCLOPS athlete gamingをKAWASAKI SCARZが下すという幕切れに思わず涙したと。

この会の発端でもあるBEAMSの風間さんはシージが大好きで、現地に行かれて応援されたというのもあって今回シージ繋がりで参加してくださいました。

もちろん話題はシージなんですが、僕はシージについて知らない事も多いのでここぞとばかりにメモをしながら完全に何書こうかなと思ってたんですが…シージの人気について。

上記のYouTubeでの冒頭にもありましたが、シージ自体のオフライン大会は2年半ぶり。

2年間以上大型イベントが開催できない中で、オフライン開催までこぎつけたのは、もちろんNTTドコモが国内リーグ戦を開催しているというのはありますが、根強いファンがしっかりいるということが何よりも大きい。

そして、野々宮さんをはじめてとするシージを愛するストリーマー、インフルエンサーの方々。

ただ、ライト層のゲーマーの獲得に至っていない。CAGという人気チームがあってもそれが中々上手くいかない絶対的な人気選手がいないのも課題ではないかという話がありました。

シージのゲーム性もありますが、それで言うとVALORANTも近いものがあります。直近でいうとVALORANTとの違いはやはり世界での活躍。

実はCAGは世界大会帰りでの今回のリーグ戦に参戦したそうで、中4日だったそうです。それも問題ありますが、それよりも世界の壁は高く、世界で勝てるチームの出現というのは期待されるところ。

ZETAが世界で勝てた要因VALORANTの一つはチームの再編。Jupiterという国内最強と言われていたチームからの進化でした。

5vs5の戦略ゲームでチームを変えるというのは勇気のいる決断かもしれませんが、一つの成功方法として考えることも必要かもしれません。リブランディング含めです。

今回国内で負けたCAGがどうなるかというのはシージファンは気になるところでしょう。

そんなシージが好きな野々宮さんですが、お話で出たのが、仕事に対する考え方や姿勢。

印象的だったのが、シージのオフラインの現場での話、風間さんから、シージのオフラインイベント、各チームの物販が好調だったという話の中で、「野々宮さん、売り子もしていたよね」と。

野々宮さんも、自分にできることがあればやりますよと笑顔で仰っていたのが印象的でした。

シージのためにも自分の人気を高めていくことが必要だというお話しはすごく熱いなと女性とか関係なく、バイタリティの高い方でした。

見た目とは違った明るいキャラクターはシージにとってはすごく良いアイコンになるでしょうし、そもそもeスポーツシーンで女性キャスターは中々いないので、僕は少しシージが羨ましくも思いました。

女性ファンが増えて来たFPSの競技シーンに女性キャスターの登用は今後、VALORANTなんかにも必要な要素かもしれません。

【さいごに】

お酒も入り終始明るいムードの中で進んだ第二回の雑談会でしたが、現役のプロゲーミングチーム所属の鈴木さんからは現実的な課題や、過去からの進歩についてお話しを伺えました。

個人的にはこれからeスポーツの業界に進む若者に向けたお話なんかも聞いてみたかったんですが、それはまたの機会に。

ApexもORTHROSは世界大会に出場するので、しっかり応援しましょう。

そして、野々宮さんはおもしろかったな。。。事前にTwitterなど拝見させていただいており、どんな方なのか少し緊張感もあったんですが、めちゃくちゃ明るくて、お風呂上がりに日本酒片手に現れた瞬間に緊張なくなりました。

思わず笑ってしまいました。配信も是非。

男性陣には野々宮さんのInstagramお勧めします。あと、ここだけの話ですが、野々宮さんのご実家は田所商店というラーメン屋さんで、後から調べたらめちゃくちゃ有名のようでびっくり。

今回の雑談会、お互いの仕事の話もあって、案件あれば是非とか。オフレコならではの良さもありました。

こういうところから参加した方々が互いに仕事でも繋がっていくのは良い機会だなと思います。

良い交流の場として今後も続けていけるといいですね。

第二回eスポーツ雑談の様子

また次回も書ければと思います。では今日はここまで。

ありがとうございました。

HYS

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