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VALORANT 競技シーンの未来 2023年の新計画

おはようございます。HYSです。

2022年、日本のVALORANTシーンにとっては大きな1年になっています。

昨年からのストーリーもあり、今年は開幕前から楽しみなシーズンでしたが、STAGE1でのZETA DIVISIONの活躍、オフラインイベント、そして埼玉でのGRAND FAINAL。

ここまで想像できた人は少ないはずです。

2022年はVALORANTの競技シーンをnoteで追う。年初にnoteでも書きましたが、思っていた倍のスピード感とスケジュール感。

STAGE1が終わったと思えばSTAGE2が始まる。

終わったと思えばLCQ、そしてCHAMPIONS。今年はCHANGERS女性大会もあります。

充分すぎるくらい楽しませてもらっています。

「VCT最高じゃん。来年も楽しみだな。」

きっと多くの方が僕と同じように来年も盛り上がって、オフラインで興奮して、日本代表を応援したい。そう思っているはずです。

実は来年のVALORANTの競技シーンは大きく変更されることが決定しています。

こんなに盛り上がってるのになぜ??

今日はそんな話です。

【2023年 VALORANT競技シーン】

遡ること1ヵ月前、2022年6月25日。

久しぶりに東京に出てきた僕は高校の同級生と夜ご飯に行きました。久しぶりの再会でしたが、翌日にVCT JAPANのGRAND FINALの観戦を翌日に控えていた僕は早めに帰ることに。

22時くらいだったと思います。ホテルに戻る前にコンビニに行こうと思って歩いて向かっていると、電話が鳴ります。

あ、風間さんだ。

電話に出ると、本当に色々配慮していただいて、改めてお礼を伝えたんですが、そのときのお話です。

「VALORANTは来年リーグ戦をやるみたい」

最初聞いたときは、素直に良いことだなと思ったんです。今のVALORANT公式戦、VCTは僕たちライターやファンにとっては最高のレギュレーションです。

シーズン中はTOPの試合を毎日のように観戦できて、1年に2回の予選とLCQ、そして3回の世界大会。2月から9月まで半年以上も競技シーンを楽しめます。

一方で、長いシーズンのように感じますが、それは一部のあTOPチームに与えられた特権。これだけ長い間楽しめる今のVCTですが、一部のTOPチームを除けば試合数は本当に少ない。

国内予選が2回あるので、そこに出たとしても最低2試合で終わります。

だったら、リーグ戦ができて多くのチームにチャンスがあるのがいいのではないか。そう思いました。

来年。2023年VALORANTの競技シーンは変わります。

実はこの計画、6月よりも2ヵ月前、4月に公式から発表されていたんです。

【VALORANT 2023年 新計画】

2022年4月29日。2023年のVALORANT競技シーンの未来として発表新たな計画が発表されました。

■2つのリーグカテゴリーとパートナーシップ。

まずは競技シーンのTOPチームによるリーグ戦。

現在の世界大会MastersとCHAMPIONSにリーグ戦の要素が加わるというのです。

アメリカ・ヨーロッパ・アジアの3つの地域でリーグ戦を行い、世界大会への切符をかけて戦う

レギュレーションが気になりますが予選がアジアとして行われるのであれば、日本チームが確実に世界大会に出られる現在とは大きく環境が変わります。

そして、もう一方が現在の国内予選のような形で、今よりもっと多くの地域と国が参加できるリーグ戦。

わかりやすく言えばサッカーのJ1、J2の形でしょうか。サッカーで例えるならば高校年代のプレミアムリーグとプリンスリーグの方がしっくりくるかもしれません。

そして、もう一つ。

プロへの登竜門。ゲーム内に登場する新たなシステム。コンペティティブモードの延長でゲーム内からアクセスが可能。実力があればプロへの道も開けるというものです。

VALORANT Esports 公式HPより

この図を見ていただければわかるとわかりやすいですが、今のプロスポーツと同じように、カテゴリーごとに分けられています。

僕が聞いた話もこれとほとんど一緒でしたが、気になるのはTOPリーグのオフライン環境がどこに置かれるのか。

仮にアジアが韓国になった場合は日本チームは韓国に住むことになるのか。スケジュール感もありますが、気になるところです。これは続報を待ちたいですね。

【パートナーシップと経済的支援】

もう一つ。

2023年はRiotGamesがゲーミングチームをサポートするというもの。

これは参加チームとRiot Gamesが正式なパートナーシップを締結し、共に同一の長期的ビジョンに向けて投資していくというモデルです。

~中略~

業界最高峰の管理体制と情熱を併せ持つチーム組織と共に「今もっとも刺激的なeスポーツ」の座を目指していきます。今後はチーム申請プロセスを開始し、ビジョンを共にするeスポーツ組織と新たなエコシステム構築に着手し、2023年には3つのインターナショナルリーグからパートナーチームを選出する
VALORANT Esports 公式HPより

ゲーム会社がチームを支援するということです。わかりやすいのは”お金”を出しますということです。

さぁ、これがどういうことなのか。TOPチームがユース部門を設立していますが、そこにも大きく関係してそうですね。

RiotGamesは成功体験がある。

そしてVALORANTの未来がここにあります。

続く。

HYS

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