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初のAWAY帯同 外から見た島根スサノオマジック 2023-24 第3節vs島根スサノオマジック

こんばんは。昨日はHOME、SAGAアリーナに信州ブレイブウォリアーズを迎えた第4節。

見事にチームは勝利し、佐賀バルーナーズは今期2勝目を挙げました。最後は信州さんの追い上げにあいながらもしっかり勝ったというのは良かったですね。

チームのフロントとはいえ試合中は皆さんと同じで応援するしかありません。昨日は撤収を終えて、同僚5人で某うどん屋さんに行ったんですが、そこでの会話は他チームの動向だったり、順位だったり、あのプレー凄かったとか、わーわー言ってました。ほんとそんな感じです。

さて、本日は出社が午後からなんですが、僕は代休を取ってオフでした。先週から怒涛のスケジュールでようやく一息ついたなという感じです。

noteで書きたい記事が3本分くらいあるんですが、今週末は休みなので、その間にババっと書いていきたいと思います。

まずは先週のAWAYの島根スサノオマジック戦について。


■AWAY帯同

先週行われた第3節島根スサノオマジック戦。島根県松江市まで行ってきました。

残念ながら勝利することはできませんでしたが、僕にとっては新しい発見もあり、帯同させていただいた会社や本来僕が担当する現場に代わりに行ってくれたスタッフに感謝しています。ありがとうございました。

佐賀バルーナーズのAWAYゲームではチームスタッフを除けば、基本は社長、そして広報1名で行きます。

僕は普段のAWAY戦は帯同しません。その理由については後程書きたいと思います。

社長は試合前のゲームディレクターミーティング(だったはず…)と言われる試合前の会議に出席するために全AWAY戦行きます。ここで具体的にどういったことが行われているのかは書けませんが、両チームのメンバーなどの確認がされるそうです。

基本的には両社の社長が出席しているとのことです。

広報は1名で行きます。現地集合現地解散です。チームより早く会場に入り、相手チームの広報さんにご挨拶をし、チームをお迎え。チームのSNSをご覧になっている方はご存知かと思いますが、選手達の会場入りからスマホを片手に撮影をしています。

このルーティンはHOME戦の時と同じなのかもしれないですが、スケジュール的には大変です。

試合がある日=仕事ですので、シーズン中の土日はほとんど休みがありませんし、平日もその他に仕事がたくさんあります。

スポーツチームの仕事はイレギュラーなことが多いので、広報に限った話ではありませんがとてもタフな業務です。

そして、ここが肝心な部分ですが、AWAYというのは売上が立ちません。皆さんがスポーツチームの経営ということにどのようなイメージを持たれるかはわかりませんし、スポーツチームにとっては当たり前なんでしょうが、僕は率直に厳しいなって思います。

チームの交通費、宿泊費、フロントの交通費、宿泊費。これだけでもまぁまぁな額になります。僕らはチームである前に会社であって、それは他社さんと変わりません。

なので、AWAYはもちろん仕事ではありますが、スタッフが誰でも行けるというわけではありません。

■他チームから得る物

とはいえ、AWAYに行けば他チームの運営や演出、スポンサーさん向けの商品など、多くの学びがあります。少しでもチームに還元できるように。

島根スサノオマジックHOME 松江市総合体育館

実際社長や広報のメンバーは帰ってきた翌日の朝礼で他チームの取り組みなどの報告をしていました。

佐賀バルーナーズの良いところはすぐに行動に起こそうとするところだと思います。良いと思ったこと、改善した方が良いと思うことに対して最速で動きます。小さい組織ですが、そのメリットを活かしています。

もちろんそれによるミスが起きますし、予想できないことも起こります。そこも含めてすぐ改善できることはバルーナーズの強い部分です。あとは社長のスタンスも、チャレンジした上でのミスは許容してくれる点、やりたいことをサポートしてくれる外部サポートのメンバー、まだまだ僕らスタッフには粗い部分はあると思いますが、環境は整っています。

さて、今回は島根スサノオマジックのHOME試合にお邪魔しました。

島根さんは松江市総合体育館がHOMEですが、とてもきれいな体育館です。2026年のプレミアに向けて体育館の改築を行うことも決定しています。両日ともしっかり4,000名以上の来場者数を記録し、着実にTOPリーグに向けての準備をされています。

会場内外には選手のHOME&AWAYの潜在写真パネル(スポンサー)や等身大スポンサーパネルがありました。たくさんの場所があるわけではないですが、会場内をフルに活かした配置をされていました。

入場列の横にはHOME&AWAYのスポンサーパネルが

体育館の一階席から入ると、飲食販売ブースやガチャができるスペースがあり、SAGAアリーナでもここは有効に使えますね。

体育館内にもグッズが買えるゾーンが

また、演出についても島根さんはアップ前の選手入場がメインになっており、試合開始1時間前には会場の8割の方がお席についてました。きっと島根ブースターの方々にとってそれが当たり前なんでしょう。

試合開始1時間前には8割の方が着席し演出を待っていました

真意はわかりませんが、こうすることによって多くの方が試合前の時間を各々楽しみます。飲食は外のキッチンーがメインですが、試合開始の1時間前には多くの方が並ばれており、きっと売上もあがっているんでしょうね。

うちもミラーボール欲しい…!!

試合中は会場の一体感がすごい。割れんばかりのメガホンクラップ。大歓声という感じではないですが、体育館ならではの圧力と試合状況に応じて変わる音楽は自然とブースターの方々の手を動かすのではないでしょうか。あとはほとんどの方が青い衣装を着てらっしゃっいましたね。

圧倒的な青着用率と迫力のあるメガホンクラップ

特に印象的だったのが第3、第4クォーターで流れる、相手ボールからマイボールになって攻めに転じる際の音楽と応援。あれなんていう曲なんでしょうか。。。本当に応援って声を出すだけではないんだなって思いました。

しっかり座席割されている立ち見エリア

またDJの方にもご挨拶をさせていただきましたが、B.LEAGUE初年度からチームのDJをされているということで、会場との連携はさすがの一言につきます。

写真撮り忘れてしまいました。。。無念。

アクアマジックは言わずもがな。島根さんはハーフタイム含め基本はアクアマジックが出演されていますが、それを楽しみにされているブースターの方々も多いんでしょうね。

社長も思わず「サンシャイン♪マージッークッ♪」言うてました。

島根スサノオマジックの看板でもあるAquaMagic

お気持ちわかります。

DJの方とアクアマジックの皆さんは最後まで会場に残ってお客さんが帰られるまで手を振り続けていました。思わず僕も手を振りそうになりましたが、我慢しました。

あれは色んな意味でめちゃくちゃ良いなって思いました。とはいえこれはフロントだけの話ではないのでちょっとすぐにというわけにもいきませんね。

島根スサノオマジックはしっかり地域に根付いて、多くの方が週末を楽しみにしているんだなって感じました。佐賀市と松江市は人口だったり街の雰囲気だったりが似ていて、僕らも同じようなポテンシャルがあるはずなので、できることは吸収して、TOPリーグを目指してやっていきたいです。

島根スサノオマジックの皆さん、ブースターの皆さん、2日間ありがとうございました。

■地元に帰ってきました

僕は鳥取県境港市出身です。今回松江市に行ったのは、帰省も兼ねてでした。許可をいただいて、特別に連れていっていただきました。

前回も書きましたが、僕は島根スサノオマジックのことは以前から知っていて、この業界に入ると決めてから一番通ったのが松江市総合体育館でした。

そのころは今日書いたようなことは感じなかったですがやっぱり、島根はすごいなと感じましたし、運営面含めTOPで戦っているチームだなと感じます。

まさか自分がAWAYチームのスタッフとしてあの会場に戻れたというのは感慨深かったですし、初めて両親をバスケットに招待できました。また友人にも何人か出会いました。

友人が帰り際にくれたスサマジウエハース

そして、一番は佐賀が負けてしっかり悔やしかったことです。自分も佐賀バルーナーズの一員になったんだなと勝手ながら思いました。

次は12月20日(水)にHOMEで島根スサノオマジックを迎えます。倒しましょう島根スサノオマジックを。そして最高のグータッチをみなさんとしたいですね。

最後にAWAYの会場までお越しいただき、お声がけしてくださった方々。本当にありがとうございました。

GOGO佐賀コール。とても頼もしかったです。

佐賀バルーナーズ 山下

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