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第3回CR カップ VALORANT 競技シーンの観戦にはない魅力

おはようございます。HYSです。

昨日から開催されているCRカップ VALORANT。

僕は第1回CRカップきかっけでVALORANTを観るようになったので、そもそもこのCRカップが成している役割というのは競技シーンへの架け橋だと思っていました。

もちろん、僕のようにCRカップがきっかけでVALORANTの競技シーンを観戦するようになった方というのは多いと思います。

ApexLegendsのCRカップもそうなんですが、CRカップの貢献度というのは本当に多方面に及びます

ストリーマー文化、競技シーンへの入り口、ゲームそのものへの興味…
久しぶりに見たCRカップはやっぱり最高だった。

2021年CRカップがきっかけで競技シーンへのめり込み、そして今年2022VCT競技シーンを観戦、競技シーンを観るようになってから初めてCRカップを観戦しました。

前回とは違った見方ができたので、今日はそんなことを書いてみたいと思います。

【VALORANTのコミュニティ大会開催の難しさ】

そもそもVALORANTはコミュニティ大会は開催自体が難しい。試合時間が長く、参加チームも限定的になります。

コミュニティでカスタムではなく、大会として機能するには様々なハードルがあります。

僕も小さいながら大会を主催させてもらったことがあるので、どうしても考えてしまいますし、何ならVALORANTの大会は個人主催でやりたかった。

現状、個人主催でのVALORANTの大会は僕にはできません。

大会と謡う以上、少なくとも4チームの参加は必要となり、形的には準決勝、決勝、そして3位決定戦。

という試合が組まれることが多いです。

まず1日で完結することが難しい。参加者の体力や運営のことを考えると一日5~6時間配信をするというのは厳しいです。

また、なるべく試合をしてもらいたいということを考えると、BO32マップ先取で組みたい。そうなると一日の2試合を配信することになります。

もう一点。VALORANTゲーム性を考えると実況解説者のキャスティングもマストです。ここが一番重要なポジションになります。またこれについては書きたいなと思うんですが、

どうしても時間や参加者の負担を考えると難しいんです。

個人で主催されている方は本当によく配慮されているなと思います。すごいことです。

CRカップなど人員や資本があり、大会をディレクションできる人材がいる団体や企業はVALORANTにとって貢献度が高く、このゲームの大事な要素でもあります。

VALORANTのコミュニティ大会は本当に貴重な機会です。

【VALORANT競技シーンの最大の欠点】

僕がCRカップ経由競技シーンで最初に感じたのはプロチームのやりたいことが理解できないことでした。

もちろんクラッチプレイ1vs複数や1on1の迫力や一瞬の判断、駆け引きは競技シーンの緊張感も含めてめちゃくちゃ面白いし、実況解説の熱量も違います。

経験者の方とVCを繋いでもらいながら観戦させてもらったんですが、それでもわからないこともあるくらいです。

わかっていなくても全然楽しめる要素はたくさんあるんですが、もっと楽しむためには自分もある程度の実力になるまでプレイしなければいけない。

VALORANTにはカジュアル層・観戦者向けという要素が少ない。それは競技シーン中心に作られているというゲーム会社の意向があるので仕方がないことでもあります。

【CRカップ VAKORANTの魅力】

競技シーンを見てきた僕はようやくわかることも増えてきて、もう充分楽しめているし、魅力を伝えることもできるなと思っていました。

ゲームのプレイに関してもまた別で書いていこうと思っているので、順調にVALORANT楽しむ環境になっています。

今回のCRカップも見る予定も入れていなかったんですが、何気なく配信を開くと、前回とは全然違った見方ができるようになっており、CRカップのすごさを再認識したんです。

CRカップに出場されているストリーマーの方々はそもそもゲームが本当に上手です。ただ、VALORANTは5人の動きが重要で、更に作戦を立てるには相当の知識と経験が必要。

チームにはそれぞれコーチがいます。

コーチは元プロの方だったり、現役の選手もいる。

チームによってはスクリム練習試合後に座学といって、マップを開いて丁寧に作戦を伝えるところまで配信をしてくれます

そして、試合中もラウンドごとに的確に作戦を伝授。タイムアウトも含め、一流のプロ選手または元プロ選手が的確に指示する様子が各ストリーマーの配信で見ることができます。

これはVCTなどプロの試合では絶対に見る事はできません。プロでもチーム内VCを後から動画にして配信しているチームもありますが、段違いにわかりやすいです。

一流の選手達が丁寧に説明してくれるんです。

もちろんCRカップはレベルの高いストリーマーの方々のプレイ、チームの成長、ストーリーが見えるというそもそもの面白さもあるんですが、VALORANTに関しては、競技シーンが好きでもっと戦略や作戦を学びたい方にとっても最高の機会です。

【さいごに】

コミュニティ大会はやっぱり業界には必要だなと改めて感じました。

日本のeスポーツはそもそも国が全然乗っかってこないので、そもそもの改善は必要なんですが、こうやって日本のTOPチームが機会を作っているのは本当にありがたい。

本来彼らが身銭切ってやることはないです。

ZETAの大会もそうなんですが、CRカップの貢献度はえげつない。本当にすごいです。

もう有料ゲームを普及するとかゲーム会社に忖度するだけはやめましょう。国や団体は頑張っているゲーミングチームを支えてあげてほしいです。

HYS

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