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蘇る記憶 FF7リメイク

おはようございます。HYSです。

今日は心に残ったゲームについて。

FFⅦ(ファイナルファンタジーセブン)です。1997年に初代プレイステーションで販売された名作。

FFシリーズでもトップクラスの人気を誇ったⅦですが、なんと2020年3月にリメイクされ再び発売されました。当時プレイしていた世代の方々はプレイした方も多いのではないでしょうか。

【リメイクの醍醐味】

リメイク作品の醍醐味はやはり、当時プレイした人が再びプレイすることで、当時の懐かしい思い出や、大好きなゲームを最新のグラフィックや戦闘システムで楽しめる点にあると思います。

個人的には今までのリメイク作品の中で一番と言っていいほどに感動しました。昔、学校でFFⅦの話を友達としていたのですが、今になって方法は違えど再び友達とFFⅦの話ができるとは。

心に残るというのはゲームの中身だけでなく当時の思い出なんかもセットです。

そんな記憶と思い出。昔と今。書いてみたいと思います。

【発売日に手に入れるまで】

■1997年当時

当時、FFとドラクエこの2つのシリーズというのは、今みたいにオンラインで予約購入ができなかったので、発売日におもちゃ屋に並んで手に入れるというのが一般的。店頭で予約をしているのにもかかわらず朝から並ぶという謎の現象が起きていましたが、それほど人気があったということです。

発売当時は学生。もちろん平日は学校ですので、店頭にいけるはずもなく、大人はずるいと本気で思っていました。

唯一の方法は母親に頼む。なんとか発売日に手に入れたい私は、それまでに勉強やサッカーを頑張って必死にアピールしていた記憶があります。

健太というサッカー仲間がいて、予約販売の受け取りなんかは健太の母親が代わりに受け取ってくれたりもしていました。健太元気かな。

昔は買ったばかりのソフトの説明書をひたすら読んだり、寝るときはソフトを枕元に置いていたことすらありました。
懐かしい。

■2020年現在

現在は皆さん、ご存知「ぽちっ」ですね。発売前にぽちっとしておけば、その日に自宅に届きます。

更に言うと「ぽちっ」でもない場合もあります。ソフトすらないのです。オンラインで予約して発売日にダウンロードができます。

手に入れるコトの喜びはなくなってしまいました。

ただ本当に便利。昔はどうしても発売日に手に入れることができなかった子もいたので、中々会話に入れなかったり、辛い思いをした人もいるかもしれない。今ではいつでも好きな時にゲームを手に入れることができるので、こういったことは減っているのかな。

何でも手に入れる大人はずるいと昔は思っていたけど、手に入れる為に大人は大人で頑張っていたんだなと今になって思います。

【ゲームでのコミュニケーション】

■1997年当時

学校に行って、最初に出る話題。それはゲームの進捗自慢。みんなどこまで進んだか、何レベルか。ボスの倒し方など、ゲームが発売されてしばらくはその話が中心。

そして当時は攻略本ですね、あとはゲームによってはVジャンプ。中にはアンチ攻略本派もいたのですが、これを持っている奴は人気者。

学校の読書の時間で読む、100ページほどの本も嫌いなキッズ達が、信じられないくらい分厚い本を熱心に読むんですよね。

当時のRPGの戦闘システムはコマンド入力型がほとんどで、もちろんFF7もそうなのですが、レベルや装備が大事ですし、ストーリーもどこにいけばいいのか、何をしなければいいのかわからなくなって先に進めなくなる。

そういうときは学校で友達に聞いて、授業中も教えてもらったことを早く試したくてうずうずしていましたね。

コミュニケーションの内容としてはゲームをクリアすることに重きをおいていました。

それがきっかけで仲良くなった友達もいましたし、コミュニティを作る上でゲームの役割は本当に助けになりました。

■2020年現在

FFⅦのリメイクが発表されて、当時プレイした友達と20年の時を経て話をするわけですが、

大人になって感じたのはゲームのストーリー性が重要になってきたこと。キャラクターの感情や、物語の内容が昔より入ってくるようになりました。

リメイクなので、基本的なストーリーや登場人物はほとんど変わりません。ただ、今作はリメイクの第一部で、完結しません。物語の序盤、主人公クラウドが仲間と共に旅立つ序章で終わります。

最初は

「そこで終わりなの。」

と思っていましたが、このFFⅦのリメイク版は本当にクオリティが高く、グラフィック、音楽、戦闘システムなど、楽しむ要素が多く、充分満足できます。

そのおかげでよりストーリーが気になるんです。言うならば映画をゲームでプレイしている感覚。

子供の頃プレイしていた作品でも大人になってプレイすると感じ方も変わってきますし、当時思っていた感情と違うわけです。

例えば、エアリスとティファ。主人公の幼馴染ティファと謎の女性エアリス。二人のヒロインがいるのですが、学生の当時はティファを応援するんですよ。ただ、ストーリーを知るとエアリスが愛おしくなってくる。

こんな話をしているわけですが、今はVC(ボイスチャット)で話すことができます。おそらく今の学生もVCで話すことが多いのではないでしょうか。

VCのおかげで我々は昔と変わらず、ゲームの話ができるわけです。何なら、ゲームをしながら話をするので、リアルタイムで情報を共有することができます。

昔はいかにゲームを攻略するかでしたが、今はゲームを一つの作品として捉えて話をすることが多いので、ゲームを通じてその人の考え方だったり、想いを感じ取れることが楽しいですね。

【FFⅦリメイクについて】

そして気になるFFⅦリメイクの続き。大まかなストーリーは一緒なのですが、もしかしたら今後違うストーリーも出てくるのでは。と期待と不安を抱かせる内容になっています。

ここでも意見がぶつかるわけです。当時のストーリーを大事にしたい派。新しいストーリーを期待している派。

FFⅦはプレイしたことある方はご存知かと思いますが中々重いストーリー。そして、ストーリーの鍵を握るキャラクター、ザックスという人物がいるのですが、第一部の最後に一瞬出てくるんです。

ゲームの中身の話を書くと、その話で終わってしまいそうなんですが、本当に続きが楽しみです。

【さいごに】

リメイク作品はプレイする自分自身の感情の変化も感じることができます。

特にFFⅦのリメイクは当たり前ですがゲーム自体のクオリティが格段に違うので、当時はなかったキャラクターの仕草やゲームの演出により、より感情移入できます。

良い思い出として残っていたFFⅦがアップデートされた感覚です。

そして当時プレイしていたことを今こうやって思い返しながら書くと、ゲームを手に入れる喜びや、ゲームをプレイするために勉強も頑張ったこと(我家はゲームをするには勉強を頑張らなければいけませんでした)など、当時の思い出も蘇ります。

今回は大好きなFFⅦのリメイクを題材に【心に残ったゲーム】について書きましたが、また書きたいなと思います。

では、今日はここまで。ありがとうございました。

HYS

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