eスポーツの大会は選手のためにあってほしい VCTオフライン大会の欠点
おはようございます。HYSです。
僕がFPSやバトロワの大会を観るようになったのは2020年頃。当時はコロナが日本に入ってきたばかりで、外出を控える日々。
自然とゲームの大会はオンライン開催。僕も大会に触れるようになった頃はオンラインが主流でした。
2022年。今年はオフラインの大会が開催されるようになりました。
eスポーツの大会もオフラインで開催されるようになり、大いに盛り上がっています。
僕にとっては今年がオフライン大会観戦デビューだったわけですが、少し気がかりなことが。。。
【オフライン大会が誰の為のものか】
埼玉スーパーアリーナで開催されたVALORANTの公式戦。会場には13,000人のファンが集結。お馴染みのキャスターの声、選手達の姿。会場の中央には選手たちが戦うSTAGE。
僕らファンにとってはオフラインいいなと思う要素しかありませんでした。
会場にはモニターもしっかり整備されています。オンラインの方がゆっくり観戦できるというメリットはあるにしても、行きたいか行きたくないかで考えたら100%行きたいと僕は答えます。
会場の設営も見事。あれだけの規模のイベントを開催するというのは容易ではないですし、大きな混乱もなく終わったのは素晴らしいの一言です。
ところで、大会って誰のためにあるものだと思いますか。
色々な意見があるとは思いますが、僕はやっぱり出場するチームであって、選手達だと思います。
オフライン大会は選手達にとっては晴れ舞台、多くのプロゲーマーが目指す場所であるべき。僕らファンもそれを望んでいます。
【音が聞こえているのか】
FPS、バトロワ。VALORANTもApexも情報が命。特にVALORANTは相手の情報をいかに早く正確に把握するかでラウンドの勝敗が左右します。
選手は相手チームの情報を音で判断することがあります。
スキルの音、ボムの設置音、足音。。。
その瞬間瞬間で相手の音をキャッチできるかどうかは勝敗に直結します。
オフライン大会開催時、SNSなどでも一部で話題にされている方も見かけました。僕は最初、会場の雰囲気に圧倒されて感動していたので全く考えてなかったんですが、テクニカルポーズに入った瞬間に、ハッとしました。※テクニカルポーズは機材トラブルなどによってプレイに支障がでたときに取られる時間です
その時のテクニカルポーズは音のトラブルではなかったようですが、僕はそのとき、選手は音が正確に聞こえているのか疑問に感じました。
気になってすぐにSNSで情報を集めようとしましたが、どれも信憑性に欠けるものばかり、
・ノイズキャンセルがあるから問題ない
・イヤホンとヘッドセットのダブル使いだから問題ない
本当か??
コロナのこともあり、声をあげての応援は控えてくださいというアナウンスはあったものの、会場のお客さんは13,000人、選手達のスーパープレイ。ボルテージが上がる瞬間はどうしてもあります。
そして、その後、選手達の情報を集めるとやはり、音は聞こえないと。取材記事や公のコメントではないので、その時は書くのを控えました。
実は音は聞こえない、音意外にも相手の情報を対面している選手のモニターの明かりから判断しているという話も伺いました。ヴァイパーのアルティメットは緑色なので、使ったときに選手の顔が緑に光るのがわかったようです。
恐らく、これらの問題はフィードバックが必ず行われているはずです。むしろチームからこういう情報が出てこなかったのは素晴らしいと思いました。
モニターの反射による情報は世界大会のように横並びの配置にすれば解決します。
ただ、やはり音に関しては今後どのような対応をしていくのか、デバイスで対応できるのか、それともゲーム内の調整になるのか。
主催は頭を悩ますことかもしれないですが、今回の経験を活かして、解決してもらいたいですよね。
FNATICのBoaster選手が自身の配信で先日のMastersでの音について言及しています。
世界大会でも全く同じことが起きている。埼玉だけの事象じゃないんだなと思い、書きました。
【ファンとして】
この記事は運営に何とかしてというものではありません。それは僕らが言うことではないと僕は思うからです。
僕らが願うのは選手が準備してきたものを100%発揮できる環境で戦ってほしい。終わったときにいい試合だったと思えるような環境で。
埼玉もデンマークも環境は全チーム同じだったので結果にケチをつけるのはもってのほかです。
配信のUIなどそのあたりについては僕らも声をあげることに意味がありますが、これに関しては僕たちが文句を言うところではない。
ただ、大会は選手の為にあって欲しいですし、死ぬほど練習したチームが勝ってほしい。何より最高のゲームを見せてもらうためにも解決するといいなと願っている。という記事です。
次回のオフライン大会で改善していることを願います。
HYS
ご支援ありがとうございます!!いただいたサポートはnoteの企画で使わせていただきます。