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【年収6,069万円稼いだ男のクレカポートフォリオ】ブラックカードはモテるのか?!

結論、めちゃくちゃモテる。だがそれには、2つの条件がある。一つは、「アメックスセンチュリオンである」こと、そしてもう一つは「ケチることなく圧倒的にカードを切りまくる」こと、である。

これは、後者の条件だけを愚直に満たし、稼いだお金を湯水のごとく使ってしまった悲しい男の物語であり、その結果行き着いた9枚のカードについての記事である。

ちなみに、日本に一万人ほどいると言われるアメックスセンチュリオンホルダーはTwitterにも存在しており、「センチュリオン」で検索するとそのライフスタイルを垣間見ることができる。今日触れるのは、年収数千万程度の人間が行き着いたクレジットカードとの付き合い方である。

ちなみに、モテるかモテないかの話に戻すと、アメックスのセンチュリオンとその他のブラックカードを識別できる時点でかなりの”通(意味合いの説明はあえて割愛する)”であり、そのような相手に出会った場合、十分な富を築いた男は勝利を確信し「正しい人間を惹きつけることができた」と微笑むべきであり、そうでない場合はそこから始まる禅問答のような消費と浪費の目眩くスペクタルに武者震いを始めるべきである。

国際シェア2.3%、その中でも限られた数万人に許された特権Centrionの所持。(Nielsen Report

結局のところクレジットカードは何を使うべきか問題


「ライフスタイルと合ったものを使いましょう」で終わってしまう話ではある。俺は去年Mariott Bonvoyをメインに使い、高い還元率の恩恵を受けた。だが気づいてしまった。俺はあんまりホテルを使わない。

その頃俺を地味に嫌な気分にさせていたのが、駐車場問題だった。月額だと2、3万円だが、これが年間になると30万円くらいになる。もう少し頑張ればピコタンが買える額である。バカにならない。

今年の中盤、世の中がコロナに対する興味を失い始めた頃、また飲食が活発になってきた。行っていた店が潰れたり、移転したり、営業時間が変わったりしておりなかな手間がかかる。そういうわけでコンシェルジュも再び使うようになった。

ある日ポイントの利用率を見てみようと計算した結果、(還元率)x(利用率)が最も高かったのが結局のところマイルであると気づき、最終的に還元率1.5%でマイル交換の上限がないANA VISA PLATINUMに戻ってきた。

その結果、俺の布陣は今、以下の通りである。役割も合わせて書いた。

20枚近いカードから断捨離を経て生き残った精鋭達である。

この何を使うか問題に対しては、俺なりの解答は以下だ。

メインカードは量で決める


上に書いた通り、俺はANA VISA PLATINUMだ。

1年間色々試してみて、(還元率:大体のポイントは円に換算可能だ)x(利用率:貯めたポイントをどれだけ使ったか、使う予定があるか)の高いものをメインカードにするのが良い。俺の場合はマイルが圧倒的だった。

これは仕事柄移動が多いのが大きい。結局のところ使わないポイントはあんまり意味がないという結論に至った。MBA(Marriott Bonvoy Amex)は2年目以降無料宿泊が付いてきたりと色々お得だが、このサービスがあるから泊まるというのもなんか違う気がした(ちょっと癪)での脱落した。なので、ホテルステイが好きな人はMBA一択となるのも納得できる。

マイルは換金しにくい(大体2万ポイント以上の金券への変換は効率が1/2程度になる)が、俺くらいのマイル貯蓄ペースであれば航空券として使い切る自信があるので全然問題ない。

あと一つの「量」は与信額である。大富豪であれば口座に億単位の現金を入れて、伝説の”戦車が買える”ムーブを決めることも可能だろうが、一般人としては500〜1,000万円あれば問題ないだろう。MBAならここも問題なく育つ。なんかMBA推しの人みたいになってきたが、俺は最終的にマイル還元率(1.5%で上限なし)と与信額でANA VISA PLATINUMだ。

サブカードは有料サービスの無料化で決める


まぁサブが8枚あるわけだが、以下の3枚があれば都内の移動については8割方問題ないだろう。2,000mmに収まる車のサイズであれば、だが。

1. GINZA SIX カード:GINZA SIXで駐車場1時間無料
2. HILLS CARD:森ビル系商業施設(六本木ヒルズ、表参道ヒルズ、虎ノ門ヒルズ、など)で駐車場1時間無料(六本木ヒルズだけ2時間無料)
3. タカシマヤカード《ゴールド》:高島屋各店で駐車無料サービス(日本橋だと5時間無料だ)

各社ホームページより抜粋。細かい条件はリンク先をみてくれ(高島屋はかなりややこしい)。

中央区についてはGINZA SIXカードが良い仕事をしてくれる。ここはキャパシティがかなり大きく、満車になっていることがほぼない。加えて、入口の数が多いので待たされることが少ない(この三連休でもまぁ10分程度だった)。とどめはデカいフェラーリだってランボルギーニだって停められるところだろう。平置きに行けば、スーパーカーフェスティバルだ。

HILLS CARDは、六本木と表参道だろう。六本木ヒルズはキャパがデカいので問題ないと思うが、表参道ヒルズはひどいと40分程度待たされる。これは機械式の入口が少ないことと、平置きと機械式で入口が同じことに起因する。だが、周辺の駐車場に比べればかなり安い。

そして年間100万円(税別)以上使うと送られてくるプレミアムステージの3スター以上のカードを使えば、5時間以上駐車場利用が無料となる。無敵だ。これが欲しいがためにあと少し、と多めに金を使ってしまうのだ。

その他のエリア(日本橋、二子玉川など)については、タカシマヤカードが良い。無料サービス時間が長く(日本橋だと5時間無料だ)、対象店舗も多い。店舗により条件が細かく違っていたり、改定の頻度が高いという点には目を瞑ろうではないか。

実際問題これら3枚のおかげで駐車場代は90%削減された。我が家の行動範囲がかなり偏っている証左でもある。

もう一つの「有料サービスの無料化」という意味ではコンシェルジュだ。これも使う人、使わない人様々だろうが、俺は猛烈に使っているので結構重要だ。

ずっとLuxury Card(Titanium)で使ってきたが、電話がダルく、かといってBlackはちょっと高いなぁと思っていたのでキャンペーン中ということでTAKASHIMAYA PLATINUM Debit Cardに入会してVPCC(Visaプラチナ・コンシェルジュ・センター)を使ってみた。メールで問い合わせができるので便利かと思ったが、結局情報をきちんと整理して伝える手間はあまり変わらないことに気づき(そして慣れている分電話の方が早い)解約した。

ということで、コンシェルジュ要員としてはLuxury Card(Titanium)だ。

1%の”還元力”は、投資のリターンとしては馬鹿でかい


残り5枚のうち、2枚+1枚(メインカードのANA VISA PLATINUM)は投資信託をカード引き落としにするために契約している。楽天証券の改悪(1%→0.2%)が記憶に新しいが、SBI(ANA VISA PLATINUMで提携可能)とMANEXはそれぞれ0.5〜2.0%、1.1%で気を吐いている。

まぁ正直どこまで続くのかって話はあるが、貯金の苦手な俺は”天引き機能”として使っている節がある。実際ポチるだけでマンションの頭金くらいは貯まったので悪くない。本人はあぁ先月も飲み散らかしたなぁ、くらいに思っているが、実は資産形成できていた、という感じが良いのである。

変わり種の2枚


PayPayカードはいきなり与信額が500万円だったので解約せずに持っている。いいの?!年会費無料だけど?!という感じだ。アメックスは緑が好きなので持ってる。このまま行ってもセンチュリオンの未来はないが、それでいいのだ。

さぁ、君だけのカードデッキを組み立てよう!

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