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不安がもたらす安定

 Hey!BouzやオンラインでのHey!Bouzに関しては、いろんな捉え方があると思うし、賛否両論あります。

 運営担当側は、このサービスがたくさんの人に知ってもらって使われるよう、働きかけることがお仕事になります。
 「なぜこのようなサービスが存在するのか」「使うことでどのようなメリットがあるのか」を伝え続けています。
 ただ「素晴らしいサービスです!」ということを伝えたいのではなく、いいな、と思った人に気に留めてもらえたら嬉しいと思ってます。

 このサービスが始まってからも、私自身は正直、ユーザー側にどんなメリットがあるのか?これを続けることに意味はあるのか?と何度も考え込むことがありました。
 100%誰もが同じように満足してもらえるとは思ってもいないし、マッチングが成立しないこともあります。それらが100%だったらむしろ恐いです。
 しかしマッチングしなかったケースがあると少し寂しくなるし、アンチ的な発言を目にすると、こういう人もいるよな、と思いつつ少し引きずったり…「いいサービスですね!」と言ってくれる人にも(本当に心底思ってる…?)なんて勝手に寂しくなったり。
 こんなことは言い出したらキリがないのですが、私はネガティブかポジティブかでいうとネガティブ寄りなのでどうしてもこういう思考になってしまいます。
 そんな考え方は良くないよ!と言われることも結構あったけど、今はこの適度なネガティブさが安定感の元だと思うようにしています。

 だって、「このサービスは素晴らしい商品です!誰もが体験するべきです!私は自分の仕事に誇りを持っています!」なんて全力で訴えかけてこられると、なんだか恐くないですか?
 きっとそんな感じでやっていたら、うまくいかなかった時、ポキっと折れてしまうんだろうなあと先が見えます。

 今やっていることに本当に意味があるのかなあ?とか本当にうまくいくのかなあ、という少しの不安を常に残しながら、晒してみる。ただし投げやりにはならずに。

 そうすると、日々コツコツやってきたことがちょっとずつ意味のあるものに目に見えて変わっていくのが分かります。

 Hey!Bouzも、少しの不安を常に抱えながら大切にしています。
 どうか伝わりますように。


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