黄金の風

昨日、「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」(以下、5部)をNetflixで観終えました。

おっっっっっっっもしろかったぁ…。

どれくらい面白かったかというと、笑点の面白さを10としたとき、5部の数値は90000、それくらい面白かったです。

笑点はめちゃめちゃ面白いので、いかに5部が面白いかがわかりますね。


(この先、ネタバレには十分配慮した上で感想を書きますが、それでも勘のいい人なら何となく雰囲気で展開を察せてしまうこともあるかもしれませんので、それを避けたい人はハートマークのいいねボタンを押して、そしてそっとこのページを閉じてください。できればフォローもしてください。もっといえばサポートもしてください。いい感じのパンを買ってきてください。)


毎度のことながら、まずキャラクターが凄く魅力的なんです。

主人公は、初めこそジョルノ・ジョバーナという人物を中心として描かれますが、物語が進むにつれ主人公が加入するチームの全体が主人公のようになっていきます。

そのチームの、お互いを信頼して、尊敬し合っていて、それでいて仲良しなところが観ていて本当に泣けてくるんですね。

素敵な関係だなぁと。

そしてそのメンバーの個性がかなり豊かなので、それぞれに深い愛着を抱いてしまいます。

子供っぽいやつ、おバカなやつ、頭の良いやつ、おしっこ飲ませてくるやつ。

どのメンバーも本当にカッコよくて、大好きです。

おしっこ飲ませてくるやつもカッコいいんです。


そして今回もラスボスがまぁ強い。

その力の強大さを初めて見せつけられた回では、主人公たちと同様、その敵わなさに深く絶望しましたね。

誇り高き心はあれど、目的の為には手段を選ばないその様は本当に醜悪で、観ていて心からの憎悪を抱きます。

頼むから、こいつをボッコボコにしてくれ!と、ラスボスの悪行を目撃する度常々思っていました。

…果たしてラスボスはボッコボコにされるのか!!それともされないのか!!?

真相はキミの目で確かめよっ!!!(懐かしい響き)


そして他シリーズと同様にまぁ声優が豪華なこと。

味方チームの声優を試しにちょっと下に並べてみますね。

小野賢章/中村悠一/鳥海浩輔/諏訪部順一/山下大輝/榎木淳弥

頼しすぎませんこのメンツ???

この並びを見ただけでこのチームがいかに魅力的なキャラで構成されているか分かりますよね。

前シリーズは大ベテランがたくさんクレジットに並んでいた印象で、それは当たり前に豪華なんですけど、この今もの凄く勢いのある若手〜中堅の声優たちがズラっと並んでいるのも、またとてつもなく豪華です。


ネタバレ回避のため内容には触れず、キャラクターや声優の魅力でオススメしていく構成になってしまいましたけど、なにより一番の魅力はその物語です。

5部の話のテーマは「哀しみ」だと作者が公言しているだけあって、本当に切なく、そして少しゾッとするような、「運命」というものの怖さを知るお話なんです。

なので前シリーズまでと比べコメディ要素も少なくなっていて、より重厚感が増したシナリオになっています。

これが本当に面白い。

これまで観てきたどのシリーズよりも、観賞後に打ちひしがれる度合いが強かったです。

みなさん覚悟して観てください。


1部からここまで地道に観てきましたが、やはりどの部もそれぞれに特別な魅力があって、どれも心から面白かったです。

本当にジョジョの奇妙な冒険を観れてよかった。

漫画も文庫版を地道に買っています。

いつかそちらの方のレビューも書けたらいいなぁ。


ジョジョは、まさに沼です。

底無しどころではない、あったはずの底を気づいたら自分でガツガツと掘っているような、恐ろしい沼です。

みなさんも、さぁ早く、この沼に来てください。


以上です。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。


Fin.

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