昭和ネタは果たして必要なのか

おはようございます。
こんにちは。
こんばんは、TAKAモノノフです。

今回は昭和ネタについて語ろうと思います。
昭和ネタとは何か?いわゆる昭和時代に流行った物事である。例えば昭和歌謡や昭和時代のドラマ、その当時の芸能ニュースなど…。ハッキリ言って平成生まれ以降の人間にとっては体験したこともないし聞いたこともない物事ばかりである。しかも、古臭い出来事で知ったところで意味なんてない。
しかし、この昭和ネタを知っていることが人生において意外なスパイスになることがある。

例えば昭和歌謡の点で見るとその時代の音楽や歌詞を知ることで現代とは違うリズムや言葉の言い回しに感動することがある。
その感性は音楽を聴く耳をより教養的に優れるようにする。僕が好きな昭和歌謡はさだまさしや南こうせつ、昭和時代のアイドルたち、村下孝蔵などである。彼らの楽曲を聴くとその時代背景が昭和時代を知らない我々にも鮮明に分かる。また、その儚い淡い音は我々を魅了する。

昭和歌謡を知ることで時代背景を学び現代音楽へ還元できるとても優れた媒体なのである

次に昭和時代の時事ネタである。芸能界やスポーツ界などで起こった時事ネタが主である。そんな昔の時事ネタを知ってどうなると感じる方は多いであろう。ただ意外と知っているとあることが起きる。それは何か?

それはジェネレーションギャップの縮小である!

よく若者との価値観などでギャップが生まれることをジェネレーションギャップ所謂ジェネギャとして揶揄されることが多い。まるで今の若者の文化は可笑しいと笑い者にしたような表現が巷では流布されている。しかし、若者の目線に立っても同じことである。若者の目線でも年上の文化は可笑しいと嘲笑う。距離を縮めようとしないこの関係性はお互いが近づこうとしないと永遠に縮まらない。だから、僕は昭和ネタを知ることでこの差を縮めようとする。こちらが縮めようと努力すると年上の方々も嬉しくなり若者の文化に近づこうと努力してくれる。まぁ、これで若者の文化に近づこうとしない価値観をアップデート出来ない人達は個人的には嫌悪感を抱くが…。
それでもコミュニケーションの一つのスキルとしてこの方法はいい手段だと考えている。僕の経験上このスキルを身に付ければ初対面の年上の方々や仕事の上司とのコミュニケーションは思ったより円滑に回ることがある。
ただ無理やりこの昭和ネタを習得しろとは強制するつもりはない。自分が興味あるネタだけで良い。僕が個人的に好きな時事ネタは勝新太郎がタバコ咥えながら会見する出来事が好きである。タバコ吸いながらタバコはやめたという伝説の会見である。こんな馬鹿馬鹿しい出来事が昭和にはあった。今ならコンプライアンスで一発アウトのようなネタがゴロゴロある。でも、それをエンターテイメントとして面白がれたらとても興味が湧くと思う。それを昭和世代の人達と共有すると当時を知る人達はより情報を提供してくれるから会話が弾む。是非興味が湧いたら知ってほしい。

昭和ネタとの取り組みについてあれこれ語ったが、これだけは言いたい。この取り組みは強制するつもりはないということは声を大にして言いたい。逆を言えば昭和世代の方々もこれを若者に無理やりフったり知らないことをバカにしたりしないでほしい。これはただ単にきっかけとして扱ってほしい。会話のクッショントークの一つだと考えてほしい。それでもこの昭和ネタを知ることは意外と面白い。僕の場合は色んな昭和ネタを知りすぎてたまに周りから「君、年齢詐称しているだろ?」と言われることも多々ある(笑)
それでも楽しく会話できるならアリである!皆さんも是非昭和ネタを知り古きよき面白い世界の扉を開いてほしいと思います!

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