ビルメンに必要な資格とは?

ビルメンの業務をする上で重要となる資格は以下の8個です。
これら以外にも必要となる資格はありますが、とりあえずこの8個を覚えておけばOK。
全ての資格を取得する必要は無いですが、持っていると給料が上がったり転職しやすくなったり何かと便利です。

  1. 第二種電気工事士

  2. 危険物取扱者乙種4類

  3. 2級ボイラー技士

  4. 第3種冷凍機械責任者

  5. 建築物環境衛生管理技術者

  6. 第三種電気主任技術者

  7. エネルギー管理士

  8. 消防設備士

第二種電気工事士

第二種電気工事士(電工2種)は、一般用電気工作物の電気工事が出来るようになる国家資格です。
この資格を入社するための必須条件にしている会社もあるくらい、ビルメンにとって重要な資格です。

危険物取扱者乙種4類

危険物取扱者乙種4類(危険物乙4)は、引火性液体(ガソリンなど)の取り扱いができるようになる資格です。
第二種電気工事士とセットで持っておくと書類選考突破率が大きく上がります。

2級ボイラー技士

近年では免許が必要なボイラーが減少傾向にあるため、この資格自体の価値も薄れつつあります。
しかし、大規模な施設などまだまだ免許を必要としている施設も存在しているため、所持していると有利になること間違い無しです。

第三種冷凍機械責任者

ボイラーと同様に免許が必要な冷凍機が減少傾向にあるため、資格の価値は薄れつつあります。
しかし、資格手当を毎月支給してくれるビルメン会社も存在するため、持っていて損は無い資格です。
ビルメンと似たような仕事である地域冷暖房の設備管理に転職する際にも役に立ちます。

ビルメン4点セット

第二種電気工事士、危険物乙4、2級ボイラー技士、第三種冷凍機械責任者の4つをまとめて、「ビルメン4点セット」なんて呼んだりします。
これらの資格ですが、ビルメンに不要なんて言われたりもしているため、ビルメン4点セットの必要性について以下の動画で解説しています。

建築物環境衛生管理技術者

建築物環境衛生管理技術者はビルメン資格の中でコスパが一番高い資格です。
しかし、受験するためには実務経験が2年必要になるため、新人ビルメンでは受験することすら出来ません。
この資格を持っていれば、ビルメン業界で食いっぱぐれることは無い最強の資格だと個人的には思っています!

第三種電気主任技術者

第三種電気主任技術者は高圧電気設備の保安監督が出来るようになる資格です。
一般的にビル内で使用する電気は電力会社から高圧で受電しているため、そのままでは普通の電気製品は使用できません。
そこで、電気を高圧から低圧へ変換する設備が必要になります。
これらの電気設備の保安監督が出来るようになるのが、電気主任技術者です。
この資格を所持していれば社内でも一目置かれますし、年収も大きく上昇するためおススメの資格です!

電験三種の勉強方法について解説

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消防設備士

ビルメンが消防設備士の資格を使って仕事をすることは基本的に無いのですが、ビルには必ず消防設備が設置されているので、資格で勉強する知識はとても大事です。
また、一部のビルメン会社では消防設備士の資格を保有していると、毎月資格手当を支給してくれる場合もあります。
将来性抜群の資格なので、個人的に取得をオススメしています。

ビルメンの資格は独学で取れるのか?

国家取得の資格って難しいイメージがありますよね。
でも安心してください。
ビルメンに必要な資格は誰でも独学取得出来ます。
勉強に慣れていない方だと、藁にもすがる思いで資格取得の通信講座や講習会を受講しようと考えるかもしれませんが、そんなものは必要ありません。
市販の教材でも十分合格可能です。
詳しく知りたい方は以下の動画をご覧ください。なるべくお金をかけずに資格をゲットしましょう。

講習で取れるビルメン資格【試験不要】

どうしても勉強が苦手という方は、試験無しで取得できる資格を取得してみましょう。
【講習で取得可能なビルメン資格一覧】

  1. 防災センター要員

  2. 自衛消防業務講習

  3. 防火・防災管理者

  4. 防火管理技能者

  5. 消防設備点検資格者

  6. 防火対象物点検資格者

  7. 認定電気工事従事者

  8. エネルギー管理講習

  9. 酸素欠乏危険作業主任者

  10. 建築物環境衛生管理技術者


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