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沖縄のお盆は那覇で完結する!盛大なウークイを僕らは見たのかもしれない

(観戦記のため、選手の敬称を略しております。ご了承くださいますよう、お願いいたします。)

沖縄のお盆が終わったのは、8月12日。旧暦でお盆を行う沖縄では、ご先祖様をグソー(あの世)に帰す日をウークイと呼ぶ。8月12日は、多くの家庭でご先祖様を送り出したことだろう。

だが、僕はこう思う。

プロレス好きのご先祖様たちは、今日という日までグソーに帰るのを待っていたに違いないと。

なぜなら、沖縄が誇るプロレス団体、琉球ドラゴンプロレス(以下、琉ドラ)の那覇大会「RYUKYU MIDSUMMER CREATION 2022」があるからだ。

抜けるような青空の下だが、いつものように国際通りに向けて車を走らせる。

フロントガラスにポツポツと雨粒が打ち付けてきた。

沖縄ではよくあることだが、この雨は今日の大会の波乱を予感させるものなのだろうか?

それとも・・・。

そんなことを考えながら、いつもの熱気が待つ会場、ぶんかテンブス館のエレベーターに乗り込む。

いつもと変わらない会場。少し雰囲気が違うのは、今日のメインイベントに出場する挑戦者、K-JAX目当てのアメリカの方々も多いということ。

そして、コロナ感染してしまい、後遺症なのか僕の体が重いということ。

皆さん、コロナウイルス、侮ってはいけませんよ。

前説

琉ドラの試合開始前と言えば、やはり前説だ。

挨拶をするトニー氏

リングアナウンサー、トニーTグッチ氏がリング中央に立ち、観客の心をくすぐってくれる。

いつもながら良い声だなと思うのは僕だけだろうか。

トニー氏、どうやらこの3年、お盆の時期にも実家に行けていないと言う。そう、新型コロナの影響である。

沖縄では、お盆の時期には実家に帰り、仏壇に手を合わせ、親戚一同が集まりご馳走を食べる風習がある。

特に一族の仏壇を管理する長男の家は、料理の用意が大変なため、沖縄では長男はモテないとも言われている。そう、あまりの大変さに嫁が来たがらないのだ。

そんな一大イベントも、今年はやや回復したとは言え、見合わせる人が多くなっている。

我が家も高齢化とコロナの影響で、親戚が集まるのを中止した。

来年は、無理にでも行くと言っていたトニー氏の言葉は、沖縄県民の気持ちの詰まった、大切な言葉ではなかっただろうか。

それともまた、僕だけがそう思っていたのか・・・。誰か教えて欲しい、切実に。

第一試合 シングルマッチ 20分一本勝負 グルクンマスク vs ティーラン獅沙

第一試合は、琉ドラの看板選手、そして社長も務めるグルクンマスクと、7月1日から琉ドラ所属となったティーラン獅沙(シーサー)のシングルマッチ。

琉ドラ所属となったティーラン獅沙

ティーラン獅沙はこれまで千葉県を中心に活動している団体2AWに所属していた。琉ドラには何度も参戦しており、本日のメインイベントを務めるウルトラソーキとはタッグでも活躍した選手だ。

沖縄出身レスラーということもあり、琉ドラに沖縄出身レスラーが増えるのは、琉ドラにとっても、ファンにとっても嬉しい出来事になった。

僕にとっては地元のすぐそば、南城市佐敷出身ということで、応援しまくりたいレスラーの1人だ。

試合開始前からピンと張り詰めた空気が漂う。

と言うのも、ティーラン獅沙にとっては所属選手となって初めての地元開催試合。更に相手が琉ドラの社長となれば気合が入るのは間違いないだろう。

胸を貸す形になったグルクンマスクとて、お祝いに勝利をあげるほどお人好しなはずがない。

プロとしてのキャリアは20年以上、齢50を超えたとは言え、現役バリバリ。若手にはまだまだ簡単に負けるような選手ではない。

試合開始のゴングが鳴り響くと、グラウンドの攻防が始まる。

息を呑むようなグラップリングの攻防は、一見地味に見えるが観客は自然とその展開の速さに引き込まれる。

どちらが関節を決めるのか。決められた相手は上手く逃げることができるのか。その行く末をジッと見つめている。

経験値の差を見せつけるグルクンマスク

しかし、やはり経験値の差だろうか。グラップリング、サブミッションに関してはグルクンマスクが優勢に立つ。

幾度となく腕を極められ、苦痛の声を上げるティーラン。

その度にセコンドに付いたソーキから檄が飛ぶ。

終盤は打撃やグルクンマスク得意の「トビウオ」が出るなど、華やかさも一瞬垣間見えた。

しかし、基本の攻防はグラップリングとサブミッション。

これが何とも言えない緊張感を生んでいた。

的確に極めていくグルクンマスクと、負けじと極め返そうとするティーラン。

ティーランは勝機を掴もうと幾度となく丸め込みを繰り出すが、そうはさせじとキックアウトするグルクマスク。

腕ひしぎ逆十字でグルクンマスクの勝利

最後は経験値の差を見せつけるかのような腕ひしぎ逆十字固めが飛び出し、グルクンマスクが勝利。

試合後にグルクンマスクはこう言った。彼は強いと。このリングで経験を積むことで更に強くなれると。その経験を自分が積ませるのだと。

ティーラン獅沙に語りかけるグルクンマスク

若い血は団体を甦らせる。しかし、すぐにその血が巡りだすことはない。時間はかかろうとも、育て上げていくのが重要だ。ソーキがそうだったように。

グルクンマスクは最後にティーランにマイクを渡した。

熱い想いを語るティーラン獅沙

急なマイクだったようで慌てていたが、ティーランは宣言する。強くなると。

琉ドラに沖縄出身のレスラーは今現在2人。その2人ともに若い選手だ。

1人は琉ドラの頂点であるベルト「琉王」を保持している。

もう1人は、所属選手となって地元でのお披露目を終えた。

この2人はタッグを組んで活躍もしている。となれば、まず目指すのはタッグベルトだろう。

そこから更にドラマが生まれるのかどうか。それは恐らく、ティーランの成長にかかってくるのではないだろうか。

ファンは期待の目で見ている。沖縄出身レスラーがスポットライトの下、躍動する姿を浮かべながら。

第二試合 6人タッグマッチ 30分 一本勝負 ハイビスカスみぃ、美ら海セイバー、JUCKY "FUNKY "KAMEI vs GOSAMARU、首里ジョー、まえだみさき

第二試合はハイビスカスみぃ、美ら海セイバー、そしてDRAGON GATEから参戦のJACKY"FUNKY"KAMEIのヒール軍団、MAD DOG CLUB(以下、MDC)と、GOSAMARU率いる「観客を楽しませるプロレス」を掲げるGOSAMARU軍団(仮)の対戦だ。

MDCの面々。手には角材も

KAMEIはDRAGON GATEでは、NATURAL VIBESに所属しており、入場ではダンスを披露するなど明るいイメージがある。

ヒールとしての存在感も増したJACKY"FUNKY"KAMEI

しかし、琉ドラマットにおいてはヒール軍団MDCに所属しているため、黒い口紅を引き、狂気じみた表情を見せてくれている。

その落差に精神的に大丈夫なのか?の声も上がるが、MDCメンバーとの連携は素晴らしく、今回も期待しているファンは多いことだろう。

確かな実力も兼ね備えているGOSAMARU軍団(仮)

一方、どうしてもお笑い軍団に見られてしまうのが玉に瑕のGOSAMARU軍団。しかし、メンバーは実力者であることは間違いない。

ついついお笑いの立ち位置に収まってしまうGOSAMARUだが、琉ドラで開催される我栄トーナメントに優勝したこともある実力者だ。

首里ジョーは、その闘志溢れるファイトで人気があり、打撃やスピアーなどの技でファンを魅了する選手。グルクンマスクとタッグベルト「双琉王」に挑戦したこともある。

まえだみさきは、琉ドラに2人しかいない女子選手の1人(もう1人は対戦相手のハイビスカスみぃ)。動きはやや狂気じみたものもあるが、感情をむき出しに相手に挑む姿は、その可愛らしさと相まって人気のレスラーだ。

この試合、何やら波乱の匂いがするのを感じていた。

試合開始のゴングを待たずにMDCがGOSAMARU軍団(仮)に襲い掛かる。最初にターゲットになったのは団長のGOSAMARU。コーナーに振られ、串刺し攻撃の餌食になってしまう。

しかし、ここで首里ジョーが入ってきてKAMEIをとらえる。

タッチを要求するまえだみさき

そこに、コーナーから誰かが呼ぶ声が響く。みさきがタッチを要求しているのだ。

ジョーは無視しようとするも、みさきの必死さに根負けしてタッチ。

これで、リング上はKAMEI対みさきの構図に。

満面の笑顔で寝そべるみさき

お得意の寝そべりポーズまで決めたのは良かったが、ここからKAMEIの反撃に合うと、みさきは捕まりローンバトルを強いられることになる。

MDCもメンバーは実力者揃いの上、頭脳プレーも得意な面々。

場外乱闘でもGOSAMARU軍団(仮)を痛ぶると、みさきをリングに上げ、KAMEIとハイビスカスみぃが痛ぶっていく。

ハイビスカスみぃに痛ぶられるみさき

苦悶の表情と痛みを堪える声、それに混じって響くKAMAIの「ブ◯イク」の声・・・。精神的にも大ダメージだ。

しかし、これを何とか脱したみさきはGOSAMARUにタッチ。美ら海セイバーと攻防を繰り広げる。

首里ジョーと美ら海セイバーの攻防を経て、リング上はGOSAMARU、首里ジョー対美ら海セイバー、KAMEIに。

首里ジョーロケットが発射される!

ここで飛び出たのが「首里ジョーロケット」という、GOSAMARUが首里ジョーを抱え上げ、スピアーの形で相手に投げるという何とも豪快な技だ。GOSAMARU軍団も勝利に貪欲になって攻めていく。

終盤はGOSAMARU対KAMEIで攻防が展開される。

KAMEIは体の大きなGOSAMARUから丸め込みで勝利しようと、何度も試みるが、体の大きさを生かしたGOSAMARUに押し潰されて阻止されてしまう。

これはGOSAMARU軍団の勝利が近いと思われたが、そこはヒール軍団の本領をMDCが発揮する。

突っ込んできたGOSAMARUにリングサイドの美ら海セイバーが椅子を一閃。

"JACKY"ナイフでGOSAMARUを押さえ込んだ

マットに倒れたGOSAMARUをKAMEIが「"JACKY"ナイフ」で押さえ込んで勝利を挙げた。

双琉王挑戦と査定マッチと

試合後、ハイビスカスみぃがマイクを要求する。

ファンは何事かとワクワクした表情で彼女を見つめる。

強さと美しさを兼ね備えているハイビスカスみぃ

黒い口紅に金髪、筋肉の付いたガタイの良い体からはヒールのオーラが大きく漂うハイビスカスみぃ。

そして口を開くと何とも言えない可愛らしい声をしており、そのギャップにやられるファンも多いに違いない。

そんな彼女がマイクを持って宣言したのは、「双琉王」のベルトへの挑戦だ。

双琉王のベルトは現在、DRAGON GATEに流出してしまっている。

そして、ハイビスカスみぃは運命のタッグとして、ヴァンヴェール・ジャック選手と組んで初代王者になった経緯がある。

それを取り戻す、いや、そのベルトは自分のものだと宣言したのだ。

双琉王挑戦を宣言した2人

そのパートナーに選んだのは「息子」と呼んで可愛がっているJACKY"FUNKY"KAMEIだ。

そして、この流れにはファンが盛り上がる要素があった。

現「双琉王」は、KzyとU-T。所属ユニットはNATURAL VIBES。そう、つまり、同じユニットのメンバーで、他団体選手と組んでベルトに挑戦するのだ。

闇堕ちした仲間と戦うKzy、U-Tの心境は如何なるものだろう。

次回、与那原大会は楽しみな試合が展開されるに違いない。

マイクを手にMDCに退場をうながすみさき

この宣言が終わると、なぜか負けたはずのみさきがマイクを要求する。

観客も一瞬「え?」という雰囲気が流れる。

そして、みさきの口から出たのは、誰もが予想していない言葉だった。

GOSAMARUに問いかけるみさき

「楽しいだけのプロレスで良いのか?強くなければダメなのではないか?」

そこにいた観客全員が、「みさき、どうした?」という感じで見ていたに違いない。

そして、琉ドラの社長であるグルクンマスクをリング上に呼び込み、次回大会でのGOSAMARU軍団(仮)の存続をかけた査定マッチを開催するように求めたのだ。

困惑しつつ査定マッチを認めるグルクンマスク

リング上に上げられたグルクンマスクは、ここまでされて断れるはずもなく、みさきの提案を了承。

締めは笑顔で!

次回、与那原大会でGOSAMARU軍団(仮)の存続をかけた査定マッチ、グルクンマスク・まえだみさき組vs GOSAMARU・首里ジョー組が決定した。

なぜか巻き込まれる形となってしまったグルクンマスクと首里ジョー。そして突如として「強さ」を口にし出したみさき。それを迎え撃つGOSAMARU。それぞれの気持ちが交錯する次回大会は、僕の地元、与那原だ。楽しみしかないではないか。

もう一つ付け足すとすれば、今大会でGOSAMARU軍団(仮)のTシャツが完売した時点で解散が決まるという、訳の分からない状況も生まれてしまっていた。もちろん、僕は迷わず購入した(笑)。

同年生のGOSAMARUには、勝ってほしいし、その実力を遺憾なく発揮してほしいというのが本音である。

第三試合 御万人王座「琉王」選手権試合 無制限一本勝負 ウルトラソーキ vs K-JAX

メインイベントが始まろうとしている。会場は段々とその興奮を吐き出そうと、熱を溜め込んでいるような気さえする。

この試合のことを誰が呼んだか、「怪獣大戦争」。

体の大きな両者を呼ぶのに相応しすぎるほどに相応しい。正に怪獣同士の肉弾戦が始まろうとしている。

K-JAXの筋肉にはいつも驚かされる

先に入場してきたのは、挑戦者であるK-JAX。筋骨隆々としたその姿は、観客を威圧するのに十分すぎるほどに十分だ。

後に続くのは師匠であり、ヒールユニットMDCのリーダーのRYUKYU-DOGディンゴ。弟子であるK-JAXの「琉王」戴冠を後押しできるだろうか。

琉王の貫禄十分のウルトラソーキ

そして、現「琉王」であるウルトラソーキの入場。体の大きさはもちろんだが、防衛を重ねたことで、王者としての風格が備わってきている。

選手権試合宣言に臨んだ凸凹トラベリングのお2人

まずは選手権試合宣言。

今回は、FEC所属のお笑い芸人「凸凹トラベリング」が務める。

一瞬、ほっこりとした空気が流れた気がする。

試合前の緊張を緩和してくれる芸人さんの力は、やはり凄い。

緊張が緩和された後に、再び緊張感が張り詰める。

観客の目はリングに吸い寄せられる。

両者がリング上で対角に立つ。

両選手は勿論のこと、観客の緊張感も高まる。ゴングを固唾を飲んで待っている。

乾いた音が会場に鳴り響く。

いよいよ試合が始まる。

力比べから大迫力の両選手

最初に仕掛けたのはK-JAXだ。力比べを求めて右手を頭上に掲げる。

もちろん、それに応じないはずはない。

ソーキもがっしりと手を取り、力比べが始まった。

しかし、どうやら押し込む力はK-JAXが一枚上手。ロープへ追い込んだ。

そこからは、いよいよ肉弾戦が展開される。

ショルダータックルの攻防は、リングがギシギシと悲鳴を上げるほどの迫力。

ど迫力のジャンピングショルダータックル

そこにソーキのジャンピングショルダータックル。K-JAXが倒れ込むと同時にリングが壊れるのではないかと思うほどの衝撃が走る。

ソーキはそこから足攻め。

体が大きい相手に対する常套手段だ。ソーキはきっちりと基本を押さえて攻撃を仕掛けている。いちレスラーとしての基本が王者へと続く道の一歩であることを見せてくれる。

しかし、K-JAXも負けてはいない。場外へ落とすと、師匠であるディンゴとの悪の連携でソーキを追い込んでいく。

これもまた、ヒールとしての基本と言えるだろう。ヒールにはヒールとしての道があるのだから。

ソーキを軽々と投げ飛ばすK-JAXのパワー!

リングに上がると今度はロープを利用したスリーパーから、ソーキの巨体を軽々と持ち上げてのスープレックス。観客の興奮がマスク越しに漏れ聞こえる。それは、僕も例外ではなかった。ソーキが簡単に持ち上げられる姿は、見たことがなかったのだから。

その後もパワーと打撃で押し込んでいくK-JAX。確実にソーキを追い込んでいるのが見ていて分かる。逆転の一手はあるのだろうか。そう思うほどに、K-JAXの気迫を感じていた。

ダイビングエルボードロップ直前の様子

トップロープからのダイビングエルボードロップがソーキをとらえた瞬間は、誰もが危ないと思ったに違いない。

しかし、そこには王者としてのソーキの意地があった。

これを返すと延髄切りや得意のキャノンボールをお見舞いして、K-JAXに反撃を開始する。絶対に防衛するという意気込みがヒシヒシと伝わる攻防に、観客も手に汗を握ってリングを見つめる。

K-JAXのアイアンクローボムや、ソーキのレインメーカー式ラリアットなど、驚くような技の応酬に目を奪われた。

リングが大きく揺れたソーキドリラー

最後はラリアットからソーキドリラーにつなげたソーキが、怪獣大戦争を制して「琉王」を防衛。王者の風格を見せつけた。

握手を交わす両選手。プロレスの素晴らしさを感じる

試合後には、挑戦者であるK-JAXがソーキに琉王のベルトを巻き、がっしりと握手を交わす姿が観客の目頭を熱くする場面も見られた。

何時如何なる相手の挑戦も受ける覚悟を語るソーキ

ソーキは、琉ドラ内で自分の相手になる選手が今は見つからないことから、次期防衛戦を他団体、県外の団体から募る構想をぶち上げ、「琉王」と自身の価値を高めていくことを宣言する。

ベルトを持つことの責任感がさせるのか、それともソーキというレスラーの熱い思いがそうさせるのか、僕には想像もつかない。

ただ一つ言えることがあるとすれば、それはウルトラソーキという選手は今、手がつけられないほど強いということ。
次期挑戦者は、相当の覚悟を持って名乗り出ることが必要だろう。

ソーキの防衛ロードの先に見据えるものはいったい何なのだろうか。そして、どんな景色を僕たちファンに見せてくれるのだろうか。期待感で溢れている。

こうして、プロレス好きのご先祖様も十分に満足して帰ったであろう今大会は終幕した。

プロレスファンのウークイは、沖縄出身の王者が、その強さを発揮し更なる成長を遂げる姿を見せてくれたのだ。

沖縄という小さな島にある琉球ドラゴンプロレス。

その小さな島の団体には、大きな夢と希望を見させてくれる力に溢れている。

まだプロレスを見たことがないのなら、一度見てみてほしい。

そこには、強さと楽しさと感情溢れる熱い闘いが存在している。

そこから僕らは勇気と希望をもらっているのだ。

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