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ドラッカーの『マネジメント』で子育てを

■ドウキコラム(ブログ掲載記事再掲:2013年08月23日)

今、子育て中の私は1週間のほとんどを家で過ごしています。
(2013年当時はハーサイズもなく、専業主婦でした。ムスメ1歳半。)
40歳を超えての出産子育ての機会を得て、幸いにも食べるに困らない程度には生活できるので、子育てをめいっぱい経験しよう!と決心し、仕事も辞め、家にいることを決めました。
でも、出産後3か月くらいまでは、「何年家に籠っていればいいんだろうか」と憂鬱でしたね。周りで活躍している人の様子を見たり聞いたりすれば、「私も今頃は・・・」とか思ったりもしました。今も思ってます。
ふとドラッカー著書を読み直しているうちに面白い発見が!

「ドラッカーと子育て」・・・いけるかも。

ドラッカーは、「組織が存在するのは組織自体のためではない。自らの機能を果たすことによって、社会、コミュニティ、個人のニーズを満たすためである」と『マネジメント』の冒頭で述べています。
そして、組織が社会に貢献する役割を3つあげています。

 (1) 自らの組織に特有の使命を果たす
 (2) 仕事を通じて働く人たちを生かす
 (3) 社会の問題について貢献する

(出所)P.F.ドラッカー『マネジメント(エッセンシャル版)』,上田惇生編訳,ダイアモンド社,2001年。

そこで、社会に存在するいろいろな「組織(共通の目的を有する2人以上の人の集まり)」のうち、「家庭」を想定して、家庭、特に子育てが社会に貢献する役割を考えてみました。

 (1) 子育てという家庭(組織)の特有の使命を果たすことで、
 (2) 子育てを通じて夫婦(組織メンバー)が活き活きとし、
 (3) 社会の問題(未来の人材をまっとうに育成する)に貢献する

と捉えれば、家に籠っていることも使命感をもって過ごせますね。

こんな話を、先日、ドラッカー論研究の大家に、ずうずうしくこの話をしてみたんですが、とても喜んでくださり、理論が実践に適応されることで豊かな生活を送れるようになれることについて「こんな嬉しいことはない」とおっしゃてくださいました。

ということで、ドラッカー『マネジメント』をひも解きながら、どこか自分の子育てのヒントや指針にならないか探ってみようと思います。
さて、どうなることか。自分でも楽しみです。

【女性の起業コンシェルジュ】 ディークオリティー代表 道喜道恵
 一般社団法人ハーサイズ 代表理事
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