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第5回目:エネルギッシュ!春節と赤

前回のコラムでドラミ老師の熱血添削を受け、ほっとしたのも束の間、家族4人仲良くインフルエンザ。
家族が回復し、そろそろ外出しようかなと思うころにはもう、2月。あちこちの建物に真っ赤な提灯飾りが吊り下げられています。
はい。2月は、中国のお正月「春節」。赤い飾りは春節を祝うためのものです。

ヤマダ史上初の春節を体感したい!
とりあえず歴史的な観光名所である豫(よ)園に散策へ行くことにしました。

道中、地下鉄を利用したのですが、女性たちのコートやダウンジャケットの色が日本より多彩であることに気が付きました。
日本の女性の場合、無難な黒、ベージュ、紺、グレーなどダークな色が多いですね。日本でよく見る色は中国でも見かけますが、赤や、ピンク色も人気のようです。

豫園に到着すると辺りは「赤!春節!犬歳!どこもかしこもエネルギッシュ!」と言いたくなるような春節モードの豫園。
いつもの古き良き中華庭園である豫園の風景に提灯や犬のモチーフが頭上に沢山飾られ、金色のアーチ、池の中まで誇大なセットが配置。

みやげもの屋では春節用の飾りが押し合うように売っています。
「福」と書かれた玄関の壁やドアに張り付けるもの。真っ赤な金の装飾をあしらった提灯。日本のしめ縄や門松とは違い、赤や金の比率が圧倒的に多いです。この赤色こそが中国の春節なのですね。

この赤の飾りを見て、美輪明宏さんの著書に色にこんな風に書かれていたのを思い出しました。

「色は〈波動〉です。この世の中、なにもかもが波動で出来ています。悪い波動を浴びている人は、すべてがどんどん悪くなって、顔も心も性格も身体も、運も暗くなったり無様になります。」-『ああ正負の法則』、美輪明宏著、PARCO出版。

妙に腑に落ちたので、それからは黒色の服は処分し、真っ黒、ねずみ色コーデは避けて、少しでも白や明るい色をとり入れるようになったくらい、記憶に残っています。また、同著に赤色の使い方についてこんな記述がありました。

「方位とか風水とかいうものは、磁気エネルギーの放射を浴びることによって起きる現象です。(一部省略)悪い方角へどうしても行かなければならぬ時には、可能な限り赤いものを身につけて行くことをおすすめします。」

美輪さんの著書によれば、色は波動であり、赤色には強い波動や凶相を和らげる効果もあるということ。風水も好んで取り入れる中国にとって、赤は、一年の始まりにふさわしい色なのですね。そして、今のエネルギッシュな中国の雰囲気を味わうことができました。

【コラムライター紹介】ヤマダ
2015年藤枝市で開催された、女性起業講座を受講、講座の内容とドラミ老師の考えに感化されドラミ老師のカバン持ちを志願するが失敗。以降、ドラミ老師の追っかけをするかのようにハーサイズに入会。
ハーサイズのセミナー会員を経て、サポート会員2期目突入した、上海在住の専業主婦。既婚、二児の母であるが未だ、人生モヤモヤ中。将来の夢は、面白く稼いで、夫をひざまづかせること。

一般社団法人ハーサイズ(浜松市女性起業家支援団体)
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