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チャンスを掴む!~Her Pivot Forum 2022報告レポート

皆さん、こんばんは。
気づけば2021年度も最終日。明日から新年度を迎える方も多いのではないでしょうか。かく言う私も年度末でてんてこ舞いです・・・。

さて、報告が遅くなってしまいましたが、先週3月24日(木)に、Her Pivot Forum 2022をオンラインで開催しました。フォーラムの最中にこのマガジンも告知させて頂きましたので、フォロー頂いた方もいらっしゃるかもしれません。
改めて、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。同時に、このnoteで告知を行えず失礼いたしました。

今回はフォーラムの式次第になぞって、事務局の黒田より報告させていただきます。

Her Pivot Forum 2022 アジェンダ

20:00 – 20:10 Next Big Pivot ご挨拶
20:10 – 20:30 FIBA基調講演 “Women in Basketball towards 2023”
20:30 – 21:00 “Listen to the Future” (女子中高生・大学生からの質問)
21:00 – 22:00 世界のプロバスケットボールリーグで働く女性によるパネル

FIBA基調講演 "Women in Basketball towards 2023"

驚いた方も多いのではないでしょうか。そう、あのFIBAです!国際バスケットボール連盟からエリザベス・セブリアン氏にご登壇いただきました。

セブリアン氏にはFIBAの戦略方針に沿って各活動の概要をご説明いただきましたが、なんと3つの重点項目のうちの一つは女性活躍支援なんです(ジェンダー平等も含みます)。

バスケットボールを軸に、それぞれの国や地域の実情に合わせた問題に対応していることが分かる貴重な講演でした。

Listen to the Future 女子中高生・大学生からの質問

次は女子中高生、大学生からキャリアに関する質問を公募し、実際にスポーツに関わる仕事をしている先輩から答えていただく質問コーナーです。

今回、小学生(!)も含めた4名(高校生1名、大学生2名)の質問が採用されました。

回答者は元東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会で3x3バスケットボール種別マネージャーを務められた安田美希子さん、株式会社群馬プロバスケットボールコミッション 事業企画部広報グループでご活躍中の宮明日香さん、そしてHer Pivotプロジェクトのディレクターも務める梶川三枝さんでした。

女子学生の皆さんには、質問の前に将来の夢も聞いたのですが、「バスケを教える幼稚園の先生」「スポーツに関わりたい」「Bリーグフロント」「プロリーグをつくって途上国の発展に貢献」など、それぞれしっかりした目標を持っていました。

そして、皆さんの質問も秀逸でした!回答者も口をそろえて「その年齢でその質問を考えられることがもう素晴らしい!」と大絶賛。そのくらい、キャリアに対する情熱を持った質問ばかりでした。

女性が抱えることが多い悩みに関しても、先輩方が真摯に向き合い、誠実に回答する姿も印象的でした。

グローバルパネル

そして最後は世界のプロバスケットボールリーグで実際に働いている女性たちによるグローバルパネルです。

参加者は、ユーロリーグよりサステナビリティ&開発プロジェクトのディレクターであるアビ・マーティン氏、秋田ノーザンハピネッツ株式会社 営業企画部の千田智春さん、そしてFIBA財団でプロジェクト・アソシエイトを務めるパウリナ・フリッツさんです。

まず3名から所属する組織の事業内容やご自身の仕事に関する説明があり、その後、現在のキャリアに至った経緯や壁にぶつかった時に大切にしていることを伺いました。そして最後にスポーツビジネス界を目指す若者にメッセージを頂きました。

登壇者からの一貫したメッセージ

各セッションでのキーメッセージは、追って随時 Next Big Pivot のSNS等で発信していきますので、是非フォロー頂けたらと思います。

*Next Big Pivot 公式FBページ:こちらをクリック
*Next Big Pivot 公式ツイッター:こちらをクリック
*Next Big Pivot 公式インスタグラム:こちらをクリック

ここでは、とくに私が印象的に感じたこと、フォーラムを通じて登壇された皆さんが一貫したメッセージを発していたのが非常に興味深かったので、ぜひその内容をお伝えしたいと思います。

登壇者は年齢もバックグラウンドも、お仕事内容も異なりますが、皆さん「大切なのは恐れないでチャレンジすること。どんな些細なチャンスでも必ず自分でつかみ取ること」を話していました。

もちろん、チャンスを掴むことで一時的に凄く忙しくなったり、失敗したり、挫折することもあるかもしれません。でも、それは次に進むためのステップでしかなく、必ず経験が活きる時がやってきます。その時がきて初めて、掴んだチャンスの自分にとっての意義が明らかになるのだと思います。

そして、もう一つが、周りのサポートへの感謝です。
登壇者の皆さんのお話を聞くと、それぞれが想像できないような葛藤を抱えながら努力をしてきたのだろうことが容易に想像できました。でも、「自分が大変だった」ことより「私は多くのサポートに恵まれて本当にラッキーだった。そのことに感謝したい」と強調されていました。

このような人となりだからこそ、周りは助けようと積極的に動くのだろうし、感謝の連鎖が出来てよりよい組織、スポーツ界に発展していくのだろうなと思っています。


Her Pivot Projectの2022年の活動については、別途梶川さんより報告させていただきます。このnoteの運用方法も見直しながら、より良いものに出来ればと思っておりますので、楽しみにしていてください!




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